漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

<29-3向け> 漢検1級 模擬試験問題 その1

2017年12月02日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●今回も5回ぐらいを予定していますが、レベル的にどうでしょか? 今までの模試よりも易化させているつもりですが、漢検29-2本番と同程度か、少しく易しいレベルかと想定しています・・・(その1)に関してはですけど・・・
●第2回以降も早めに開示していきたいと考えておりますが、感想・コメント次第で考えていくところもありますので、積極的なチャレンジをお願いします。
●なお、時間制限はあまり意識せず、まだそれほどの自信のない方は練習・研鑽のつもりでじっくり取り組まれたらどうかと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<29-3向け 漢検1級 模擬試験問題 その1>

(一)次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30
1.竹簡研究の匯報を発行する  
2.渓流に蛙蛤が鳴いている 
3.細流に蜻蛉の水蠆がいる 
4.古代篆書の一つに鳥籒がある 
5.鳧葵は茆の異称だ 
6.以て丕祉を介す  
7.芸薹から菜種油をとる 
8.幾つかの礬土の塊がある 
9.筆覘に筆先をつける 
10.山色空濛にして已に斂昏なり 
11.淡水に魴鱧が棲息している 
12.馬藺は捩菖蒲(ねじあやめ)の別称である 
13.魚のひれすじのことを鰭条という 
14.芝居小屋の柝声が聞こえる  
15.奚琴は胡琴の源流といわれる 
16.纈草とは鹿の子草の異名である  
17.インドでは仏塔の周りを結界している欄楯がみられる
18.君主から臣下への誓誥の言葉が発せられた  
19.縄文時代の石匕が出土した 
20.羇旅するに儔儻なし 
21.駁毛の馬がいる  
22.笠のに雪は降りそそぐ 
23.芥生から異臭がする  
24.もくめの美しい綾槻
25.人の仲を言いく   
26.百篝とは稲妻の異称である   
27.人の事を悪し様にいうのような奴だ 
28.い騒ぎに巻き込まれた 
29.そろそろ大晦だ 
30.魚肉をしおからにした魚醬を食す

(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。19、20は国字で答えること。(40)2×20
1.唐胡麻の種子をヒマシという 
2.蕗のトウの天麩羅を食す  
3.百骸キュウキョウの中に物有り
4.キュウゼンとして旗下に集まる 
5.樹齢五百年の大樹をヨリシロとして祭る。 
6.静かだったのにヤニに怒り出した 
7.結婚式なのにケナリで来た  
8.ロウコとして抜きがたい決意を示す  
9.大きな古墳のそばにバイチョウがある 
10.金属をロウ付けしてくっつける
11.正倉院御物のバクリョウは有名だ  
12.創業以来二百年続くロウホだ  
13.ロウホの中から人材を発掘する 
14.カレツな戦闘だった   
15.二人の友情にカレツが生じた 
16.分野別のイホウを集める
17.古代のイホウは、身分によってその色が定められていた
18.故人のイホウを偲ぶ  
(国字)
19.コノシロの鮨を食べる  
20.ハバキで鐔元を締める  

(三)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.閉口すること。降参すること。
2.おごりたかぶって分に過ぎること。
3.夜半を過ぎるころ。夜ふけ。
4.才知の鋭さを表さないこと。
5.字句の不要な部分をけずり、不足の部分を補うこと。

<語群>
(ぞうほう、さんしゅう、へんさん、きょういつ、すいだつ、もんじん、らんせき、しんげん )

(四)次の問1と問2の四字熟語について答えよ。 (30)   
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
( 1 )矩歩 ( 2 )邪侈 ( 3 )離合  ( 4 )丹漆 ( 5 )跋扈
春和( 6 ) 箪食( 7 ) 談天( 8 ) 渾金( 9 ) 白首( 10 )

<語群>
( はくぎょく、ゆうあく、ひかん、ちょうりょう、こしょう、ほうへき、ほうりょう、けいめい、きゅうけい、りょうき )

問2 次の1~5の解説・意味にあてはまる四字熟語を後の四字熟語群から選び、その傍線部分だけの読みをひらがなで記せ。(10)2×5
1.人格を完成した完璧な悟りの境地をいう
2.広く恩恵を施し、民衆を苦しみから救うこと
3.貧困の中で勉学に励むこと。
4.互いに遠く離れて会う機会がないこと。
5.厳しい暑さのたとえ
<四字熟語群>
( 軟紅塵中 断薺画粥  流金鑠石 哀毀骨立 博施済衆  参商之隔 円頓止観  経世済民 )

