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国立競技場

2023-03-01 16:45:51 | 日記
国立競技場 
 久しぶりに、神宮から国立競技場のそばを通ってみた。競技場に沿うように小川が流れていたり、1回目の東京オリンピックのエンブレムや優勝者の名前が、壁に刻まれていた。
現在の国立競技場の前身は「明治神宮外苑競技場」で、日本で初めて、東洋一の本格的陸上競技場として、青山練兵場跡地に建設された。神宮競技場は、大正8(1919)年12月に工事が着工、その後、物価の高騰や関東大震災の被災者の収容施設などで工事が中断され、大正13(1924)年3月に工事が再開され、同年10月に完成した。神宮競技場は、陸上競技のみならず、第2次世界大戦中に学徒出陣の壮行会が行われ、敗戦後は連合軍に接収された暗い時代もあった。
敗戦から数年後、日本は、オリンピック招致の声明を出します。そのための国際的なアピールとして、昭和33(1958)年、「第3回アジア競技大会」を東京で開催しまし、そのメイン会場として使われたのが国立競技場です。
 初回の東京オリンピックを2年後に控えた昭和37(1962)年3月、競技場の拡張工事が開始され、主な内容は、収容人員増のためのバックスタンドの増設、聖火台のバックスタンド中央への移設、グラウンド地下道の新設、電光掲示盤や夜間照明設備の改修などでした。そして、昭和39(1964)年10月10日から24日までの15日間、94か国・5,558名が参加した「第18回オリンピック競技大会・東京大会」が盛大に開催された。
 新しい国立競技場は2016年12月に着工し、2019年11月30日に完成した。2019年12月21日には「国立競技場オープニングイベント~HELLO, OUR STADIUM~」を開催し、翌年1月には「天皇杯JFA 第99回全日本サッカー選手権大会」や「第56回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 決勝」を開催し、2021年には東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のメイン会場として使用され、開・閉会式と陸上競技が行われました。










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