インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

他の歯科治療と、インプラント治療が大き

2019年12月30日 | 日記
他の歯科治療と、インプラント治療が大きく異なるのは治療に失敗した場合、再度同じ治療を行えなくなる点です。


他の義歯、つまり入れ歯やブリッジ、クラウンとは異なり人工歯根は完全にあごの骨と結合しなければならないので万一、人工物のインプラントと自分の骨が周辺組織によってなじむことなく骨の中にインプラントが埋まらなければ再手術を迫られ、はじめの手術時より、大きく骨を削る羽目になります。


それに、埋入手術の際には埋入部分周辺の神経損傷というリスクもあるのです。


入れ歯や差し歯に代わる技術として注目されているインプラント。


その手術とは、まずアゴの骨に手術用ドリルで穴を開け、そこに「インプラント体」と呼ばれる人工の歯根を埋め込んで、その上から人工歯を装着する施術です。


入れ歯などの方法と比べると、自分の歯のように自然に食べ物を噛むことができ、見た目も義歯とは分かりません。


この治療法には、歯科医は勿論のこと、インプラントのパーツを作る歯科技工士の極めて高い医療スキルが必須といえるでしょう。


そのくらい高度な技術がつぎ込まれた施術ということであり、その分高額になっているのです。


最近よく聞くようになったインプラント。


差し歯とはどう違うのか見てみましょう。


読んで字の如く、歯の中に人工歯の土台を差し込むのが差し歯です。


歯の上半分だけが無くなった場合に、残った下半分を利用して義歯を付けるものなのです。


なので、完全に歯を抜いてしまった部分には、埋め込む所がないので使えません。


では、インプラントの場合はどうでしょうか。


インプラントは、チタンでできた人工の歯根を顎の骨の中に埋め込んで、そこに義歯を被せるという手順で施術が行われます。


自由診療になるので差し歯より高いですが、歯がなくなっていても気にせず行えるのが最大の特長であるといえます。


様々な条件から、普通のインプラント治療は困難とされ、限られた優れた歯科医を探したいならば、日本だけでなく、海外の歯科医を探すことも考えるべきです。


北欧諸国はインプラント先進国といわれ、世界各国から集まった歯科医が、研修して技術を身につけています。


寿命の長い、しっかり噛める歯を望むなら、可能性を追求して、できるだけ幅広く情報収集するしかありません。


忘れてはいけないインプラントのメリットとして仮歯を入れた後、義歯だとわかることは本当に少ないという点です。


歯茎から生えているので、見た目も自分の歯に近く自然な印象を与えるのでインプラントだとカミングアウトしなければ義歯だと気づかれることもいちいち考えなくて良くなります。


費用や期間より、見た目重視の方にとってこの治療が一番ふさわしいでしょう。