ノルウェーのゴシックメタルバンドです。
このジャンルにおいては「いかにもゴシックメタル」との存在だと思います。
基本は男性デスヴォイスとソプラノ女性のツインヴォーカルですが、エンジェリック・ヴォイスと言われるリヴ・クリスティンの存在感が圧倒的です。
この手のジャンルはシンフォニックメタル色が強いバンドが多いなか、特に初期のシアター・オブ・トラジディはゴシック色が強く、私的にはこちらの方が好きです。
1995年にデビューで、良い曲が多いという点では3作目の「AEGIS」はオススメです。
特に「Venus」や「Lorelei」はデスヴォイス気味な男性ヴォーカルにリヴ・クリスティンの浮遊感漂うソプラノが絡んで、独特な世界を作り出しています。
その後、残念ながらリヴ・クリスティンは脱退して、LEAVES' EYESを結成したのですが、このバンドが、また素晴らしいです。
LEAVES' EYESの紹介は後日するとして、動画を3曲紹介します。
まずはリヴ・クリスティンの魅力が充満する「Lorelei」
次はメランコリックな「Venus」
最後は荒っぽい動画しか見つからなかったんですが、かなりカッコ良い曲「crash concrete 」
チック・コリアとは40年前あたりはマイルス・デイビスなどと共演していたベテランジャズピアニストです。
「リターン・トゥ・フォーエバー」などエレクトリックサウンドも人気ですが、私的にはアコースティックジャズの方がパワーがあり好きです。
アコースティックでもキレイなのに、エレクトリックサウンドだとキレイ過ぎてしまって。。。
チック・コリアのアコースティックジャズは、各楽器がジャカジャカ音を出しながらも、何故だか力まずに聴けてしまいます。
フリー色が強いアルバムもありますが、基本的にはブルース色があまり無い、美しいメロディーラインが主体のアルバムが多いです。
その極みがチック・コリアアコースティックバンドによるライブ盤「アライブ」です。
「これって本当にライブ?」って感じのとにかく凄いの一言しか思いつかない程の感性とテクニックです。
洪水のごとく出て来る音が、決まるときはビシッと決まり、スイングするときはスイングしまくりで、にぎやかジャズ好きな私にはピッタリなアルバムです。
それにしてもライブでこんなにビシッとされては「これぞプロ」って感じで、中途半端なジャズ屋さんはやる気無くしちゃいますよね。