猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

ようやく政治の監視役となってきた国民

2007年03月14日 | Weblog
日本の社会の流れが大きく変わってきている。

談合による税金の無駄使い、議員の政務調査費使い放題への怒り、地方議員選挙の厳しい判定などの現象は、国民の見張り役としての目が飛躍的に肥えてきたためだ。

今日もテレビを見ていたら、渡邊行政改革大臣が「天下りストップ案」を出したら、自民党内部そして官僚達から猛反対を受けている、というニュースが報道されていた。
国民の目から見たら、特定の官僚達が天下りで、何回も(国民の税金から出ている)何千万円時には何億の退職金をもらっていることを思うと、どうしても許されるものではない。
例えば、そういうことが直ちに国民の声となって、選挙に反映されるようになって来た。

ここに来て、ようやく国民が政治の監視役となって機能しだしているのではないだろうか?
最初に国民を動かしたのは、小泉前首相だ。
そして、機会を待っていた検察庁や公正取引委員会が動き出したということだと思う。
一方マスコミは、この新しい流れをいち早く察知して、みのもんたさんが「ほっとけない」と徹底的に追求したりして、国民の関心度を引き上げていった。

そういう意味では小泉前首相の功績は歴史的に見ても大きいと思う。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