(五)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.御饌 2.白楊 3.山女 4.樹懶 5.愛蘭
6.山芹菜 7.九面芋 8.紫金牛 9.三毬杖 10.胡銅器 

(六)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10
ア.1.馮河 ― 2.馮る  
イ.3.驕嘶 ― 4.驕ん  
ウ.5.饋詒 ― 6.饋る  
エ.7.説懌 ― 8.懌ぶ 
オ.9.撥乱 ― 10.撥める 

(七)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
1.仕官 2.斜陽 3.出廬 4.歉歳  5.前略
6.風葬 7.飛檐 8.怒濤 9.寂寞 10.迅瀬

<語群>
( らくさく、ふせん、らくさい、ほんたん、へいきょ、がいろう、かいじゅ、ばくそう、しんき、しゅんう )

(八)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.スウカン甘きを加えず 
2.を破りて円と為す  。
3.ラッシも無い   
4.大山はレキセキを譲らず、江海は小流を辞せず。
5.コンリョウの袖に隠れる 
6.イッチンの黄粱  
7.虎 グウを負う  
8.ソンシを羊となす 
9.クビキを争う 
10.ギョクシ底無きが如し  

(九)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10
(A)「・・・青酸は毒のもっともア.劇しきものにして、舌に触ふるれば、即時にイ.斃る。その間に時なし。モルヒネ、1.ヒセキは少しく2.カンにして、死にいたるまで少しく時間あり。大黄(だいおう)の下剤の如きは、二、三時間以上を経過するに非ざれば腸に感応することなし。薬剤の性質、相異なるを知るべし。また、草木に施す肥料の如き、これに感ずるおのおの3.キュウカンの別あり。野菜の類は肥料を受けて三日、すなわち青々の色に変ずといえども、樹木は寒中これに施してその効験は翌年の春夏に見るべきのみ。
 いま人心は草木の如く、教育は肥料の如し。この人心に教育を施して、その効験三日に見るべきか。いわく、否なり。三冬の育教、来年の春夏に功を奏するか。いわく、否なり。少年を率いて学に就かしめ、習字・素読よりようやく高きに登り、やや事物の理を解して心事の方向を定むるにいたるまでは、速くして五年、尋常にして七年を要すべし。これを草木の肥料にウ.譬うれば、感応のもっとも遅々たるものというべし。
・・・
 また、戦国の世にはすべて武人多くして、出家の僧侶にいたるまでも4.カンカを事としたるは、叡山・三井寺等の古史に徴して知るべし。社会の公議輿論、すなわち一世の気風は、よく仏門慈善の智識をして、殺人戦闘の悪業をなさしめたるものなり。右はいずれも、人生の智徳を発達せしめ退歩せしめ、また変化せしむるの原因にして、その力はかえって学校の教育に勝るものなり。学育もとより軽々看過すべからずといえども、古今の教育家がエ.漫りに多を予期して、あるいは人の子を学校に入れてこれを育すれば、自由自在に期するところの人物を陶冶し出だすべしと思うが如きは、妄想のはなはなだしきものにして、その妄漫なるは、空気・太陽・土壌の如何を問わず、ただ肥料の一品に依頼して草木の長茂を期するに等しきのみ。
 5.リゲンにいわく、「門前の小僧習わぬ経を読む」と。けだし寺院のかたわらに遊戯する小童輩は、自然に仏法に慣れてその臭気を帯ぶるとの義ならん。すなわち仏の気風に制しらるるものなり。仏の風にあたれば仏に化し、儒の風にあたれば儒に化す。周囲の空気に感じて一般の公議輿論に化せらるるの勢は、これを留めんとしてオ.駐むべからず。いかなる独主独行の士人といえども、この間にひとりするを得ざるは、伝染病の地方にいて、ひとりこれを免かるるの術なきが如し。独立の品行、まことにカ.嘉すべしといえども、おのずからその限りあるものにして、限界を超えて独立せんとするも、人間生々の中にありて決して行わるべきことに非ず。(「徳育如何(福沢諭吉)」

