猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

認知症にならないために

2011年03月09日 | Weblog

今日の「ためしてガッテン」で認知症の改善事例を取り上げていた。

奥さんが認知症になり、介護拒否になってしまった80歳代のご夫婦の改善事例だった。

認知症になっても、「感情」は残っていて覚えているので、いやなことが重なると介護拒否になるということだ。

このご夫婦はセンター方式という方式を続けたら短期間で改善できたという。

この方式は「介護する人」が「される人」の言動を記録して、

「介護する人」が相手の気持ちに「気づく」、ことが改善の基本であるようだ。

介護する人が「自分の意見」を通そうとしないで、相手の言動から相手の気持ちを察して

「介護を拒否」されないように改善してゆくのだそうだ。

考えてみると、このことは人間の理想な姿でもあるのだ。

誰でも ついつい自分のの意見を通そうとするようだ。

相手の気持ちを「察する」、そして「気づく」ことはなかなか難しい。

しかし、早くこれに気づいて実行している人は、偉いとおもう。

親や連れ添いが認知症になり、初めて「自分の生き方に気づく」ということだろうか?


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