アヴァ・インフェリはポルトガルのドゥーム色が強いゴシック・メタル・バンドです。
ドゥーム系だけあって早いテンポが好きな人には退屈な曲もありますが、ゆっくりとしたゴシック・メタルが雰囲気タップリに流れます。
過度な暗黒性や演出はしないで、メリハリがありながらも淡々と進行していく感じです。
このタイプのバンドでは女性ヴォーカルの実力がそのままバンドの実力につながることが多いですが、アヴァ・インフェリの Carmen Simoes は実力充分で、沈み込んだゴシック色を堪能出来ます。
この様な音楽を聴く時はゴシックな世界にどっぷりつかりながら、ゆったりした気分になると、より一層音がキレイに聴こえます。
「Last Sign of Bacchus」や「Be Damned」などの曲はメタリックなギター音と Carmen Simoes のヴォーカルが音数は少ないものの、絶妙に絡み合った素晴らしい雰囲気となっています。
かなり気に入っているバンドなので動画を3本ご紹介します。
まずは「Last Sign of Bacchus」。 アヴァ・インフェリの魅力が充満しています。
続いてこのバンドにしてはアップテンポな「Majesty」
最後に「The Living End 」