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活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

復活の日

2009-05-01 00:50:47 | 映像の海
著者:小松左京 ハルキ文庫刊 ¥ 861 1998/01初版 (但し、オリジナルは1964年刊行) やはり、本書を取り上げるならば、今しかないだろう。 そう。 WHO(世界保健機関)が、新型インフルエンザの警戒水準を 史上初の「5」に引き上げた、この時である。 その本の名は…。 「復活の日」。 初読は、はるか高校生の頃に遡る。 平井和正系の人類駄目小説のラインにどっぷ . . . 本文を読む
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HAYABUSA~BACK~TO THE EARTH

2009-03-29 04:41:22 | 映像の海
【探査機はやぶさ】『全天周映像 HAYABUSA~BACK~TO THE EARTH』PV 今日(正確には昨日だが)、大阪市立科学館へ  <HYABUSA ~Back to the earth> の試写を観にいってきた。 先日、滑り込みで申し込んだが、運よく抽選に当選。 今日の試写会へのご招待となった次第。 大阪市立科学館は、新しくなってからは初めての訪問。 (って、もう何年前からあ . . . 本文を読む
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蘇える金狼 ~角川映画版(その1)

2008-11-25 00:33:55 | 映像の海
先日、あのバイクトラブルの翌日。 余裕を持って少し早めに家に帰ったこともあり、ぽっかり時間が出来たので、 日課の勉強とどちらを取るか少し逡巡した挙句に、自分の中のテンションに 身を委ねて「蘇える金狼」を観てしまった…。 久しぶりに観返してみて、思ったこと。 この朝倉哲也(本編の主人公です)は、しみじみと村川透と松田優作の ものなんだなあ。 村川は、映像という武器を手に印象的なシーンを次々に . . . 本文を読む
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蘇える金狼  ~角川映画版(プロローグ編)

2008-11-16 21:09:59 | 映像の海
真行寺君枝の名前を、久しぶりに見た。 ネットニュースで、著書を出したことについて触れられていたものだが、 僕の預り知らないところで(当たり前か)、離婚~自己破産と、 なかなかに大変な人生を歩んでいたようだ。 真行寺君枝が特に好き!という訳ではない。 ないが、昔所属していたダイビングショップにて、発行していた機関紙の スタッフ紹介コーナーに載せるので、好きな芸能人を書け!と言われて、 名前に惹か . . . 本文を読む
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崖の上のポニョ(後編)その2

2008-08-18 17:10:57 | 映像の海
宮崎駿監督 スタジオジブリ作品 2008 東宝系 (前述したように、本コラムはネタバレ注意!です) そして、宗介である。 上述したとおり、宗介にはポニョが人間になれるかどうかの天秤としての 大きな役割が割り振られる。 宗介がポニョを受け入れられなければ、ポニョは泡沫となって消えてしまう のだから。 が、ポニョの父フジモトの苦悩が滑稽なほど、このことは全く問題としては 観る者に認知 . . . 本文を読む
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崖の上のポニョ(後編)その1

2008-08-17 10:41:25 | 映像の海
宮崎駿監督 スタジオジブリ作品 2008 東宝系 (前述したように、本コラムはネタバレ注意!です) ここから僕の混迷が、更に始まる。 ポニョが魔法で人間化して宗介のところにいったことを知った父フジモトは、 (彼は元人間で、人間に嫌気が差した挙句、どうにかして海に生きる仙人の  ような存在になった、という設定のようである。  彼の妻(=ポニョの母親。グランマンマーレという、凄い名前らし . . . 本文を読む
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崖の上のポニョ(中編)

2008-08-16 15:19:45 | 映像の海
宮崎駿監督 スタジオジブリ作品 2008 東宝系 (前述したように、本コラムはネタバレ注意!です) 僕が、この作品に感じた違和感の理由。 それは…。 登場人物の行動に、今一思い入れが出来ないのである。 例えば、ポニョ。 彼女は、深海の家からふらりと散歩に出た海辺で、人間の男の子(宗介)と 出会う。 ひょんなことから、ガラス瓶に首を突っ込んで抜き差しならなくなっていた ポニョを宗介が救 . . . 本文を読む
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崖の上のポニョ(上編)

2008-08-15 18:44:47 | 映像の海
宮崎駿監督 スタジオジブリ作品 2008 東宝系 ♪ポ~ニョポニョポニョさかなのこっ! あおいうみからっ、やぁってきた~ この軽快なフレーズが、妙に耳について離れない(笑)。 そのメロディに導かれるように、東宝グループの毎月14日は映画千円デーを 利用して、観にいくことに。 思えば、映画館で映画を観るなんて、何時以来だろう? 最後に観たのは…、あ、「千と千尋の神隠し」だったりする(笑)。 . . . 本文を読む
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