鎌倉駅へ向かう途中、そうつぶやくDH氏。
鎌倉で食べるか、東京へ戻って食べるかを検討するため、体育館前のベンチに座ることに。
一応何軒かのレストランはブックマークされているのだけれど、夜鎌倉だと帰りたくなくなるよね~。
前に鎌倉晩御飯した時は、プリンスホテルに泊まったからだったし・・・・、などと会議は続くも・・・。
「東京で食べるならディリットだな」
DH氏の発言で、すぐさま電話・・・→・・・満席で却下・・・orz。
ちょっと憧れの古民家レストランや、去年4月初めに2人で行った稲村ケ崎の海が見える黄色いレストランなど、候補は挙がれど決定打はなく・・・、とりあえず東京に戻ろう、ということで駅に向かう。
食事の前にタワーレコードにも寄りたくて、渋谷のタワーは苦手だからやっぱり新宿で探そうと、電車の中で検索、検索・・・
食べログで「新宿・イタリアン・ランキング」を検索してみたら・・・・
1位 カッフェ・アロマティカ
とあった。
お~~~~~~っ!
カッフェ・アロマティカといえば、一番予約が取りにくいレストラン「アロマフレスカ」の姉妹店。
一昨年の私のお誕生日にと、DH氏が3か月前にキャンセル待ち予約を入れてくれたのだけど、返事がないので旅行を申し込んだの。
旅行出発の前日に「キャンセル出ました~」という連絡が入り、泣く泣く諦めたあの「アロマフレスカ」の姉妹店ざんすよ~。
そうだった、忘れていたけど、アロマティカは家から徒歩で行ける場所にあるのよね。
ということで、電車の中から電話。
日曜日なので、10時半クローズドですが、それでもよければ・・・ということで、予約完了。
タワーで新譜を少し買ってから、いざアロマティカへ。
初めてなので、無難なコースをお願いしました。
アミューズはオリーブ
ビール(私)とスパークリング(DH氏)で乾杯です。
前菜はお魚にも変更出来るとのことで、軽くあぶったメジマグロのカルパッチョを。
ドレッシング&載ってるお野菜が美味しい。
白ワインをボトルで。
「辛口で、あっさりしすぎないで、香りがあってまろやかで、トロリ感のある白が飲みたい!」
超我儘な注文にも関わらず、選んでいただいた3本の中からこちらをセレクト。
望み通りのワインだったので、大満足。
最初は冷え過ぎで味が飛んじゃってたけど、ぬるくなったら描いた通りの味だったのよん。
シンプルなアラビアータソースのパスタ。
ソースが美味しい。
豚カシラの白ワイン煮込みソース&平打ちの太ーいパスタ。
カシラといえば石松のもつ焼きしか知らなかったので、こういう食べ方もあるのね~と再認識。
後日、早速真似して作ってみたよ~。
鮎のあぶり焼き・・・とメニューにありましたが、正確には「鮎のコンフィのあぶり焼き」
コンフィになった鮎は、柔らかくて骨まで食べられちゃうの。
鮎好きDH氏は、美味しいを連発!
睨まれているような怖いお顔の鮎君でしたが、この頭も柔らかくて・・・
結局1尾全部、何も残さず食べられました。
キッチンから漂ってくるいい香りを嗅いで、思わず「わ、トリュフのいい匂いっ!」と叫んでしまいました。
そうしたら、お姉さんが「そちらのお料理ですよ」だって・・・恥ずかしいなぁ。
そして出てきたのがこれ、「ほろほろ鳥のロースト、トリュフ風味のクリームソース」です。
一緒のキノコはトランペット茸かしら・・・多分そうだと思うんだけどな。
若干味が濃いかな、とも思ったけれど、なかなか美味しい味付けでした。
カシラ肉のパスタとお肉料理用に、赤をグラスで2杯いただきました。
デザートはチーズを。
ウォッシュとパルミジャーノです。
私はカプチーノをDH氏はエスプレッソ
最後に小菓子をいただき、ごちそうさま。
このお店、ディリットのシェフがいたお店でもあるのだけれど、味はディリットとは違う感じがしました。
ディリットの方が繊細かな・・・優しくて繊細でふんわりした感じ。
こちらはどちらかと言うと力強い。
新宿のブリッコラにも似ている部分があったなぁ・・・。
もちろん、とても美味しかったんですよ。
お店の人も感じがいいし、最寄駅から遠いのに満席だけなことはあります。
同じイタリアンでも、作る人によってずいぶん変わるんだなぁ、と思っただけ。
美味しかったので、今度はアラカルトを食べてみたいな。
ご近所イタリアンが2軒に増えたのは、何とも嬉しいことなのでありまする。
あ、ムニロも入れたら3軒かもだわ~。
ごちそうさまでした。