(B)「・・・けだしこの問題たるやベルリンの権謀政治家は6.キカ失うべからずとしてこれを注目し、ロンドンの哲学者は社会学の材料を発見せんと欲してこれを推究し、ニューイングランドの宗教家はわが東洋異教国中にキリスト教の伝播せんことを思うてこれを思慮し、自由をもってアングロサクソン人の特有物となすの学者は、自由の恩恵は蒙古人種にもなお及ぶことを得るや否やと疑惑し、黄人種の朋友をもって任ずる義侠の白人は日本の将来ははたして独立国たるを得るや否やと掛念し、あるいはわが邦在野の政治家は将来を思うてキ.一穂の寒燈、沈思黙坐するものもあらん。あるいは修業のほか余事なく学窓に7.コツザする青年の書生もその机上に微睡を催すときには、忽然としてわが邦の将来を夢みることもあらん。あるいはみずからク.村閭の政治家をもって任じ、威権戸長を凌ぐの8.キョウシンも、その傍輩と炉辺に9.キョザするときには、あまりに現今わが邦変化の不思議に驚き、将来はいかがあらんと相談ずることもあらん。あるいはまた密室にケ.跪き四辺人なきのときにおいて、ひそかにわが邦将来のことをば積誠を凝らして上帝に祈る熱心なるキリスト教徒もあらん。あるいはわが邦の将来を思い、これを思いこれを想うて禁ずるあたわず、コ.万籟寂々天地眠るの10.シンショウにひとり慷慨の熱涙をふるうの愛国者もあらん。(「将来の日本・徳富蘇峰『将来の日本』序 田口卯吉 識」
👍👍👍 🐔 👍👍👍

<29-3向け 漢検1級 模擬試験問題 その1 標準解答>
(一)
1.かいほう:集報 2.あこう:かじかがえるの類 3.すいたい:やごのこと 4.ちょうちゅう 5.ふき 6.ひし:大きな幸い 7.うんたい・うんだい *アブラナのこと 8.ばんど *酸化アルミニウムのこと。アルミナ。 9.ひってん:水の入った器具。 10.れんこん:黄昏のこと 11.ほうれい:*おしきうお 12.ばりん 13.きじょう 14.たくせい:拍子木の音。 15.けいきん 16.けっそう 17.らんじゅん 18.せいこう 19.せきひ 20.ちゅうとう:なかま。ともがら。
21.ぶちげ (広辞苑)「斑毛・駁毛(ぶちげ)」。 22.ひさし:(漢検2:笠檐(リュウエン)・・・かさのひさし) 23.あくたふ *芥を捨てておく所。ごみため。 24.あやつき 25.放(さ)く:悪口を言って人の仲をさく。 26.ももかがり 27.はいたか・はしたか 28.えら(い) *他に、「豪い寒いな」「人が豪く集まった」等。 29.おおつごもり *「大晦日」が“おおみそか”。大髻(おおたぶさ)の類か・・・。 30.うおびしお 
(二)
1.蓖麻子 2.薹 3.九竅 4.翕然 5.依代・憑代 6.矢庭 *広辞苑では「矢場(やにわ)に」も掲載あり。 7.褻形 :ふだんの服装。平服。 8.牢乎(:かたく、しっかりとして動かない) ✖牢固(:しっかりとして丈夫なこと。「牢固とした城砦・・・」)
「牢乎たる個性を鍛え上げて」〈漱石・吾輩は猫である〉
デジタル大辞泉 牢固:がっしりしていて崩れないさま。「牢固たる建築 
9.陪塚・陪冢 10.鑞 (漢検2)▲鑞接ロウセツ:金属を、はんだなどでくっつけること。鑞付け。 11.曝涼 12.老舗・老鋪 13.壟畝・隴畝 14.苛烈 15.罅裂 16.彙報 17.位袍 18.遺芳 19.鮗 20.鎺
(三)
1.(漢検2)問訊(モンジン):①問いただすこと。類)訊問 ②閉口すること。降参すること。
2.驕溢(キョウイツ)・・・漢検2下つきのみ・・・(「▲驕▲佚・▲驕逸キョウイツ:自分はすぐれていると威張って、勝手気ままに振る舞うこと。「―に流れる」」と間違いやすい!)
驕溢:おごりたかぶって分に過ぎること。
3.闌夕(ランセキ)=夜半を過ぎるころ。夜ふけ。深更。
(漢検2)「③たける。たけなわ。さかり。また、半ばすぎ。おそい。「闌夕」 」
4.蔵鋒(ゾウホウ):(広辞苑)①書法・・・⇔露鋒  ②才知の鋭さを表さないこと。
 *他では、①の書法のことが多い、②は書いてあるものは見当たらないが・・・
5.刪拾(サンシュウ)
(広辞苑)刪補。字句の不要な部分をけずり、不足の部分を補うこと。刪除と補足。刪拾(サンシュウ)。
(参考―漢検2)・・・いじわる問題・・・
刪修(サンシュウ):不要な語句をけずって文章を整えること。「師の遺稿を―する」
類)刪正・刪定
(四)
問1
1.方領 2.放辟 3.悲歓 4.黝堊 5.梁冀
6.景明 7.壺漿 8.雕竜 9.璞玉 10.窮経
問2
1.えんどん 2.さいしゅう 3.だんせい 4.しんしょう 5.しゃくせき
(五)
1.みけ 2.はこやなぎ 3.あけび 4.なまけもの 5.アイルランド
6.なべな 7.やつがしら 8.やぶこうじ 9.さぎちょう 10.さはり
(六)
1.ひょうが 2.かちわた(る) 3.きょうせい 4.さか(ん)*馬が勢いさかんにいななく 5.きい 6.おく(る) *詒(おく)る 7.えつえき 8.よろこ(ぶ) 9.はつらん 10.おさ(める)
(七)
1.解綬 2.晨暉 3.屛居 4.楽歳 5.不宣
6.曝葬 7.峻宇 8.駭浪 9.落索 10.奔湍
(参考)
出廬 屛居
(漢検2)③しりぞく。しりぞける。「屛居」 :(広辞苑)①世を退いて隠居すること。②一室にこもっていること。 ⇔出廬 (⇔隠棲 *過去問)
 (参考)閉居:家に閉じこもっていること。また、そのところ。籠居。  =蟄居
歉歳 楽歳
(漢検2)②穀物が実らない。すくない。「歉歳」「凶歉」
⇔(広辞苑)富歳(フサイ)・豊年 楽歳(ラクサイ):豊作で楽しい歳。豊年。
(漢検2)①みのる。みのり。「稔歳」⇔「歉歳」 ・・・29-1向け模試で出題ずみ。
●前略 ⇔ 不尽、不一、不宣

