Wine&Dish&Music・・・

2009年11月に念願のJAZZ BAR をオープン。
よちよち歩きで、何とかやっています。
飲み食べ歩きは激減。

初めて降りた北千住、酒屋の酒場

2007-07-26 17:06:16 | 焼き鳥・やきとん・刺身居酒屋系
久しぶりの更新ざんす。


実はですね~・・・
先日、ちょっとした記念の日が巡ってきて、某所の小さなレストランを予約。
お料理もワインも美味しかったので、撮った写真を整理してアップしようとしたら・・・
リンクさせるためそのお店のHPを探していて、変なものを見つけちゃったのです。
ブログなんだけど・・・お客様の悪口がいっぱい書いてあるの(涙

もちろん悪口ばかりじゃないけど・・・

品のあるお客様がチップをいっぱいくださった、有名人の何々様にご贔屓いただいていて感謝、などの記事の間に、若いオネーチャンはマナーを知らない、予約時間に10分も遅れてくる嫌な客、というような記事が挟まれているのね。

小さなお店だったから、回転が悪かったり、お金をあまり使わないで喋るだけのお客さまなんて論外!という気持ちもわからないではないけれど・・・それなりに看板出して、一見客も入れているのに、そういうことをネットで、しかも店のHPにリンクさせて公表していいのかしら?

なんだかな~、きっと私たちも品定めするように見られていたんだなと思うと、それなりに美味しいお店だっただけに凹んじゃって、更新する気が萎えちゃったんだ~。
もちろん、そのお店について書いた記事も削除しました。

ブログって難しいなと、ちょい落ち込み君だったってわけ。

ということで、一昨日のことを・・・。
お友達に誘われて北千住まで。
しかし、狛江(会社所在地)からって遠いのね~orz
世田谷区・渋谷区・港区・千代田区・文京区・台東区・荒川区を抜け、やっとこさ辿り着いたのでした。


いろんなブログで見る看板。私もパチリと・・・


懐かしい木造家屋。経堂にあった「あさひや」を思い出しちゃった。


ぬか漬け、おいしかった~。


つぶ貝、コリコリ磯の香りちゃん。
パセリの下には肝が隠れています。
この肝をお醤油に溶いて、タコにのせて食べたらウマウマウマ~、幸せになれたぞっ!


ホヤ貝、おいしい~、もちろん新鮮臭みなし。
最初はそのまま、お醤油で、お酢かけてと、3通り楽しめたのも◎


じゃじゃーん、毛蟹さんよ~。


  
 にーらめっこしましょ~、アップップ~!



こちらの炭酸はカナダドライです。


フライ盛り合わせ。
鰺、海老、マグロ、イカなどなど・・・


  
     ファイヤーッ!

ドン★キングさんのカメラ光線を浴びたら、なぜか燃えてしまいました(笑


エビフライ、大きくてジューシーで、すっごく美味しい。揚げすぎていないのね、余熱で完全に火を通す、そういう揚げ方しているのが素敵。


DH氏の大好物シャコさん。
これで400円しないって・・・・どんな値段?安すぎだよね。


鰹照り焼き、だったと思います。


サーモンの西京漬け焼き。
これ美味しかった~、ご飯が欲しくなる味でした。



他にもね、鰺酢やホッキサラダ、トンカツ、ブロッコリー、冷しトマトなどなど、超豪華なラインアップ。
なのに、信じられないくらい安いお値段、これでやっていけるのかしら~と思うほどにね。

そして、ドン★キングさんからお借りした刺し盛りの写真を・・・
私が着いた時は既に箸をつけたあとだったので、まんまでお届け~。




   どっひゃーっ!すごいよね~っ!


