ゴシック・メタル創世記のメジャーバンドです。
ノルウェー発で女性ヴォーカルのヴィベッケ・ステーネを前面に、ダークでメタリック、しかも美旋律を売りにした、北欧的香りがする「これぞゴシック・メタル・バンド」的な存在です。
大々的に取り入れたシンフォニックサウンドや男女コーラスに対する重々しいギターリフ、ヴィベッケ・ステーネのソプラノに対する男性のグロウルと、「天と地」・「美女と野獣」の対比を最も明確に表したバンドのひとつだと思います。
音楽性からなのか、たまたまなのかはわかりませんが、活動期間の割には発表されたアルバムは少ないのは、少しばかり残念です。
こんな曲ばかり聴いていたら疲れてしまいそうですが、古今東西・人種を問わず、暗い歌好きな私としては抜群の存在感があります。
それと更に残念なのはダークな雰囲気が充満していた初期のライブ映像がYoutubeにもあまり多くないことです。
そんな中で、数少ないライブ映像です。曲は「My Lost Lenore」
ヴィベッケ・ステーネを中心にした、けっこうまともな動画がありました。