曝葬  空葬。*漢検2「風葬」のみアリ
峻宇(シュンウ):高い軒。軒の高い家。
高軒:「りっぱな車」という意味だが、文字通り、“高い軒、高い家”(大字源)という意味もある。=飛檐(簷)、飛宇、飛軒

怒濤 駭浪 (漢検2)②みだれる。はげしい。「駭浪」
落索:(広辞苑)①ものさびしいさま。落莫。・・・
=(漢検2)落莫:もの寂しいさま。「―とした人生に嘆息する」類)寂寞(セキバク)
らくさく【落索】《落ちぶれた、物寂しい、の意から》1 酒食の残り物。また、それを飲食すること。「―ヲフルマウ」〈日葡〉2 行事などの後の慰労の宴。 「酒田楽を取り出して、―に呑み掛けうか」〈浄・武士鑑〉 - goo国語辞書
*他の辞典では広辞苑の①の意味が抜けてる・・・
迅瀬 奔湍
飛湍:流れの激しい瀬。はやせ。急流。   
奔湍:勢いの激しい流れ。また、流れのはやい川。早瀬。急流。類)奔流 
 (*両方とも漢検2あり)
 早瀬:・・・急湍・急灘(キュウダン) 迅瀬(ジンライ) ⇒漢検2すべてあり。
 奔湍:はやせ。急流。
(過去記事)飛湍(ヒタン):水の勢いよく流れる瀬。はやせ。急湍。古訓:たき
(八)
1.芻豢:物事の優劣・上下の区別が混同され易い喩え(既出)
2.觚:(漢書)*「破觚為円」=かどだったものを円くし、こみいったものを簡単にする。転じて、酷刑を破り繁雑な規則を刪ること
3.臈次(﨟次・臘次):順序が立たない。乱雑である。だらしない。らっちもない。﨟次も無い:デジタル大辞泉 :秩序や順序がない。たわいもない。だら しない。らちもない。「さしもの大軍も―・くくずれてしまいました」〈谷崎・盲目物語〉 
4.礫石「・・・(続き)その大を成す所以なり(韓詩外伝)」
5.袞竜:竜が縫い取られた天子の礼服。(天子の権威の陰で勝手に振る舞う。
6.一枕 *(漢検四字辞典)小項目「一枕黄粱(イッチンのコウリョウ)」
7.嵎:勢いの盛大な様子。虎が相手に対するのに、山の一角を背にして睨みを利かす事。地方の豪族が、その地に立てこもって勢力の盛んな状態。負嵎:フグウ・グウを負う ・・・転じて、英雄が要害の地に勢力を張るたとえ。
8.蹲鴟:=蹲鴟を悪鳥となす=無学な者を謗る喩え。*蹲鴟は芋(やつがしらとか大芋とか)のこと。
9.頸木(軛・衡) *互いに張り合って勝負を争う。
10.玉卮(=玉の巵)どんな立派なものでも肝心な点が欠けていれば役に立たない。〔韓非子 外儲説〕
(九)
1.砒石 2.寛 3.急緩 4.干戈 5.俚諺 6.奇貨 7.兀坐 8.郷紳 9.踞坐 10.深宵
ア.はげ(しき) イ.たお(る) ウ.たと(う) エ.みだ(り) オ.とど(む) カ.よみ(す) キ.いっすい ク.そんりょ ケ.ひざまず(き) コ.ばんらい

