インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

他の歯科治療と、インプラント治療が大きく異なるのは失

2022年07月24日 | 日記
他の歯科治療と、インプラント治療が大きく異なるのは失敗したとき、やり直しはほとんどあり得ないという点です。


自分の歯にかぶせるクラウンやブリッジと異なりあごの骨にインプラントを定着させるのでインプラントと骨の間に自前の組織が形成されず、骨の中にインプラントが埋まらなければ同じ穴に再びインプラントを埋入することができず、再手術して、はじめの手術時より、大きく骨を削る羽目になります。


また、あごの骨を掘ってインプラントを埋入するため、埋入部分の周りで、神経を損傷するリスクは避けられません。


皆さんがインプラント治療に取りかかる前、治療費の高さは重要な問題ですね。


この治療の費用は地域や、歯科医によって差があると考えるべきです。


何しろ、ほとんどが自由診療なので、歯科医院の裁量で、治療費を決められるのです。


それでも、どの歯科医院でも同じような材料や薬剤を使っているので、相場がだいたい決まってきます。


インプラントが欠損歯一本分とすれば、30万円ないしは50万円くらいというのが相場です。


インプラントは他の歯に影響ないといわれますが、手術直後、自分の歯がうずく反応もよくあります。


これは、人工物を埋め込んで付近の歯の神経も刺激を受け、反応したためでインプラントがなじんでくるのと同時に、落ち着いてくることがほとんどなので、気にしないでください。


しかし、原因が他にあることも考えられるので、治療中に異変を感じたら速やかに歯科医の診断を受けることを忘れないでください。


成功すれば満足感が大きいインプラント治療ですが、マイナスの部分も理解しておきましょう。


第一に、費用は他の歯科治療より高額です。


高額のケースでは、数十万円必要になることもあり得ます。


それから、治療が失敗すると、場合によっては障害が残るような健康被害も起こりうるリスクも背負っています。


本当に深刻な例では、患者の死亡例も実際にあります。


現在ではインプラント治療も一般化してきましたが、インプラントを使い始めてから、前はしなかった口臭がするようになったということも歯科医院ではよくきかれます。


これでは折角のインプラントが台無しです。


理由としては、歯肉とインプラントのパーツの隙間などに歯磨きで磨ききれない食べかすが残っていることもありますし、天然の歯における歯周病と同様、インプラント周囲炎という炎症になっている場合もあり、単なる口臭と侮れません。


自分もそうかも、と思った方は、一刻も早く、インプラント治療を行った病院に行くべきでしょう。