今日の「ためしてガッテン」で認知症の改善事例を取り上げていた。
奥さんが認知症になり、介護拒否になってしまった80歳代のご夫婦の改善事例だった。
認知症になっても、「感情」は残っていて覚えているので、いやなことが重なると介護拒否になるということだ。
このご夫婦はセンター方式という方式を続けたら短期間で改善できたという。
この方式は「介護する人」が「される人」の言動を記録して、
「介護する人」が相手の気持ちに「気づく」、ことが改善の基本であるようだ。
介護する人が「自分の意見」を通そうとしないで、相手の言動から相手の気持ちを察して
「介護を拒否」されないように改善してゆくのだそうだ。
考えてみると、このことは人間の理想な姿でもあるのだ。
誰でも ついつい自分のの意見を通そうとするようだ。
相手の気持ちを「察する」、そして「気づく」ことはなかなか難しい。
しかし、早くこれに気づいて実行している人は、偉いとおもう。
親や連れ添いが認知症になり、初めて「自分の生き方に気づく」ということだろうか?
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