漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

田圃(デンポ)と田畝(デンポ) “畦(あぜ)”と“畝(うね)” ほか・・・

2018年05月09日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●田畝(デンポ)と田圃(デンポ)
・手賀沼沿いに広がるデンポには、今年もムナグロが飛来している・・・「田圃」が正解と思っていたけど、どうも「田畝」でも良さそうだ。
・作物を植え付けるため、畑にデンポを作っている・・・漢検2だと、こちらも「田圃」でも良いようだけど、こっちは「田畝」と書かないとイケナイのではないかなあ・・・

(漢検2)
田畝・田圃(デンポ):①耕作地。水田。 ②田のあぜ。畑のうね。
田ん圃(たんボ):田になっている土地。田。田圃(デンポ)。
(広辞苑)
田畝(デンポ):①田のうね。②たはた。
田圃(デンポ):田畑。でんぱた。
田圃(たんボ):(「田圃」は当て字)田畑。田。
(デジタル大辞泉)
田畝・田圃(デンポ):《「でんぼ」とも》たはた。

●畝(ホ)と畝(せ)
(広辞苑)
畝(ホ):①畑のうね。「田畝(デンポ)」「畝丘」
     ②中国で地積の単位。・・・(詳細略)・・・日本の畝(せ)とは別。 
畝(せ):土地面積の単位。段(タン)の10分の1。一畝は30歩(ブ)で、約0.992アール。

*「一畝」は、“イチせ”か“イッせ”と読むようだ・・・日本の場合。向こう(中国?)の面積用語がらみで音読み問題で出たら“イチホ”か“イッポ”とでも読むのだろうけど・・・。

 (参考)広辞苑記載の上記熟語・・・大字源では・・・
   「田畝(デンポ)」:①たはた。耕作地。②田のあぜ。畑のうね。
   「畝丘」:(大字源ナシ。ネットでは、地名で“うねおか”、中国の文献で「畝丘」アリ・・・音読みなら“ホキュウ”か・・・)

●“うね”と“あぜ”
・畦・畝(うね):(広辞苑)①畑に作物を植えつけるため、間隔をおいて土を筋状に高く盛り上げた所。②山脈・波などの小高く連なったところ。織物などにもいう。
 *他に、「壟(うね)」「疇(うね)」「隴(うね)」。

・畦・畔(あぜ):(広辞苑)①田と田との間に土を盛り上げて境としたもの。くろ。②敷居または鴨居のみぞとみぞとの間にある仕切り。(➪ひばた(樋端)②・・・➪樋端②:鴨居や敷居のみぞのふち。 )  
 *他に、「畛(あぜ)」。

 *厳密には、建築用語では、樋端と畦はすこし違う使い方のようだが・・・<樋端 とは 建築建具 | 住宅建築専門用語辞典>
 「敷居や鴨居に彫られた溝の両端の外側の凸部分。 和室側を内樋端(うちひばた)、その反対側を外樋端(そとひばた)と言います。 また、溝と溝の間の凸部分を畦(あぜ)、 または中樋端と言う。」

(漢検2)
畝(うね):①畑で作物を栽培する際、一定の間隔をおいて土を細長く盛り上げた所。「畑の―に種をまいた」 ②波や地形などで、線状に小高く連なっているところ。
畝目返しうのめがえし):布地を堅固にするために表裏を合わせて、耕地の畝(うね)のように間をおいて幾筋にも刺し縫いすること。また、その縫い方。うのめ。
 ・・・注:“うねめ(がえし)”ではなく、“うのめ(がえし)”だから注意。広辞苑も同じ。

(参考)他に、畝(うね)を用いた用語・・・(広辞苑)・・・
畝合い(うねあい):畝と畝の間。うねま。
畝編み(うねあみ):鉤針編みの技法の一種で、細編みの一変種。・・・
畝打ち(うねうち):高く低く、畝のように、緒を組むむこと。
畝帯(うねおび):畝刺しの帯。元禄頃に流行。
畝織(うねおり):・・・表面に経(たて)か緯(よこ)かの畝が現れるようにした織物。・・・
畝刺し(うねざし):・・・(説明略)・・・
畝立て(うねだて):畑に畝を作ること
畝足袋(うねたび):畝刺しに織ったたび。
畝床(うねどこ):畑の作物を植える所。
畝間(うねま):畝と畝との間。うねあい。
*他に、地名等で「畝傍(うねび)」「畝傍山(うねびやま)」

(参考・・・関連する漢検2掲載熟語など)
壟畝(ロウホ):①はたけ。 ②いなか。「農夫が―で耕作する」 ③民間。  「隴畝」とも書く。
疇(うね):耕作地。特に、アサを植える畑。
壟(うね):作物の植えつけのために、土を盛り上げた所。
*漢検2の「疇(うね)」の説明だと、通常の“うね”の理解と異なるようだが・・・よくわからん。
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