1918年生まれで1963年には亡くなってしまったアメリカのブルース・マンです。
特徴は何と言っても荒っぽくかき鳴らすボトルネック奏法で、エルモア・ジェイムスの代名詞となっています。
イントロからいきなり騒音と間違えてしまいそうなボトルネック奏法が印象的な「Dust My Broom」が圧倒的代表曲です。
「Dust My Broom」=「エルモア・ジェイムス」のイメージが強いですが、実はこの曲ロバート・ジョンソンの作品です。
ロバート・ジョンソンのヴァージョンは、アコースティック・ギターで歌われ、エルモアのそれとはかなり違った印象の曲です。
このかき鳴らすようなボトルネック奏法はハウンド・ドッグ・テイラーとか、私が最も好きなブルースマンであるJ・B・ハットーなどに引き継がれ、ブルースギターの定番パターンとなっています。
ロック界でも初期のフリートウッド・マックなどは、エルモアそっくりのアレンジで演奏してました。
「Dust My Broom 」