漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

<29-3向け>語選択問題㉘

2018年01月30日 | 語選択
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
👍👍👍今季の問題記事は(おそらく)これが最終です。みなさまの<29-3>受検のご健闘と好首尾をお祈りしております👍👍👍
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<付録問題>・・・解答は末尾・・・
●熟語・一字訓読
覿武 ー 覿す 
慫兢 ー 慫く

<語選択問題(その51)>
1.全力を挙げて運否を試みること。
2.才能のないこと。また、そのさま。
3.病気、やまい。
4.おそれいましめて、慎むさま。
5.権力などにより財産・利益の独占をはかる

<語群>
( けんこん、きょうぎょう、こちゅう、ぎょうぎょう、ふねい、こかく、ねいしゃ、しれい )

<語選択問題(その52)>
1.す(酢)のこと 
2.こけ、地衣(こけの類のこと)
3.体をきりさく。また、その刑罰。
4.目的を達成するための手段 
5.安らかなさま。安心して落ち着いているさま。

<語群>
( まいかい、ばいたい、あんじょ、そゆ、けいしょう、こたく、ていせん、たっけい )
👍👍👍 🐕 👍👍👍

=解答=
<語選択問題(その51)>
1.孤注(コチュウ):(広辞苑)博奕で、負け続けた者が最後に所有金のすべてをかけて勝負を決すること。転じて、全力を挙げて運否を試みること。「・・・一擲」
(漢検2)孤注一擲(コチュウイッテキ):運命をかけてのるかそるかの大勝負をすること。「孤注」は、ばくちで有り金を全部かけて勝負する、「一擲」は、一度さいころを投げる意。類)乾坤一擲(ケンコンイッテキ)
2.不佞(フネイ):才能のないこと。また、そのさま。*漢検2下付き熟語
3.疵厲(シレイ):病気、やまい。(漢検2)「・・・②やまい。病気。「疵厲(シレイ)」
4.兢業(キョウギョウ):(漢検2)「兢兢業業」の略。おそれいましめて、慎むさま。
5.辜較(ココウ・コカク):(漢検2熟語アリ。読みはナシ。辞書によって“ココウ”“コカク”読みアリ・・・以下参照・・・)
   (漢検2)「④ひとりじめにする。「辜較」」
   (大字源)“コカク”読みなら、「権力などにより財産・利益の独占をはかる」“ココウ”読みなら、「あらまし。大略。梗概。」
         *「辜較」には、「①ひとりじめ」のほかに、「②あらまし、大略・・・」の意味もアリ。 
   <「辜較」のよみと意味>
  <大字源>「コカク」=権力などにより財貨・利益の独占をはかる 「ココウ」=あらまし、大略、概況。
  <漢字源>「ココウ」=①一手ににぎって取引する。独り占めにする。②全体をまとめること、あらまし、だいたい。

<語選択問題(その52)>
1.醯醬(けいしょう):す(酢)のこと *「醯漿(けいしょう)」は“しおから、ししびしお”(大字源)
(漢検2)意味:①す(酢)。すづけ。「醯醬(ケイショウ)」
2.苺苔(ばいたい):こけ、 蘚苔、地衣(こけの類のこと)  (漢検2)「苺」:②こけ。「苺苔(バイタイ)」
3.刳磔(コタク):体をきりさく。また、その刑罰。
 (漢検2)①はりつけ。柱にしばりつけ、槍(やり)で突き殺す刑。「磔刑」 ②さく。体を引き裂く刑罰。
  下つき:刳磔(コタク)・車磔(シャタク)
  (注)似たような熟語に「辜磔(コタク)」がある・・・漢検2ではこの熟語は掲載されていないので出ないとは思うが、念のため、両熟語の違いを書いておく・・・でもわかりづらいと思う・・・
 辜磔(コタク):罪人を八つ裂きの刑に処する、体を八つ裂きにする刑罰(大字源)、はりつけにする(漢字源)

4.蹄筌(ていせん):目的を達成するための手段 *漢検2下つき掲載熟語 *「筌蹄」も掲載アリ(大見出し)
5.晏如(アンジョ):(漢検2大見出し)安らかなさま。安心して落ち着いているさま。*「“安”如」て熟語はどうも無いようだ・・・

<付録問題> =解答=
覿武 ー 覿す てきぶ -しめ(す)     *漢検2熟語「②しめす。見せる。「覿武」」覿武(てきぶ) :武徳を他に示すこと。
慫兢 ー 慫く しょうきょう ーおどろ(く) *漢検2熟語「②おどろく。「慫兢(ショウキョウ)」
*辞典によって「慫兢」の意味が以下のように微妙に異なっている
 「字 通」・・・あわてる。  「大字源」・・・おどろき、おそれる。  「大漢和」・・・おそれて安んじないこと(おどろく・おそれる意)。
👍👍👍 🐕 👍👍👍

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蜷局と蜷曲 | トップ | 心、鞏鞏として夷らかならず »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

語選択」カテゴリの最新記事