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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

義捐(義捐金・義援金) 榾柮

2018年03月25日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●「義捐」の「捐」は、「捐(す)てる」なのか、「捐(あた)える」なのか・・・送り仮名が違うからどうでもいいのだが、漢検2と広辞苑では解釈が異なるようだ・・・

(漢検2)意味:①すてる。すてさる。「捐館」「捐棄」「捐廃」
        ②あたえる。救済のために金品を出す。「義捐」「出捐」
        ③かう。金銭で官位を得る。「捐官」「捐納」
     下つき:棄捐(キエン)・義捐(ギエン)・出捐(シュツエン)
     義捐金・義援金(ギエンキン):慈善・災害救済などのために出す寄付金。「被災地に―を送る」(参考)「捐」は与える・寄付する意。
(広辞苑)
 義捐:「捐」はすてる意)慈善・公益・災害救助などのために金品を寄付すること。「義援」とも書く。
 義捐金:(広辞苑)義捐のために出す金。義金。
(大字源)
 義捐:(国)慈善・公益・救済などのための寄付。・・・この熟語は、「国語」(邦語)だということがわかった・・・

 ・で、ネットなどで語源・由来のようなものをしらべたら、以下のようなことだった。
(ネット)
 ・義援金…義援金は元々義捐金。明治時代から使用されていた義捐金の“捐”という漢字が当用漢字ではない為と、“捐”が“捨てる”という意味もある為、新聞教会が独に“援”という字に置き換えたもの。現在も義捐金と同じ意味。
 ・義捐金…明治時代に作られた和製漢語で、公のために捨てるお金の事。義捐金・義援金の名目で集められた寄付金は、通常日本赤十字社に全て集められた後、被災者に分配される。その為、直ぐに被災者の手元に渡る事はない。
 ・義捐金(ぎえんきん):慈善のため、また不幸や災害にあった人に対して、金品を寄付すること。 「捐」の意味は、「1、すてる。2、金を出す。寄付する。」

 ・「義捐」は明治時代につくられた和製漢語です。「義援金」という表記は、新聞協会による独自の基準で定めた代用表記で、元は「義捐金」。

 (参考)
 ・“すてる”とい意味で「棄捐」という熟語があります。・・・(広辞苑もほぼ同じ内容)
 「棄捐」(きえん) 1、すてて用いないこと。 2、江戸時代、法令によって貸借関係を破棄すること。「棄捐令」(キエンレイ)

●「榾柮」の読みは“コツトツ”なのか、“コットツ”なのか・・・どっちでも良いのか・・・
(漢検2)
 榾 :コツ ほた・ほだ
 意味:①ほた。木の切れはし。ほだ。「榾火」「榾柮(コットツ) 」 ②「枸榾(クコツ)(ひいらぎ)」に用いられる字。
 「榾」から始まる言葉 ▲榾(ほた) ▲榾火(ほたび)

 柮:トツ (きれはし・たきぎ)⇦漢検2は未掲載。
 意味:きれはし。ほた。たきぎ。「榾柮(コツトツ)・(ほた)」

***なお、「榾柮(ほた)」という表記は当て字ってことではないのか・・・この場合、<榾柮(ほた)>としておかないとイケナイのではないか(笑)・・・これ、当て字の巻末には載ってないが・・・また、この当て字で“ほだ”と書いたら✕なのだろうか・・・まさか、✕にはしないと思うのだが・・・わからん。
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