Wine&Dish&Music・・・

2009年11月に念願のJAZZ BAR をオープン。
よちよち歩きで、何とかやっています。
飲み食べ歩きは激減。

紫陽花の後はカッフェ・アロマティカ

2010-06-30 15:10:18 | イタリアン・スパニッシュ
「なんだかイタリアンが食べたい気分・・・」

鎌倉駅へ向かう途中、そうつぶやくDH氏。

鎌倉で食べるか、東京へ戻って食べるかを検討するため、体育館前のベンチに座ることに。
一応何軒かのレストランはブックマークされているのだけれど、夜鎌倉だと帰りたくなくなるよね~。
前に鎌倉晩御飯した時は、プリンスホテルに泊まったからだったし・・・・、などと会議は続くも・・・。

「東京で食べるならディリットだな」

DH氏の発言で、すぐさま電話・・・→・・・満席で却下・・・orz。

ちょっと憧れの古民家レストランや、去年4月初めに2人で行った稲村ケ崎の海が見える黄色いレストランなど、候補は挙がれど決定打はなく・・・、とりあえず東京に戻ろう、ということで駅に向かう。

食事の前にタワーレコードにも寄りたくて、渋谷のタワーは苦手だからやっぱり新宿で探そうと、電車の中で検索、検索・・・

食べログで「新宿・イタリアン・ランキング」を検索してみたら・・・・



1位 カッフェ・アロマティカ


とあった。


お~~~~~~っ!



カッフェ・アロマティカといえば、一番予約が取りにくいレストラン「アロマフレスカ」の姉妹店。
一昨年の私のお誕生日にと、DH氏が3か月前にキャンセル待ち予約を入れてくれたのだけど、返事がないので旅行を申し込んだの。
旅行出発の前日に「キャンセル出ました~」という連絡が入り、泣く泣く諦めたあの「アロマフレスカ」の姉妹店ざんすよ~。

そうだった、忘れていたけど、アロマティカは家から徒歩で行ける場所にあるのよね。

ということで、電車の中から電話。
日曜日なので、10時半クローズドですが、それでもよければ・・・ということで、予約完了。
タワーで新譜を少し買ってから、いざアロマティカへ。


初めてなので、無難なコースをお願いしました。


アミューズはオリーブ
ビール(私)とスパークリング(DH氏)で乾杯です。


前菜はお魚にも変更出来るとのことで、軽くあぶったメジマグロのカルパッチョを。
ドレッシング&載ってるお野菜が美味しい。


白ワインをボトルで。
「辛口で、あっさりしすぎないで、香りがあってまろやかで、トロリ感のある白が飲みたい!」
超我儘な注文にも関わらず、選んでいただいた3本の中からこちらをセレクト。


望み通りのワインだったので、大満足。
最初は冷え過ぎで味が飛んじゃってたけど、ぬるくなったら描いた通りの味だったのよん。


シンプルなアラビアータソースのパスタ。
ソースが美味しい。


豚カシラの白ワイン煮込みソース&平打ちの太ーいパスタ。

カシラといえば石松のもつ焼きしか知らなかったので、こういう食べ方もあるのね~と再認識。
後日、早速真似して作ってみたよ~。


鮎のあぶり焼き・・・とメニューにありましたが、正確には「鮎のコンフィのあぶり焼き」
コンフィになった鮎は、柔らかくて骨まで食べられちゃうの。
鮎好きDH氏は、美味しいを連発!


睨まれているような怖いお顔の鮎君でしたが、この頭も柔らかくて・・・

結局1尾全部、何も残さず食べられました。


キッチンから漂ってくるいい香りを嗅いで、思わず「わ、トリュフのいい匂いっ!」と叫んでしまいました。
そうしたら、お姉さんが「そちらのお料理ですよ」だって・・・恥ずかしいなぁ。
そして出てきたのがこれ、「ほろほろ鳥のロースト、トリュフ風味のクリームソース」です。
一緒のキノコはトランペット茸かしら・・・多分そうだと思うんだけどな。

若干味が濃いかな、とも思ったけれど、なかなか美味しい味付けでした。


カシラ肉のパスタとお肉料理用に、赤をグラスで2杯いただきました。



デザートはチーズを。
ウォッシュとパルミジャーノです。



私はカプチーノをDH氏はエスプレッソ


最後に小菓子をいただき、ごちそうさま。

このお店、ディリットのシェフがいたお店でもあるのだけれど、味はディリットとは違う感じがしました。
ディリットの方が繊細かな・・・優しくて繊細でふんわりした感じ。
こちらはどちらかと言うと力強い。
新宿のブリッコラにも似ている部分があったなぁ・・・。

もちろん、とても美味しかったんですよ。
お店の人も感じがいいし、最寄駅から遠いのに満席だけなことはあります。
同じイタリアンでも、作る人によってずいぶん変わるんだなぁ、と思っただけ。

