今日のNHK「ダーウィンが来た」は、イタリアの洞窟の町マテーラで絶滅種である「ヒ
メチョウゲンボウ(ハヤブサの一種)」が、町の人たちに守られて増えてきているとい
う話だった。
「ダーウィンが来た」は、いつも見ているが、その撮影場面が素晴らしく「よく撮ったも
のだ!」と感心する場面が多い。
今日は違ったことで感心したことがある。
それは、「古い町に住んでいる人たちは、性格が優しく穏やかである」ということ
だ。
「鳥の糞などで迷惑がかかる」と住民が言ってしまえば、繁殖はないと思う。
「ヒメチョウゲンボウ」の繁殖を見守って、共存しているいるということは絶滅種を増
やしたいという気持ちだけではないのだ。人間も鳥も同じように共存関係にあるとい
うことがわかっているのだと思う。
長い間古い町に住んでいたから「穏やか」な気持ちになっているのだ。
その証拠に、猫やハトとも共存しているのだ。
違う番組で、ドイツの古城街道の一つである、「バードヴィングフェン」という町の人た
ちの町を愛する考え方や顔付きが実に穏やかであった。
古い町の人々の心を穏やかにするのだろうか?
逆にいえば、人の心が優しく穏やかだから伝統を守り古いものを大切にしてきたの
だと思う。 (以下の写真はNHKのホームページから)
イタリア「マテーラの町」
絶滅種の「ヒメチョウゲンボウ」が町の人々に
守られて増えてきている。
猫が「ヒメチョウゲンボウ」を狙っている
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます