独り言

日本の原風景、花、自然など、自分で撮った写真の加工作品、街道歩きなどを中心に公開しています。

ジョン・コルトレーン (2)

2007-05-31 07:58:32 | 音楽
コルトレーンのライブは即興的なインプロビゼイションが聴きどころなので、同じ曲であっても別テイクであれば全く別の曲のごとく楽しめます。
こんな気にさせるアーティストって私にとってはエリック・クラプトンとジョン・コルトレーンだけですね。

その中でも私の最高のお気に入りは61年ウ"ィレッジウ"ァンガードでの「チェイシン・ザ・トレーン」です。
これはコルトレーンとしては平均的長さの演奏ですが、最初から最後まで「これってアリ?」状態の迫力です。

これだけすごい演奏が出来るのも他のメンバーの実力によるものかも知れません。
私にとってはマッコイ・タイナーはアコースティックなピアニストで一番好きな演奏家ですし、エルビン・ジョーンズは最もかっこいいドラマーです。
このユニットにベースのレジー・ワークマンが加わってベストメンバーでしょうか。

続く

ジョン・コルトレーン (1)

2007-05-30 09:27:00 | 音楽
私はジャズはそれほど詳しくありません。
ただジョン・コルトレーンだけは良く聴きました。
しかもマッコイ・タイナーやエルビン・ジョーンズらと演奏していた頃のライブ盤ばっかり。

ウ"ィレッジウ"ァンガードでのライブが有名ですが、それ以外でもどれも期待を裏切らない圧倒的パワーで演奏しています。
極めつけはこの頃のライブ音源を集めた7枚組の「ライブ・トレーン・ジ・ヨーロピアン・ツアーズ」は飽きるくらいコルトレーンを満喫できます。
「マイ・フェバリット・ソング」はなんと6テイクが収録されています。
勿論「インプレッションズ」などのお得意ナンバーも複数テイク収録されています。

続く


コモン 「BE」

2007-05-25 09:14:30 | 音楽
フリージャズの雰囲気を織り交ぜたピップポップが特徴です。
ラップ、ジャズ、ブルースなどの黒人音楽をミックスした生の音重視のスタイルは、自分の世界に入り込んでしまうにはもってこいのアーティストです。

20年前くらい前に「前衛的音楽」とか呼ばれていたビル・ラズウェルなんかの演奏にラップを乗せた感じで、当時からこの手の音楽が好きだった私にはぴったりのアーティストです。

どのアルバムも当たり外れが無く、聴き応えがありますよ。

ジャパン 「Adolescent Sex」

2007-05-22 09:25:10 | 音楽
「ジャパン」とのバンド名ゆえにイギリスよりも日本で人気のあったビジュアル系バンドです。
大学時代の友人のバンドが「Unconventiomal」を演奏していたので知ったのですが、その曲が含まれるデビューアルバム「Adolescent Sex」はなかなかカッコイい曲が詰まっていました。
ボーカルのデビッド・シルビアンの甘ったるい声と妖艶なビジュアルから、アンダーグラウンド的危なさがプンプン臭うバンドでした。

しかし、何故か3枚目以降はポップになってしまい、バンドの個性が消えて、知らないうちにバンド自体も消えてしまいました。
この手のバンドの中では好きな方だったのでちょっと残念。