インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

インプラントは無くなった歯を再生できる夢の治療ですが、

2019年12月01日 | 日記
インプラントは無くなった歯を再生できる夢の治療ですが、その処置が終わっても、その後のケアに手を抜いては意味がありません。


治療後の綺麗な状態を維持していけるかどうかは、治療後のメインテナンス次第なのです。


歯磨きにも正しい仕方があります。


歯科で指導してもらえるはずですから、毎日欠かさず行うようにしましょう。


治療技術が進歩しても、結局大事なのは自分自身でのケアなのです。


さらに、インプラントの場合、歯の神経がないので、口腔内の異常に自分で気付くことが難しくなります。


ですから、必ず歯医者さんで言われた通りの頻度で検診に通いましょう。


インプラントが固定され、義歯が不自由なく使えればインプラント治療も終わります。


それからも歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなければならず異常がなくても維持費は必要になります。


使用に問題がなくても、三ヶ月に一度のペースで歯科医のチェックや衛生士によるブラッシング指導を受けます。


この定期検診に必要なお金は保険が適用される治療がほとんどを占めるため約三千円とみれば良いでしょう。


標準的には、一年に1万円から2万円程度の維持費を見込んでおいてください。


もし、インプラント治療前に歯科や口腔外科のの既往症があればインプラントの土台となるあごの骨に問題がないか調べてください。


とりわけ、歯周病や顎関節症がある場合、治療を始める前にその治療を優先し、完治してからインプラント埋入に取りかかることを忘れないでください。


美容整形で、骨を削ってあごのラインを変えた方にもリスクを背負っています。


もちろん、こうした既往症があるだけで治療不可と決めつけることはできないので不安がなくなるよう歯科医に相談してください。


入れ歯の装着に違和感があるという方、もしくは入れ歯の見た目を気にする方にも適用されるのがインプラント治療です。


インプラント体と呼ばれる人工歯根の埋入手術をして、そこへ人工歯をつける治療で、入れ歯に比べれば費用はかかりますが入れ歯よりも周りにわかりにくく、噛んだ感じも自分の歯に近くなります。


あくまでも見た目、もしくは使った感じを重視する方には最適です。


年々進化を続けるインプラントの技術。


近頃では、インプラントの専門医も登場し、失敗例は少なくなりましたが、それでも完全にゼロにはならないのが残念なところです。


義歯と人工歯根を繋いでいるネジ部分が緩んできたりして、噛んでいるとグラグラしてしまうというケースも稀に報告されています。


そのようなトラブルの多くは、歯医者さんの経験不足の影響が多分にあります。


高い技量を持つ歯科医院を、ネットの口コミなども利用して選びましょう。