美味しかったので、今度はアラカルトを食べてみたいな。
ご近所イタリアンが2軒に増えたのは、何とも嬉しいことなのでありまする。

あ、ムニロも入れたら3軒かもだわ~。

ごちそうさまでした。

紫陽花を見に鎌倉へ

2010-06-29 15:02:08 | 日帰り小旅行
お店にいるのは楽しいんだけど、唯一お天気がわからないのがご不満。地下だからね。
なので、お休みの日は、なるべくお外をお散歩したり、お陽さまに当たったりするようにしているの。

27日の日曜日、「鎌倉に紫陽花を見に行こう!」と急遽DH氏から提案が・・・
「ライブに行く」「美術館に行く」「水族館に行く」など、前からいくつかの候補があったにも関わらず「よし、行こう!」となったのは、この日を逃すと見ごろが過ぎちゃうから・・・。
湘南新宿ラインのグリーン車に乗って、またまた鎌倉へ小旅行です。

天気予報は曇りだったのに、駅から江の電に乗り換える頃雨がポツポツと・・・

江の電を下りて、松原庵のカフェで雨宿り



松原庵は、青山の川上庵の系列のお蕎麦屋さん。
川上庵は割と好きで、ブルーノート行く前によく行っていたの。
お蕎麦屋さんなのにワインもあるしね。
この松原庵、古民家を改装した素敵な作り。
今度はお蕎麦を食べに来たいね。

お茶を飲んでいる間に雨も上がり、急いで目的の成就院まで歩きます。



この右・・・たくさ~ん人がいます。ま、仕方ないね。



お寺の入口に向かう階段沿いに、すっごくたくさんの紫陽花。
色も種類も色々あって、写真をたくさん撮っちゃった。











紫陽花じゃなくてまるで薔薇の花みたいに見えるのがあって、私はそれが一番気に入りました。
お花の色ではクリーム色と薄いブルーのもの。初夏を思わせる涼しげな色合いがとっても素敵だったな。

それにしても自然の力ってすごいな、ひとつのお花の中にも色々なトーンや微妙な色の違いがあって、これを絵具で表現するのはなかなか大変だなって思った。
じっくり見ると、同じ木の同じ花でも色が違うので、花自体、開くに従って日々刻々と色を変えていくようだ。近所にこんなお寺があったら、きっと毎日見にきちゃうだろうな~。色の変化を見るだけでも、とっても楽しいだろうから。



お寺の入口から後ろを振り返ると、海が見えます。
これも素敵・・・

帰りは海辺をお散歩しながら、駅まで歩きました。


海にはサーファーがいっぱい!
ぶつかりそうなくらい、混んでいたよ。
あと、外人のおじさんが海に入っていて(泳ぐというより入ったという感じ)
波が来る度にぴょんぴょん飛んで、波をやり過ごしているのが可笑しかった。
かわいいなぁ~。



もうすぐ海開きなのかしら、海の家がいっぱい建っていました。
廃材を利用した海の家(?)とお洒落な船をイメージしたような海の家。
真夏は海水浴客で溢れ返るんだろうな。
その間、鎌倉散歩はお休み。
やっぱり、人のいない海の方が好きな私たちなのでした。

土曜日のお昼は味冶

2010-06-25 15:40:23 | 和食・お鮨・うなぎなど

鰻が大好きで「お弁当箱の歌」のメロディーで「鰻の歌」を作り、毎日口ずさんでいるDH氏。

こう暑くなると、余計に鰻欲が増すらしい・・・ということで、土曜日のお昼ご飯は鰻丼。
お店の斜め前にある「味冶」さんでいただきます。

味冶のお父さんは、中野の名店「川二郎」の先代さん。
「美味しんぼ」という有名なグルメ漫画にも登場したほどで、とても美味しい鰻を焼いてくれるの。


ちょっとだけ、飲んでみました(笑)


お野菜もね、で「お新香」、美味しいぬか漬けでした。
つかり過ぎのちょい手前、2人とも、これくらいの味が好きなの。


肝焼き。
1本に何匹分の鰻が、と思うと贅沢だよね~。


山椒をたっぷりかけて・・・ほろ苦でうまうま~。


さ、鰻丼です。
焼き加減、タレの味とも文句なく美味しいです。
カウンターから、作っているお父さんの姿が見えるのだけど、焼き→蒸し→仕上げ焼き→完成!
その仕事ぶりが実に丁寧で、だからこそこんなに美味しいというのがよくわかるの。

