アイルランドの女性ヴォーカルをフロントにした民族楽器系ユニットで、あるサイトではケルティック・フォーク・メタルバンドと紹介されていました。
ケルティック・フォーク・メタルというジャンルが本当にあるのかどうかやや疑問ですが、とにかく欧州を中心にした民族楽器とメタルを融合した、曲によっては少しばかり不思議なサウンドなバンドです。
アイルランドや北欧をはじめとする民族音楽は旋律も楽器も様々で、メタルでも使用しているバンドはとても多いです。
日本の琴や三味線、尺八などが他の国ではあまり知られていないように、欧州の民族楽器の中には、私などには見たこともないような楽器がたくさんあります。
そんな民族楽器は素朴で繊細な音色を持つ楽器が多いような気がするのですが、このCRUACHANはけっこう荒っぽい音で、「ひょっとしたら下手なのかな」と思えたりします。
曲では「Ride On」や「Voice of Morrigan」が面白いですね。
特に「Ride On」は他アーティストのカヴァー曲ですが、なかなか雰囲気のある名曲だと思います。
動画で「Ride On」
続いて「Voice of Morrigan」