〆鯖がとっても美味しかった。ほどよく締まっていて、酢がきつくなくて、私好み。


あ~、今思い出しても美味しいものばかり、ホントにホントにごちそうさまでした~。また行きたいな。


中野新橋 てっぽう

2007-07-20 16:47:18 | 和食・お鮨・うなぎなど

7月17日はJ・コルトレーンとビリー・ホリディの命日

ということで、マイミクでもあるスティーブ・キューン完全コレクターのMさんが中野新橋ジニアスのマスターに声かけをし「コルトレーン・ナイト」が催されることになったのでした。
夕方からコルトレーンかけまくり~、というこの企画。
壁に埋め込まれた大きいスピーカーで、コルトレーンのレコード聴くのは素敵過ぎだわ~!

会社帰りのDH氏と中野新橋で待ち合わせ、軽く食べてからジニアスにGOすることにした。
目指したのは「てっぽう」。いつも10時頃で閉まっちゃう、お刺身の美味しいお店です。


雨交じりの蒸し蒸しした日だったので、ビールがおいしいざんす。
DH氏なんて一気君(ぶ


お通しはとこぶし煮。
丸々1個なんて贅沢~。肝付きなのも嬉しいな。柔らかくてちょうどいいい味でした。
こういう薄味だと、素材の味が生きる=新鮮じゃないとダメなわけで、そういう意味でも大満足。


お刺身の盛り合わせ。
中トロに赤身、どっちもうまうま~。
平目はシコシコ、ウニは甘いっ!

驚いたのがタコ。北海タコみたいに大ぶりなんだけど、すっごく柔らかいの~。
活タコをお店で茹でたのかな?って思いました。
トコブシで感心してたけど、お刺身も全てが新鮮なので驚きました~。


海老真丈揚げ。
熱々、ハフハフ、ふわふわ~、幸せちゃんになっちゃうよ。
何も付けなくても十分美味しい、2人ともこういうの好きだわ~、で取り合いに(爆


割るとこんな感じ。海老の赤いのが見えるね~。


一の蔵の冷酒をお願いしました。
一の蔵、結構好きです。


合鴨の旨味煮とありました。
辛子付けて、ネギを挟んで食べます。いわゆる鴨ネギね。
見た目よりあっさりしたお味でしたわ。


野菜も食べようで、「わかめきゅうり」
こういう名前の料理なのです。
蛇腹に切ったキュウリとワカメ、出汁の利いたというか、三杯酢に出汁をプラスした風のたれがかかっています。ダイレクトな酢の物~のツンとした味が出汁で抑えられていて、サラダ感覚で食べられました。
うん、これは美味しい。冷たくして出されるのも◎。


最後はマグロのヌタ。
これは好みの問題だろうけれど、私たちは辛子酢味噌か柚子味噌のヌタが好き。
家で作るときは、ほとんど柚子味噌だから・・・
お味噌に出汁利かせて酢が控え目のヌタは、ちょっと好みじゃありませんでした。
でも、マグロは美味しいし、わけぎシャキシャキ、ワカメもシコシコでしたよん。

これにてごちそうさまをし、テクテクテクとジニアスへ。

ジニアスマスターはコルトレーンが大好きで、わざわざオリジナル盤を買い直したんだそう。
だから、すっごくいい音なのよ。
その上壁いっぱいに埋め込まれたスピーカーでしょ。これは文句なし。
ということで、もう何十年ぶりかでハーパーのボトルをキープしちゃったりして、閉店までコルトレーンを楽しんだのでした。

聴いたレコードは(覚えてるのだけだけど)
入店したときはモンクのモンクスミュージック(リバーサイド)。次にコルトレーンのファーストリーダーアルバム(プレステッジ)、オレ(アトランティック)、私がトレーニングイン(プレステッジ)をリクエストして、次がビレッジバンガードのワン(インパルスのドルフィー入り)、ラストがマスター秘蔵の海賊版。1961~2年の、いわゆるヨーロッパツアーの私家版なんだけど、これがすごくいい録音で、この日の最後にふさわしい音でした。

そして家に戻ってから、ビリー・ホリディのCDかけて、ビリーも偲んだのでけどさ・・・・・・。
コルトレーン聴きすぎで、夢の中でもずーっとコルトレーンが鳴っていたのはご愛嬌?
寝てから朝まで、ずっとずっとコルトレーンだったのさ(泣