美味しい、美味しいを連発するDH氏、大好きな鰻を食べて、とても嬉しそう(笑

お店始めてから、土曜も休めなくなっちゃって、ほんの僅かな時間のお楽しみランチなのでした。

ごちそうさまでした。


★それから5日後、DH氏からのメールに
「8月の終わり迄、土曜日のお昼ご飯は味冶にしよう!!!!う・な・ぎ う・な・ぎ♪~」
と書かれておりました。



ああ~~~~~~~っ・・・・・・orz

 

 



都心のお庭でバーベキュー

2010-06-17 00:27:10 | その他専門料理

6月13日は、私の高校の後輩S氏にお呼ばれし、S家のお庭でバーベキュー。

なぜかこの日を異様なほど楽しみにしていたDH氏。
毎日携帯で降水確率をチェックし、上がると「大変だ!雨降るかも・・・」とメールが届く。


その他の人たちも同じかな・・・「携帯用BBQ掲示板」まで出来ちゃう、という熱の入れよう。

願い叶って、その日は見事に晴れました~

女子は私一人なので、食材を抱えての参加です。
今回はマイミクさんでもある三神さんの食品通販、佐野プレミアムイタリアンから、生牡蠣と宮崎牛を送っていただきました。
宮崎牛は風評被害に遭っていて、口蹄疫ではない健康な牛の肉もなかなか売れないとのこと。
宮崎の畜産農家を守ろうという主旨で、三神さんが破格値で販売しています。
その中から、もう若くない私たちにも優しい、モモ肉をお願いしました。


S家の畑&お庭
毎年いただく採れたてお野菜、ここで育っていたのね、ちょい感激


後輩B氏提供の屋根?ターフと言ってた記憶があるけど、キャンプ素人なのでわかりません。


到着時、みんなが食べていたキュウリ。
畑からもぎたて、当然美味いです。


炭火焼ソラマメ、甘くておいしい~。


宮城産の「四季の牡蠣」
ちょっとだけ火にかけて半生で食べたら、超美味しい・・・・
20個全部なくなりました。


わたくし持参の「天使の海老」
これも半生くらいで焼いて、頭からバリバリ、有名レストランでも使われている、話題の海老です。


S氏作のスペアリブ。
こういうの作れる男子ってすごい!
もちろんDH氏には無理ざんす。


これも、わたくし持参のイベリコ豚。
塩コショウして、焼いただけ。


ステーキみたいだね。


お肉となれば、赤ワイン。
かわいいエチケットのスペインワイン。
結構美味しかったざんす。


さてさてメインは・・・・・


宮崎牛


風評被害で、ちゃんと食べられる肉も敬遠されてるって・・・なに?
私たちの仲間には、食品関係お勤め君もいて、問題なく大歓迎。


焼かれる肉ちゃん
後ろのホイルはデザートの焼きリンゴ


すっご~~~っ!
ディリットの炭火焼みたいだ。

柔らかで甘くて、超美味しいお肉でした。

デザートの写真は撮り忘れちゃったけど、焼きリンゴにアイスクリーム、グーでした。
アイス食べたの1年ぶりくらい、いや、もっとかも・・・


BGMは、高校時代にS君たちが演奏したオリジナルロック。
聴きながら「上手いね~」を連発するDH氏。

ホント上手だったのよ。プロになる話も持ち上がっていたくらい。

良い演奏は、30年以上経ってもやっぱりいい!

そう再認識したバーべキューDAYなのでした。

 

 






西麻布 ダルマット

2010-06-14 13:59:50 | イタリアン・スパニッシュ

こんな日・・・・


相模大野グリーンホールまで行きました。
ライブのレポートはこちらこちらにあります。

終了後のサイン会に思ったより時間を取られ、大急ぎで向かったのは西麻布。
目指すお店はダルマット、コスパ高くて美味しいからいつか行きましょう!と以前Tさんに誘われ、行きたいと思いつつ行けなかったお店です。
お店始めたら余計に「みんなとどこかへ食べになんて無理無理君」になってしまったので、自分たちだけで行こうと、この日に合わせて予約をしました。


メニューはコースのみ。この日は5300円のコースでした。


まずはお決まりのスパークリングから・・・


お店の人に勧められ、800円と1000円、両方を飲み比べ。
100円の方がずっと美味しい~。200円でこんなに差があるのねとビックリ!


アミューズは淡路産新玉ねぎのスープ仕立て。
スープの下にトマトのソースがあるのですが、添えられたスプーンとグラスの大きさがアンバランスで、底までスプーンが入らなかった・・・orz・・・残念!


