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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

東野圭吾 「怪笑小説」

2015年11月25日 | 読書
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●「黒笑小説」につづき、読了・・・。
●「黒笑小説」>>>>>「怪笑小説」・・・ブラックのほうが面白かった(^^)ブラックの方が後の作品なのかな、練れ方がちがった。
●強いて言えば、9短編中「超たぬき理論」と「しかばね台分譲住宅」が面白かったかな(^^)
●なんと、まだ、「毒笑小説」、「歪笑小説」なんてのもあった・・・両方とも借り出した(^^)
●作品の出来栄えを比較しながら読むから、ますます楽しい・・・

👍👍👍 🐑 👍👍👍

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飛ぶレオン 1125

2015年11月25日 | ペット猫(レオン)
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●サイドボードから食卓へ飛び移る瞬間のレオン・・・

・その後、おチリの傍に穴があいて膿っぽいものが出たりして病院通いしてました
・まだ完治はしていませんが、だいぶ調子よくなってきたようです(^.^)/~~~
・しっかし・・・治療代、現時点で2~3万円。まだ経過観察・経過治療するらしい・・・ドホホホホ(≧▽≦)

👍👍👍 🐑 👍👍👍
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漢検1級 27-③に向けて その35 閼 閾 闍 

2015年11月25日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
<漢検1級 27-③に向けて その35>

<顋門(ひよめき)>=泉門。おどり。顋:サイ、あご、あぎと、えら
・第2版の「由来」ってのに、「脈を打つたびに、ひよひよと動くことから。」とあった。こういうのは分かりやすい説明だからOK。
・泉門=①黄泉の入り口 ②「ひよめき」に同じ。 広辞苑では、「ひよめき=泉門、おどり、おどりこ、しんもん、そうもん」と出てた。
・このうち、「しんもん、そうもん」は、漢字では「顖門」と書く。(「顖」はもちろん、対象外漢字。)
●漢検漢字辞典第2版から・・・
①閼:アツ、エン、ア、ふさ(ぐ)、さえぎ(る)・・・「ア」慣用音 「アツ」・「エン」とも漢音
・第2版にも音訓すべて掲載あり。
・熟語は、①「ふさぐ、さえぎる 「抑閼」 」、 ②「閼氏(エンシ・アツシ)」は漢代の匈奴の皇后の称号。 だって・・・。
・「閼伽(アカ)」「閼伽棚(アカだな)」も掲載されていた。・・・これは梵語の音訳の位置づけだろな。
・あいかわらず、訓読みに対応する熟語が少なすぎる・・・
 ふさ(ぐ)・・・閼積(アツセキ)=ふさがりつむ、閼聡(アツソウ)=事を聞く能力をふさぐ、閼智(アツチ)=物を云う能力をふさぐ、閼適(アツテキ)=体の能力をふさぐ
 さえぎ(る)・・・閼止(アツシ)=拒みとめる
②閾:イキ、ヨク、しきい、くぎ(る)・・・「イキ」呉音 「ヨク」漢音
・第2版にも音訓すべて掲載あり。
・熟語は「門閾(モンイキ)」、「閾下(イキカ)」「識閾(シキイキ)」「閾値(イキチ)」・・・すべて「イキ」読み。
・字通は「ヨク」音のみ・・・読みは振っていなかったが、「閨閾(ケイヨク)」「闔閾(コウヨク)」と読む模様・・・大字源もこれらは「ヨク」音。
・大漢和には熟語がなかった、漢字源も「城閾」のみ。・・・たぶん、「イキ」でも「ヨク」でも良いんだろうけど、「イキ」に倣っていたほうが良いような気がする・・・。
③闍:ト、ジャ、うてな、ものみ、まち
・「ものみ」以外は第2版の音訓にも掲載されている。
・意味のほうで「①うてな。城門の物見台。②まち。城の外郭の内側の町。③梵語の音訳に用いる。「阿闍梨」」
・いろいろと調べたけど「ト」音で①、②に対応する熟語は「闉闍(イント)」ぐらいしか無いもよう・・・
・「闉」は対象外漢字だけど、「ふさぐ、とじこめてかくす」という意味の漢字で、漢字源によれば、類義の漢字として「湮」「塞」となっていた。大漢和・字通によれば、この「闉」は、曲城で、「闍(ト)」は城台とのこと。
・「闍(ジャ)」は、ほかに「闍梨(ジャリ)」、「闍維(ジャイ・ジャユイ)=荼毘(ダビ)」など・・・梵語で、仏教関連用語が多いようですね。

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漢検1級 27-③に向けて その34  文章題訓練⑩

2015年11月25日 | 文章題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

<漢検1級 27-③に向けて その34>
●今回も、ちょっと難度高いかも、80%(24点)とれれば上首尾・・・・。制限時間は10分ぐらい(^^)
●文章題⑩:次の文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。(30) 書き2×10 読み1×10
●「江戸芸術論」(永井荷風)

