作詞・作曲・唄:藤岡藤巻
アルバム「藤岡藤巻I(DVD付) 」に収録
レーベル: SME Records
藤岡藤巻氏といえば、言わずとしれたあの日本中を席捲しまくった
♪ポ~ニョポニョポニョ
の歌で一躍有名になった方。
僕も、不見識ながらそこで初めて氏を知った。
まあポニョで知った時には、なんだかオジサンと大橋のぞみちゃんの
コラボの面白さを狙ったのかなあくらいにしか思わなかった。
そこで、そのまま氏の唄を聴くことも無かったのだけれど…。
氏との再びの邂逅をもたらしてくれたものは、Mixi Radioの
「久石譲のアーティストラジオ」。
数年前の「サントリー 一万人の第九」で。
ゲストに久石譲氏が招かれた時に。
彼のオリジナル曲「Orbis」を合唱したことがあった。
著作権の関係からだろう。
その後に販売されたDVDにもこの曲は収録されていなかったので、
もう聞けることは無いのでは、と思っていたら。
マイミク・もっちゃんビアホップさんの聞いている曲の中に、
「Orbis」のタイトルが流れているのを、ある日発見。
吃驚して放送ジャンルを見ると、「久石譲のアーティストラジオ」で
流れていたことを確認。
それから、ちょくちょくとこのジャンルを聞き流していた。
悲しいかな、未だ「Orbis」には巡り合えないけれど。ね。
土曜の午前。
窓からこぼれるのは、昨日の雨とは打って変わった陽光。
まだ夏の残滓を微かに残しながらも、随分と柔らかくなったその日差しは、
心地良い一日を約束してくれるかのようだ。
そんな時間の中。
僕は、本ブログの別ネタを書き込み中だった。
PCのスピーカーからは、低く静かに「久石譲アーティスト・ラジオ」
からのインストゥルメンタルが、室内を満たしていた。
そんな折。
不意に耳をついた、おっさんの低い声。
更に、このフレーズ。
♪人生は河なんかじゃない。沼だ。
思わずタブを切り替えて、Mixi Radioの画面を見ると。
そこには、歌手名として藤岡藤巻氏の名前がテロップされていた次第である。
思わずクリックする手に力が入った刹那。
誤ってタブを閉じてしまい、当然曲も途中で終わり。
慌てて、もう一度選曲し直したんだけれど、もう別の曲が流れていた。
何とかもう一度聞きたくて少しネットを検索すると、出てきたのがこのPV。
息子よ
※ 歌詞は、こちら(Goo音楽)を参照のこと。
う~ん。
かつて、客先へ通うのに、散々通った新橋駅前広場が懐かしい。
TVのオヤジインタビューのメッカとしても知られるこの地は、金曜の夜
ともなると、このPVにあるように酔っ払いの波が現れる。
案件が成功した、打ち上げ酒。
しでかした失敗を、自分の中で静かに噛み締める涙酒。
久しぶりの仲間との、和気藹々酒。
ただ、なんとなく飲みたいよという時の軽く30分酒。
#昔の職場に、その言葉を必ず枕詞に酒に誘ってくれる先輩がいた。
30分で終わった例(ためし)が無いのは、言うまでも無い(笑)
皆。
色んな想いを抱えて。
色んな酒の海を、泳いでいく。
中には、このPVにあるように、そこここで座礁している人も。
それでも。
オジサン達も皆。
頑張って、その日その日を生き抜いているんだよ。
そんなオヤジの心にひっそりと、でもぴったりと寄り添ってくれる。
そんな、唄だった。
「息子よ」
いい、唄です。
(この稿、了)
アルバム「藤岡藤巻I(DVD付) 」に収録
レーベル: SME Records
藤岡藤巻氏といえば、言わずとしれたあの日本中を席捲しまくった
♪ポ~ニョポニョポニョ
の歌で一躍有名になった方。
僕も、不見識ながらそこで初めて氏を知った。
まあポニョで知った時には、なんだかオジサンと大橋のぞみちゃんの
コラボの面白さを狙ったのかなあくらいにしか思わなかった。
そこで、そのまま氏の唄を聴くことも無かったのだけれど…。
氏との再びの邂逅をもたらしてくれたものは、Mixi Radioの
「久石譲のアーティストラジオ」。
数年前の「サントリー 一万人の第九」で。
ゲストに久石譲氏が招かれた時に。
彼のオリジナル曲「Orbis」を合唱したことがあった。
著作権の関係からだろう。
その後に販売されたDVDにもこの曲は収録されていなかったので、
もう聞けることは無いのでは、と思っていたら。
マイミク・もっちゃんビアホップさんの聞いている曲の中に、
「Orbis」のタイトルが流れているのを、ある日発見。
吃驚して放送ジャンルを見ると、「久石譲のアーティストラジオ」で
流れていたことを確認。
それから、ちょくちょくとこのジャンルを聞き流していた。
悲しいかな、未だ「Orbis」には巡り合えないけれど。ね。
土曜の午前。
窓からこぼれるのは、昨日の雨とは打って変わった陽光。
まだ夏の残滓を微かに残しながらも、随分と柔らかくなったその日差しは、
心地良い一日を約束してくれるかのようだ。
そんな時間の中。
僕は、本ブログの別ネタを書き込み中だった。
PCのスピーカーからは、低く静かに「久石譲アーティスト・ラジオ」
からのインストゥルメンタルが、室内を満たしていた。
そんな折。
不意に耳をついた、おっさんの低い声。
更に、このフレーズ。
♪人生は河なんかじゃない。沼だ。
思わずタブを切り替えて、Mixi Radioの画面を見ると。
そこには、歌手名として藤岡藤巻氏の名前がテロップされていた次第である。
思わずクリックする手に力が入った刹那。
誤ってタブを閉じてしまい、当然曲も途中で終わり。
慌てて、もう一度選曲し直したんだけれど、もう別の曲が流れていた。
何とかもう一度聞きたくて少しネットを検索すると、出てきたのがこのPV。
息子よ
※ 歌詞は、こちら(Goo音楽)を参照のこと。
う~ん。
かつて、客先へ通うのに、散々通った新橋駅前広場が懐かしい。
TVのオヤジインタビューのメッカとしても知られるこの地は、金曜の夜
ともなると、このPVにあるように酔っ払いの波が現れる。
案件が成功した、打ち上げ酒。
しでかした失敗を、自分の中で静かに噛み締める涙酒。
久しぶりの仲間との、和気藹々酒。
ただ、なんとなく飲みたいよという時の軽く30分酒。
#昔の職場に、その言葉を必ず枕詞に酒に誘ってくれる先輩がいた。
30分で終わった例(ためし)が無いのは、言うまでも無い(笑)
皆。
色んな想いを抱えて。
色んな酒の海を、泳いでいく。
中には、このPVにあるように、そこここで座礁している人も。
それでも。
オジサン達も皆。
頑張って、その日その日を生き抜いているんだよ。
そんなオヤジの心にひっそりと、でもぴったりと寄り添ってくれる。
そんな、唄だった。
「息子よ」
いい、唄です。
(この稿、了)
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