焼き立てフォッカッチャ


オリーブオイルは3種類。
超スパイシー、スパイシー、普通。
超スパイシーなのは、あとから辛みがやってきます。


お野菜のテリーヌ、姫筍のロースト、アスパラの親戚、ほおずき


キャベツの葉で包み、ゼリーで固めています。
軽井沢のプリマヴェーラを思い出しちゃった。


ほおずきって食べられるのね・・・初めてです。
甘酢っぱくて、プチプチしていて、ジューシー・・・不思議な食感でした。


ハウスワインは飲み放題で一人1500円。
カラフェで持ってきてくれます。


カルパッチョ3種類


鯛だったかな・・・・


イカだったかな・・・


メバチマグロだったと思う


佐藤錦とフルーツトマトの冷製パスタ
意外な組み合わせだけど、これがすごく美味しかったの。


甘~い甘~い佐藤錦ちゃん


席の横にあったハウスワイン。
マグナムボトルです。



赤に突入!


ゴマの入ったパンが登場
焼き立て熱々で美味しい


沖縄の豚肉を使った、自家製のボイルハム
柔らかくて、ちょうどいい塩加減でとっても美味しかった。
脂のとろりとしたところが甘くて、これはまた食べたいなぁ・・・
ていうか、作ってみたいと思いました。


いろいろな魚介の出汁を含んだトマトソースで和えたペンネ。
魚介の出汁、凄いです。
何とも言えない旨味がいっぱい、これもとっても美味しかった。

2皿目のパスタは量が選べます。
私は少量、DH氏は普通にしました。


メインは鴨のロースト
柔らかで美味しい鴨でした。

なんというか、満腹満足~お腹いっぱい。
ワイン、多分2人で2本くらいの量は飲んだと思う。
特に赤が美味しかったなぁ。

デザートは無理だったので、エスプレッソだけいただきました。

ナフキンは紙製、ナイフやフォークはずっと同じのを使います。
コスパの高さを維持するために、無駄なものを省いてるのかもしれないな。
もちろん文句はありません。
お料理もサービスもお値段も、十分過ぎるお店でした。

ごちそうさま、季節を変えて、また行くと思います~。






ル・ロンポアン CP抜群のフレンチ

2010-06-07 16:25:11 | フレンチ・ビストロ系

こんな日・・・

期待して行ったんだけれど、ちょっとね・・・
JAZZでCDと同じはいかんでしょ。
ましてCDに入ってる曲しか演奏しないなんて・・・

スタンダードや他の曲も聴きたいから行くのにね~。

インプロはゼロ、何だかグループサウンズの演奏聴いてるみたいで、ちょいがっかり。

マーク・マーフィーも一緒だったら、もう少し変わっていたかも・・・なんて思ったりして。

セカンドステージで10時前に終わる・・・それだけでなんとなくわかるよね。
ま、こんなこともあるさ、仕方ないね。







この日は5月30日、なので始まる前に6月1日の記念日ディナーを。
広尾、天現寺橋にある「ル・ロンポアン」というお店です。
偶然ネットで見つけたんだけど、とにかくお安いの!
あと、HPにシェフの日記があって、なかなかお客様が来なくて大変って書いてあったから、他人事とは思えなくなっちゃって、絶対にここに行こうねということになったのでした。

真ん中のコース、一人4200円をいただきました。


スパークリングで乾杯


アミューズです。
チーズ味のプチシューとレバーのパテ。
このレバーがすっごく濃厚で・・・


当然こうなりますよね。
綺麗なオレンジがかったブルゴーニュ
ピノノワールは久しぶり、やっぱり美味しいなぁ


これで6000円は安いと思います


美味しいパンです。ちょっと全粒粉ぽい、精製してない粉の色


パプリカのムース
上に載った鎌倉野菜が新鮮で、野菜大好きな私にはたまらないお味。


これも鎌倉野菜
それぞれがしっかり自分の味を主張していて、とっても美味しかった。
特に大根君、チビのくせに一人前の大根味だったよ。


お野菜には白ワイン


このミュスカデがまた秀逸で・・・
1クリュだし、お味も抜群・・・なのに3800円という破格値、すごいです。


黒ムツのブイヤベースソース
これも濃厚で美味しいスープ、魚介の出汁がしっかり出ていてよかったわ~。
パンにつけて、残らずいただきました。


お肉料理
私は蔵王香鶏のロティ
しっかり身の締まったお肉でとっても美味しかった。
脂っこくないのもよかったちゃん。


DH氏はプラス1050円で子羊に・・・
臭みがなく美味しい子羊だったけれど、ちょっと脂っぽかったなぁと・・・
ま、お年ですからね~。


デザートはブリュレちゃん
パリパリのカラメル好きだわ~。


プチマドレーヌにエスプレッソ

もうお腹いっぱい!って・・・・

アミューズ入れて全部で5皿、それにデザートで4200円って、ありえない価格でしょ。
デザートとエスプレッソで800円だとしても、残りが3600円。
一皿が約700円って・・・・


安すぎませんか~?


なのにシェフったら、お勘定を間違えて、スパークリング2つを計算し忘れって・・・・

今度再訪したら、必ずお支払いしますね。


ごちそうさまでした、また行っちゃう確立高いです。