東京は雨だったのに、福島の高原は雪いっぱい。
まずは温泉ね、硫黄の香りがすごくて・・・し・あ・わ・せ。
総檜のお風呂、贅沢贅沢、その上こんなににごり湯なのよ~。気持ちいい~。
雪見露天風呂。寒いけど、気持ちよさの方が勝るのよね。
雪が降ってて見にくいけど、湯の花がびっしり、これは感動もの。
夕食までに3回も入浴してしまいました。
そして晩ご飯・・・
またまた、食べきれないほどの豪華さ。
1週間分のおかずが一堂に会したような。
前菜の後ろは、福島牛のしゃぶしゃぶ
お造りあり
真丈椀あり
蒸し物あり
1人用のしゃぶしゃぶ鍋がかわいい
もちろんこの他にもおかずがいっぱい。
フレンチ風のやイタリアっぽいのまで。
でもね、でもね、うれしかったのは・・・
ワインがあったことよ~。
旅館でワインって珍しいのよね。
ハーフだけど、カレラです。
ハーフなので2本頼みました。
そしたらヴィンテージが違っていて・・・・
最初は2000年
2本目は2002年
ほどよい時間が経ったカレラちゃんは、少し色が濃くなっていて、普通のシャルドネなのに超旨い。
いつも買うとすぐに飲んじゃうから、少し反省。
左が2000年、ちょっとだけ色が濃い気が・・・
デザートの苺ムースでごちそうさま。
満腹満足&温泉疲れで、あっという間に夢の国だったのでした。
でも次の日も、3回温泉に入ったぞ!
またまた温泉が恋しくなって、それも雪見露天に入りたくて・・・高湯温泉「ひげの家」を予約。
福島駅からバスで行く、標高700メートルの温泉です。
行ったのは3月6日の金曜日。天気は雨・・・orz
高湯温泉行きのバスは、福島駅発13時40分を乗り過ごすと、2時間半待たなくてはいけないそうで、早めの新幹線に乗って福島でお蕎麦を食べることにしました。
駅を降りると、ドシャブリの雨。なんてこったい。
最近金曜日の雨降り確立多いと思いませんか?
寒い冷たいと言いながら、ネットで検索しておいたこちらのお店「蕎麦人」へ。
挽きたて、打ちたて、茹でたて、の「三たて」のお店だそうです。
まずはお約束のビールちゃん、蕎麦屋の約束エビスざんす。
お昼はつまみメニューが少なくて・・・まずは3点盛りを。
蒲鉾の上に葉ワサビの醤油漬けが乗ったもの、酒盗&カマンベール、わさび漬けの3点。
ちびちびつまみながら、ビールをゴクゴク。
続いてオススメの会津の地酒を、1合だけいただきました。
お野菜と桜海老の掻揚げ、これで250円って・・・福島価格なのかしらん
カリカリしてて美味しい。
抹茶塩でどうぞって、250円なのに申し訳ないです。
さ、いよいよお蕎麦。
DH氏はお店オススメのつけ鴨を、私はせいろ。
歯応えも香りもよくって美味しいお蕎麦です。そのまま食べても十分いけちゃう感じ。
つけ汁は以外に薄味だったのでびっくり。東北って味が濃いイメージだったので。
出汁がよく香っていて、お醤油だけじゃなくてお砂糖も控えめ。
こういうお汁っていいなぁ。鴨もあっさりしています。
せいろのお汁も同じようにお砂糖控えめの薄味。
好きな味だね、と2人でにっこり。
ごちそうさまでした。福島へ行く機会があったらまた寄りたいなぁ。
そして予定通りバスに乗って・・・・・
バスを降りたら・・・・・・
こんな景色でした~~~っ!
3月4日、サントリーホールでB・メルドートリオのコンサート。
今回はよかったわ~。
前に見た時は、メルドーのテンションが上がらなくて、アンコールあたりでやっと火がついて、延々アンコールというコンサートだったけれど、この日は最初からメルドーらしい演奏。
加えて、ずっと気になっていたドラムの音の単調さも消えて、すっごくいいトリオ演奏に仕上がっていた。
ベースも年々テクニックが向上しているし、長く続けていると上達するんだ、続ける意義がちゃんとあるんだと思わされた夜でした。
行く度に「ドラムの音量がメルドーの繊細な部分を壊している」と言い続けていた私ですが、それも撤回。
いいコンサートでした。
終了後は予約しておいた「オステリア・ナカムラ」へ。
新国立美術館へ行ったとき、偶然見つけたお店。
土曜日だったから、当然「ご予約のお客様で満席です」と言われ、ちゃんと予約してから行きたい候補に揚げていたの。DH氏が、「入れますか?とお店の中に入ったときの雰囲気がとても良かった」と言うので、その言葉を信じてね。
ご夫婦なのかな、シェフとマダム、若いお兄さんとの3人で切り盛りしている、小さなお店でした。
メニューは黒板、ワインとドリンクのメニューはあります。
ぎりぎり9時半に行ったので、前菜2つパスタ2つメイン1つを2人でシェア。
ちょっと暗くて上手に写真が撮れてないのですが・・・
スプマンテで乾杯、グラス白ワインを飲みながら、やりイカと白いんげん豆のサラダ仕立て。
カラスミのパウダーがかかっています。柔らかいというか、優しい味で美味しい。
こちらは、牛ホホ肉とレンズ豆の焼きテリーヌ。
シチューのお肉を固めて回りを焼いた、みたいな感じ。
外側のカリカリ部分と、中のちょっとゼラチンぽいお肉とのアンバランスが美味しい。
温かいパンはライ麦入りで、モチモチちゃん。
蟹とポロネギのイカスミ入りパスタ。もちろん手打。
歯応えがあって美味しいパスタでした。
いつも食べているディリットの手打パスタが丸だとすると、こちらのは平たい感じ。これはもう一度食べたいなぁ。
もう一つはニョッキにしました。
想像していたのより柔らかくてビックリ。パスタとは対照的な歯応えだけど、メリハリがあって、両方食べられたのは正解だったわ。
赤ワインはマダムのおススメを。美味しいです。
メインは岩中豚だったかな・・・軽い煮込み(イタリア語忘れた)。
シェフがイタリア修行へ出かけて初めて食べたお料理なんだそう。
忘れられない味、というだけあって美味しい。
一皿で結構なボリュームでした。
いや~美味しかった、ごちそうさまでした。
お値段も六本木価格じゃないの、とってもリーズナブル。
これだけ食べて、スプマンテ2杯にグラスワイン2杯ずつ、そしてボトルワインも入れて1人9,000円ほど。
メイン以外はシェアしての盛り付けだから、量も結構あります。
これは再訪リストに入れないとね。
またビルボード東京のライブ&サントリーホールのライブがあるといいな~。