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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

玉岡かおる 「天平の女帝  孝謙称徳」

2015年12月30日 | 読書
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●書下ろしの11月新刊本・・・図書館に発注していたら珍しくすぐ購入してもらえて、しかも、すぐ借り出せた(^^)ラッキー🎶
●著者は、2009年「お家さん」で織田作之助賞ってのを受賞した女性作家さんでした。はじめての歴史小説ということ・・・。
●新聞の新刊案内でタイトルに惹かれて読んだ。
●まあ、面白かったです。最後の女性天皇・称徳天皇が主人公といえば主人公なのだが、称徳天皇が死んだところから物語が始まったのにはビックラした。その後、傍に仕えていた女官・和家広虫を中心に物語は展開していき、ところどころに称徳天皇の生前の内容が浮き彫りになってくるという持っていき方・・・ちょっと変わったストーリー展開でした。
●作家も女性、物語の主人公「称徳天皇」や広虫も女性・・・女性の視点ならではの考え方も鏤められていて、楽しく読めました。

👍👍👍 🐑 👍👍👍
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漢検1級 27-③に向けて その91 晢  找

2015年12月30日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

<漢検1級 27-③に向けて その91 >
●真冬の特訓中・・・「syuusyuu模擬試験問題(27ー③用)」・・・現在、第9回までを公開中です。奮ってご参加ください。
*なお、限の良い第10回目は、これも限の良い、明日、臘日の午前6時に配信する予定です。お楽しみください(^^)
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●漢検漢字辞典第2版から・・・
<晢:セツ、セイ、あき(らか)、かしこ(い)>  *「晢」=「晣」です。似たようなに字の「」「晰」と混同しないように👍
・音訓すべてあり。音による意味分けナシ。掲載熟語「晢晢」、「昭晢(ショウセツ)」。意味:あきらか、あかるい、また、かしこい。
・漢字源、大字源、大漢和、字通を読むかぎり、どうも、音による意味分けはあるような、ないような・・・。
 「セイ」=星が明るく輝くさま(漢字源)、星の光るさま(字通)、白い、星の光るさま(大漢和)
 「セツ」=あきらか、あかるい(漢字源)、明らか(=さとい)(大漢和)・・・
 *大字源は意味分けしていない。
・「晢晢」・・・これは、みんな「セイセイ」となっている。文例:「明星、晢晢たり」「庭燎、晢晢たり」
・「昭晢」・・・漢検は決め打ちで「ショウセツ」としている。大漢和・漢字源・字通は「ショウセツ」で同じ。大字源は「ショウセイ・ショウセツ」両読み。
・漢検が「晢晢」に読みを振っていないところをみると、他の辞典では「セイセイ」でなく「セツセツ」としているものもあるのかも(ーー)
・一応、この2熟語は、それぞれ、「セイセイ」、「ショウセツ」と分けて覚えておいた方が良さそう・・・。
・他に、字通に、「明晢=明らか、「晢明に事を行う」」「目晢」なんて、熟語や説明がありました。かしこい(=あきらか)とかいう意味かもしれません。
<找:カ、ソウ、さおさ(す)、たず(ねる)>
・訓読みで、「找(さおさ)す」で出題されましたね・・・今度は「找ねる」で出るかも(^^)
・第2版には音訓すべてあり。かつ、音による意味分けもあり。でも、掲載熟語はナシ・・・。
 「カ」=さおさす、舟をこぐ
 「ソウ」=たずねる、たずねさがす →「找人(ソウジン)」=人をさがす、「找事(ソウジ)」=職を求める、口をさがす。「找字(ソウジ)」=字をさがす=字を引く・・・などなど。
・過去問だったか、問題集だったか・・・「找給(ソウキュウ)」なんて読みで出てましたが、この「ソウ」は「給与をさがす」ではなくて(^^;)、「不足する経費をおぎなう」という意味。「ソウ」音には上記の漢検の意味分けのほか、「不足をおぎなう」という意味もあります。

👍👍👍 🐑 👍👍👍
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漢検1級 27-③に向けて その90 柤 柮

2015年12月30日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

<漢検1級 27-③に向けて その90 >
●真冬の特訓中・・・「syuusyuu模擬試験問題(27ー③用)」・・・現在、第9回までを公開中です。奮ってご参加ください。
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●漢検漢字辞典第2版から・・・
<柤:サ、てすり>
・これは調べるのに時間がかかったあ~(ーー)
・第2版は「意味①さんざし(山査子)、バラ科の落葉低木。意味②てすり」とだけ・・・。
・大字源・字通には「柤」の字そのものの掲載なし。大漢和にも「てすり」の意味なし・・・漢字源もこの字(最初は)見当たらず・・・。
・で、仕様が無いので、“捜索”範囲を広げて、他の辞典に当ってみたら、(「さんざし」以外の意味で「てすり」という意味があるのかどうかを探したら)
 「新明解・現代漢語辞典」(三省堂)・・・「木の囲い、さく」
 「漢語新辞典」(大修館)・・・「せき」
と、あったが、益々わからんくなってきた・・・他の(図書館にある)漢和辞典にはこの字なし。
・で、もう一度、大漢和と漢字源を目を皿のようにして読んだら、
「大漢和」・・・「①門におく木製の遮蔽物 ②いせき・・・」という意味説明あり
「漢字源」・・・(「柤」の字を発見!)「①山柤(サンサ)=木の名。さんざし」、②手すりやせきなど、物をさえぎり止める木の柵、③かす(渣)」という表記を発見した。・・・漢字源をよくよく見ればもっと早く解決していた!!
・だけど、漢字源以外は、なんで「てすり」という訓になるのか、全然わからんよね(大漢和の①は意味を敷衍すれば「てすり」などの意味にもなることはわかるけど・・・)。どうやら、いつのまにか、「木の柵」のことが「てすり」となったみたいですねえ・・・。
・今までは、ムリヤリ、意味も分からずマル暗記で「てすり」と覚えていたけど、やっと理解が深まった👍これも労多くして稔り少なし・・・こんなの、おそらく、出ないだろう(^^;)
<柮:トツ、きれはし、たきぎ>・掲載熟語「榾柮(コツトツ・ほた)」だって・・・「ほた」は当て字ではないの? 「<榾柮(ほた)>」としないといけないのではないか。だとしたら、巻末にも当て字で載せておいたらどうなの???
・訓読みでは「きれはし、たきぎ」とはなってませんでした。意味のほうで「きれはし、ほた、たきぎ」・・・なんでなんだろうねえ(ーー)

👍👍👍 🐑 👍👍👍
コメント (2)
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