
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●広辞苑中心に国語辞典掲載熟語などの整理ノートをひととおり復習完了・・・ここしばらく広辞苑など国語辞典の復習をしていないかったので新鮮だった・・・それほど忘れていなかったので良かった・・・漢検2ベースで広辞苑掲載熟語なども加味した「語選択問題」や「類義語問題」なども整理中・・・昨日、整理完了。問題化作業開始・・・
●広辞苑はじめ国語辞典に掲載されていた慣用句的な表現について案内しています・・・全5回・全50個のつもりだったが・・・➪延長。あと数回、90個弱の予定。
●文章題などの書き問題対策の一助となれば幸い・・・問題形式ではありません・・・
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(頻繁に既出させていると思われる、「銷遣・消遣の具」「済勝の具」などは省略している・・・尤も、これらはこういう表現では掲載されていなかったけど・・・。また、「天賦の才」など人口に膾炙している語句は省略している・・・だから、すべてを網羅しているわけではありませんので念の為・・・)
31.井臼(せいきゅう)の力(つとめ) :料理など台所仕事を手ずからすること。
32.疎音(そいん)をわびる *疎音:久しく便りをしないこと。無沙汰。
33.霜下(そうか)の傑(けつ) :菊の異称。(陶淵明の詩から)
34.大白(たいはく)を傾ける *大白:大きな杯。大盃。
35.知死期(ちしご)の道行(みちゆき) :死を目的とする道行。
*知死期:陰陽道で、月の出入りと潮の干満の時刻から予知される、人の死ぬ時刻。死期(しき *「しご」とも)。しにぎわ。
36.東道(とうどう)の主(しゅ)
*(左伝)(鄭が晋と秦とに挟撃されたとき、鄭の使者が秦の王に、鄭を滅ぼすより、秦が東方へ行く際にもてなす主人として存続させる方が得だと説得した故事から)主人となって来客の世話や案内をする人。東道の主人。 *東道:①東方の道。②「東道の主」の略。
37.能化(のうけ)付く:能化(のうけ):能化らしくふるまう。つまらぬ者が自慢顔に奔走する。
*能化:①一切衆生を教化するもの、すなわち仏・菩薩 ⇔所化 ②一宗派の長老または学頭。化主。
38.発祥(はっしょう)の地:発祥(はっしょう)
①天命を受けて、天子となる吉兆を現すこと ②帝王またはその祖先の出生 ③転じて、物事の起り出ること 「発祥の地」
*発祥地(はっしょうち):物事のはじめて起った土地。
39.不香(ふきょう)の花:(匂いのしない花の意)雪の異称。
40.瓶水(びょうすい)を写す :
*瓶水:瓶に入っている水。また、それを仏教の奥義にたとえ、師から伝え受けることを表すのに用いる。「瓶水を写すごとく、法文をならひ伝へ給ひて」(宇治拾遺)
(注)既出記事・・・瓶水(ヘイスイ)の故事と「瓶水(びょうすい)を移す」を混同しないように・・・なお、「写す」と「移す」は、広辞苑・大辞林の語をそのまま転記しています。
「瓶水(ヘイスイ)の凍るを見て、天下の寒(カン)を知る」
*部分的な事柄から全般的な事柄を察知することのたとえ。
(注)デジタル大辞泉なんかだと、「瓶水 ビョウスイ」という読みがあって、(仏教語だと思うが) 瓶水(びょうすい):瓶の水。瓶を師にたとえ、水を仏法の奥義にたとえる。
「瓶水(びょうすい)を移す」:かめにたたえた水を一滴もこぼさずに移すように、師の教えを誤りなく弟子に伝える。・・・ というのがあります。
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