👍👍👍 🐔 👍👍👍

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お知らせ:駮 駁  | トップ | 手賀沼 ハジロカイツブリ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まずまずでした (spaceplus)
2017-12-03 15:34:51
模試出題ありがとうございます。
挑戦させていただきましたが…難しいですね💦
間違えたところは、以下の通りです。

(一)
6「丕祉(ひし)」→「ひち」
8「礬土(ばんど)」→「はんど」
21「駁毛(ぶちげ)」→「まだらげ」
(いずれも2択ミス…6,8は慣用音で良かったんですね…^^;)

(二)
6「矢庭」→「八庭」
13「隴畝」→「隴圃」(ウッカリ)
17「位袍」→「衣袍」

(三)
1「問訊」→「門陣」(全く分からず)
2「驕溢」→「驕佚」
4「蔵鋒」→「蔵包」
5「刪拾」→「刪修」

(四)
3「悲歓(離合)」→「脾肝」(全く分からず)

(七)
4「楽歳」→「落歳」(考えすぎ)
5「不宣」→「不贍」(「不」は分かりましたが、「セン」が全く浮かばず)

(九)
2「寛」→「緩」
8「郷紳」→「驕臣」
10「深宵」→「深舂」(意味は分かったのに「宵」が浮かばなかったのが悔しいです)

171/200で、まずまずの得点でした。
悔しいミスもありましたが、(八)が満点だったのが個人的に嬉しいです。

ありがとうございました。
次作も楽しみにしております
ありがとう (syuusyuu)
2017-12-03 16:38:36
・s+さんがこの程度だとすると、まだ相変わらず高レベル?s+さんのレベルで考えると、20点ぐらいはまだレベル高いということか・・・でも、以前のに比べたら“とっつきにくさ”はだいぶ改善できてると思うんだけど・・・。
・私もs+さんの模試、挑戦しました・・・「辰宿」を「晨宿」(ウッカリ)、「一斑」を「一半」(出てこなかった)。やんなっちゃうけど、復習になりました。ありがとうございます。自分のよりもやはり刺激があって残りますね、良かった。
ひ~! (rikuroku)
2017-12-04 10:41:57
こんにちは~

いや~難しかった~
とても60分では無理ですよ~(笑)
反則ですがたっぷり時間を使いました~

結果&詳細で~す

(一)
23.25.26は知りませんでしたが、想像で偶然正解

誤答は28.すご-い 前も間違ってるな~

(二)
17.「衣袍」

(三)閉口し、降参です!
1.「慎言」 
2.「驕佚」
5.「刪修」 

(四)ここも苦しかった~
1.「轡銜」 準1級配当は苦手~ 
3.??? 「悲歓離合」まったく知りませんでした

(七)
まず8.を「驀走」にした時点で「迷走」しました~(汗)
5.「前略」の対義語??「草々」じゃん 「概臘」
6.残りの語群「ふせん」???

(八)
3.糲粢 臈次(ラッシ)も無い  秩序や順序がない。たわいもない。だらしない

(九)
2.緩  
 3.も「急緩」なのでどうかな~とは思ったのですが・・・

とても勉強になりました。
しっかりまた復習しま~す

ありがとうございました!!
RE:ひい~! (syuusyuu)
2017-12-04 14:44:48
・最高峰のrikuでもそうかあ・・・
・でも、1回やっちゃえばね・・・
・益々力がつくriku・・・
・「曝涼」が書けて・・・バクソウは浮かばなかった?せっかくヒントにしておいたのに(笑)
またのチャレンジをお待ちしております

コメントを投稿

模擬試験問題」カテゴリの最新記事