台所のラップ

新しい台所のラップを買った。
ラップ類ってパッケージが似ててどこのメーカーの使ってるかとかすぐ忘れる。
100円以下で売ってるやつならなんでもいいの。

しかし甘かった。
ぱりぱりっとはがして晩ごはんの残りにぴたっとつけたその瞬間

いつもよりなんかシートが分厚いしお皿にぴったり密着してる．．

そう、それは塩ビのラップだったのです！！

がーん。普段から台所用品は川に影響の少ない洗剤とか環境負荷の少ない方を選んで買ってたのに．．．

罠にはめられたわい

地雷を踏んだらサヨウナラ

今日東京ＭＸテレビで再放送してたのを最後の３０分だけたまたま見ました。
「地雷を踏んだらサヨウナラ」は１９９９年の映画です。（ネットで調べた）

カンボジアのアンコールワットに魅せられたカメラマン一ノ瀬泰造さんの話です。浅野忠信さん主演です。

当時、私は東京国際映画祭で見ました。
映画館には三輪明宏さんがきていて、金髪がふさふさで同じ空気を吸っていると思うとドキドキしたことを覚えています。

いや、そんなことはどうでもいいんだけど。

そんなに経ったのか、という感じ。
恥ずかしながら、一ノ瀬泰造さんのことは詳しくありませんが、
１９９９年に映画館で見たときには、命がけで何かができるってすごいなとか、戦争って理不尽でやだなって思った気がします。
けど今日見たら、１９９９年から２００５年まで６年間のうちに自分のなかであきらめたこととか、変わらない部分とか、変わっていく周囲とか、いろんなことがどどーっと浮かんで泣けた。

と思って調べてたら、８月２７日まで渋谷で映画＋芝居「TAIZO」を上演していたみたいです。
http://www.teamokuyama.com/taizo/index.html

でも２７日って明日じゃん。やるのおそいよー。

エクセルdeおこづかい帳

財布にレシートをたくさん入れっぱなしにしてると金運がなくなるってDr.コパが言ってた。

ということで一年ぶりにおこづかい帳をつけてみました。
いつかつけようと思って財布にたまったレシート1.5か月分を掘り出すと
札入れにはお札が一枚も入ってなかった。こりゃ大変だ。

これまではエクセルで合計を出すくらいの私のデジタルおこづかい帳を
今回は、気が向いたのでバージョンアップしてみました。

何をしたかというと、手探りのピボットテーブルを駆使して
『勘定科目別の合計表』および、『勘定科目別の月ごとの推移グラフ』を作成したのです！

それによると７月は毎年おしゃれ費がかさんでいました。
ボーナス＆バーゲンの誘惑によるものと思われます。
生活パターンが分かりすぎて怖い。

8月の通勤読書『光の帝国 常野物語』

お盆は電車が空いててラクだけどほんとはなんもしたくない。
今月はたくさん本を読んでます。それも不思議な力を持った人の話ばかり。

恩田陸『光の帝国　常野物語』
タイトルと表紙はすごーくいけてません。
はっきりいって買うのもためうくらいです。（またまたブックオフ）

「常野」は「とこの」と読みます。あとがきには遠野から取った架空の土地と書いてありました。それで民話タッチだったんだ。。。

短編でそれぞれの話がこれからという時にぷつっと終わってしまい、あとは勝手に想像してくれという感じ。
輪廻転生系の出会いと別れがややほろリとくるものの、なんだか消化不良でした。

★今回の本（５段階評価）
『光の帝国　常野物語』　恩田陸　作

所要時間　通勤４往復
読みやすさ　★★★☆☆
ツルじいさん　★★★★★

※ちなみに『読みやすさ』は、途中で飽きたなーと感じるか否かで評価しています。

8月の通勤読書 『ブランコ乗り』

あーーーーーすごいいい話でした。
泣かないけどいい話。
ドーンと感動する話ではなくて、しんしんと沁みてくる話。

いしいしんじ『ブランコ乗り』。
９月号の『ku:nel』というECO系雑誌（と私は思っている）を買ったら、載ってたんです。いしいしんじさん。
なんでも三浦半島の漁師町で暮してたのを引越して信州松本の山の中で暮しているそうで。気持ちの良さそうなたたみの和室のお仕事部屋の写真が載ってたんです。

椅子はハーマンミラーのアーロンチェアですぞ。
坂本龍一や安野モヨコと一緒ですぞ。

それで記事をよんでたら小説も読んでみたくなって、たまたまブックオフでみつけたのでした。

刺繍の表紙もとても雰囲気があってます。
内容は、小さいのに頭が良くて普通にはない力をもっている弟が毎晩ブランコの上でお姉ちゃんに聞かせるお話が大半。そのお話の一つは本当に著者が子供の時に考えたお話なんだからすごいです。子供っておもしろいですね。

★今回の本（５段階評価）
『ぶらんこ乗り』　いしいしんじ作

所要時間　通勤５往復
オススメ度　★★★★★
せつなさ　★★★★★

熱海の花火大会どーん

熱海の花火大会に行きました。

浜から見る熱海は、山とリゾートホテルが連なり、まるで写真で見る地中海のあたりの風景です。私は日本人なので地中海が熱海のようだというべきなのでしょうか。

ここの花火はすごいです。
砂浜にごろごろしながら見ることができます。
花火がドーンとあがると、山からの時差のある反響音（こだま）がズシーンと聞こえてきてすごい迫力です。

そしてカキ氷屋のお姉さんは、お願いすればオーダーメイドで小豆ミルクを作ってくれます。

緑の多いところの花火は夏を感じますね。オススメ！

８月の通勤読書『白いへび眠る島』

夏休みは、朝起きたらプールに行って昼帰ってきて、そうめん食べてから昼寝して起きたらスイカを食べて夜は花火をするような一日を送りたい。
そう思いながら毎日会社に行きます。

三浦しをん『白いへび眠る島』
CMに出てくるような田舎の風景。木造の家の広い畳の部屋からガラス戸を開け放って麦茶を飲みながら庭を眺めているような雰囲気の小説。今までそんな体験したことないのに懐かしい感じです。

読むなら夏に読むといい。
いろいろと普通には考えられないことがバタバタ起こる不思議な話だけど、それくらいあったっていいと思う。


★今回の本（５段階評価）

『白いへび眠る島』　三浦しをん　作

所要時間　通勤７往復
よみやすさ　★★★★☆
潮のにおい　★★★★☆