「-(鈴木春信の錦絵)ー
 ・・・余は井筒に(ア)倚れる男女の図に対して何の理由なく直ちにマアテルリンクの戯曲・・・ の(1)イッセキを聯想せり。古今の浮世絵にして男女相愛の様を描きしもの枚挙に(イ)遑あらず。然れども春信の板画の如く美妙に看者の空想を動かすものは稀なり。春信の板画は布局設色相共に単純を極む。その人物は製作の年代に従ひ結髪に多少の差を見るといへどもいづれの画においても常に同一の容貌をなし、年齢身分等の差別のみか時には男女の判別さへ僅かにその衣服と髷とによりてこれを知るに過ぎず。さればかの黒色と白色との強き対照によりて有名なる雪中相合傘の図の如きは両個の人物共に頭巾を冠れるがため男女の区別全く判明しがたきものとはなれり。春信の描く処の男子は尽く前髪ある美少年にして、女子は必ず長大なる一枚の櫛をさしたる島田あるひは(2)コウガイ髷に結び、差し(ウ)髱長く後うしろに突き出したる妙齢のものたり。しかしてこれら人物の姿勢も容貌に等しく常に一定の典型に陥れるのみならず写生に遠ざかる事むしろ甚しきものあり。
 凡そ芸術の制作に関するや、殊に東洋の美術において、科学の知識の必要なるや否やにつきては容易に断言する事能はざるものあり。春信の板画の幽婉高雅にして詩味に富めるはむしろ科学の閑却に基づけるものの如し。春信の男女は単にその当時の衣服を着するのみにしてその感情においては永遠の女性と男性とに過ぎざるなり。さるが故に今日の(エ)吾人に対してもなほ永久なる恋愛の詩美を表現する(3)コウコの象徴として映ずる事を妨げざるなり。不自然なる姿勢は幽婉の境を越えてしばしば神秘となり、これに配置せられたる単純なる後景はあたかもパストラル曲中の美なる風景に等しく両々相伴うて看者の空想を音楽の中に投ぜしむ。かの爛漫たる桜花と無情なる土塀と人目を忍ぶ少年と(4)エンショ(注)を手にする少女と、ああこの単純なる物象の配合は如何いかに際限なき空想を誘起せしむるか。柳しだるる井のほとりに相対して黙然として見るべからざる水底を窺ふ年少の男女、そも彼らは互いの心と心に何をか語り何をか夢見んとするや。今もしこれらの図にして精密なる写生の画風を以てしたらんには特殊の時代と特殊の事相及び感情は忽ち看客の空想を束縛し制限すべし。春信は(オ)寔に最少の手段によりて最大の効果を得べき芸術の(5)ヒケツを知りたる画家たりしといふべし。
(注)エンショ:恋文
・・・鈴木春信は可憐なる年少の男女相思の図と合せて、また単に婦人が坐臥平常の姿態を描き巧みに室内の光景と(6)カキとを配合せり。彼が描く処の室内の光景及び庭上階下窓外の草木は人物と同じく極めて単純にしてまた極めて写生に遠ざかりたるものなり。浮世絵における和蘭画が幾何学的遠近法の応用は既に正徳享保頃に流行せし劇場内部の光景または(7)ショウロウ大広間見通しの図等においてこれを見たりしといへども、後年 鳥居清長らの描きし天明寛政頃の背景に比較すれば甚だ粗放なるものなりき。明和年代の春信においてこれを見るも寛政画家の試みたるが如き正確なる遠近法はいまだ完成せられざりしなり。春信ら明和時代の画家の描ける縁側、障子、(8)ランマ、天井等の角度は、著しく平坦にして、窓、垣、池などに咲く花は人物家屋に比してその(9)ケンコウを失したれば、桜花は常に牡丹の如く大きく、(カ)河骨の葉はさながら熱帯産の芭蕉の如し。されどこれらの稚気と未完成とは直ちに以て春信独特の技倆となさざるべからず。これらの欠陥よりして春信のあらゆる特徴は発揮せられつつあるなり。
 余の貧しき(10)シソウは幽婉典雅等、既に使ひ馴れたる文字(もんじ)の外、春信が美女を形容する事能はず。されどもし同好の士にして各自おもむろに、『絵本春の錦』、『絵本青楼美人合』等について眺むるところあらば、春信が女はいづれも名残惜しき昼の夢より覚めしが如き目容して或るものは脛あらはに裾敷き乱しつつ悄然として障子に依りて雨斜めに降る池の水草を眺めたる、あるひは炬燵にうづくまりて絵本読みふけりたる、あるひは帯しどけなき襦袢の襟を開きて(キ)円き乳房を見せたる肌に伽羅焚きしめたる、いづれも唯 美し艶めかしといはんよりはあたかも(ク)入相の鐘に(ケ)賤心なく散る花を見る如き一味の淡き哀愁を感ずべし。余は春信の女において『古今集』の恋歌に味わふ如き単純なる美に対する煙の如き哀愁を感じて止まざるなり。人形の如き生気なきその形骸と、(コ)纏へる衣服のつかれたる線と、造花の如く堅く動かざる植物との装飾画的配合は、今日の審美論を以てしては果していくばくの価値あるや否や。これ余の多く知る処にあらざる也なり。余は唯此くの如き配合、此の如き布局よりして、実に他国の美術の有せざる日本的音楽を聴き得ることを喜ぶなり。この音楽は決して何らの神秘をも哲理をも暗示するものにあらず。唯 吾人をして吾人が日常秋雨の夜に聞く虫の音、木枯らしの夕べに聞く落葉の声、または女の裾の絹摺れする響等によりて、時に触れ物に応じて唯何がなしに物の哀れを覚えしむる単調なるメロデーに過ぎず。浮世絵はその描ける美女の姿態とその褪めたる色彩とによりて、いづれも能くこの果敢なきメロデーを奏するが中に、余は殊に鈴木春信の板画によりて最もよくこれを聴き得べしと信ずるなり。・・・」
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(1)一齣 (2)笄 (3)好個 (4)艶書 (5)秘訣 (6)花卉 (7)娼楼 (8)欄間 (9)権衡 (10)詞藻
(ア)よ (イ)いとま (ウ)たぼ (エ)ごじん (オ)まこと (カ)こうほね  (キ)まろ(「まる・い」でも可だろうが・・・) (ク)いりあい (ケ)しず (コ)まと
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