中野「美登里」で鰻ランチ

2007-07-16 08:25:57 | 和食・お鮨・うなぎなど

「焼肉でスタミナつけた翌日は、鰻で元気をつけようっ!」とDH氏。

実は、かなり前から「鰻食べたい症候群」にかかっていたんだけどね。
食べたいが溢れて、こぼれ落ちそうになったのがこの日、というのは内緒なのかな?
朝から「うなぎ・うなぎ」と騒いでいました_| ̄|○

中野北口、第二力酒造の前に目指すお店「美登里」があります。
お持ち帰り鰻を買うことはあっても、お店で食べるのは初めて。
私が子供の頃からある鰻屋さんなのだけど、創業昭和元年だったのね。
びっくりだわ~。

お持ち帰り鰻も、ふわふわ柔らかくて超美味しいのです。

初めて入る店内は、狭いけれどレトロっぽくていい感じ。
写真撮れなかったのが残念だけど。


メニューはもちろん鰻だけ。それがいいのよね。
でも・・・・

 

  うなじゅう 1570円


  うな重   2100円


  鰻重    3150円


これって、全部「ウナジュウ」じゃん!




いったいどうやって頼めばいいの?


「平仮名で」



「ミックス1人前」



「漢字2人前にビールね」




   ま・さ・か!



ということで、メニューを指差して 「うな重」を頼んでみました(ハハハ


ビールを飲みながら、ひたすら待つ待つ。
おつまみ一切ないしね(泣


お漬物ときも吸い(150円)が運ばれて・・・・


きも吸い大盛りざんす。




  じゃじゃーんっ!



お重いっぱいに敷き詰められた鰻ちゃん。すご・・・・

お味は・・・う~ん、これこれこの味、柔らかいざんす。
見てわかると思うけれど、ここのはタレがあっさりしていて濃くないの。
甘すぎず辛すぎず、ちょうどいい塩梅なのね。

久しぶり、ホントに久しぶりに食べたうな重、おいしくて大満足。
きも吸いも、とってもいい味付けでした。
お腹も大満足すぎて、DH氏にお手伝いをお願いしましたが・・・




これにて風邪は完治、すっかり元気になりましたとさ!


風邪だから、焼肉で栄養をつけよう!

2007-07-12 18:15:48 | 韓国料理

風邪をひいてから6日目、そろそろ元気をつけねば、と連れて行かれたのがここ。
焼肉食道 かぶり」です。
中野のケーブルテレビの美味しいお店特集で、放映されていたお店。
待つのはしんどいので、席を予約してから行きました。






キムチ盛り合わせにナムル。
どっちも美味しかった。
甘酢っぽくない大根のナムルって珍しいなって思いました。


レバ刺し。
牛ですが、角切りの刺身って・・・

凄く新鮮っ!

臭みは全くなし、なのでとっても食べやすい。
参りました~。



ごま油とお塩で食べました。
見事なレバでしたなぁ。 


煮込み、もちろん韓国風です。
ピリカラで美味しい。
で、中身ですが、ななななんと、ほとんどがぶつ切りの

  タン


何ていうのでしょうか、韓国風のタンシチューみたいで、凄く贅沢な感じ。
これで500円しないとは・・・ウ~ム、参りましたパートⅡざんす。
日によって中身は違うのでしょうけど、これはお奨め。
どこのお肉屋さんで見ても、タンは貴重な高級品になってるものね。
いや~、太っ腹度にびっくりしました。


茹でたキャベツ&コチジャン
これはサービスですと。
ありがとうございます。


タン塩。
1センチくらいある、厚切りタンです。
厚いけれど柔らかい。
ネギも大盛りでグー。
美味美味でした。



ロース。
見ただけでいいお肉ってわかるよね。
ちなみにこのお店、使ってるお肉は全て国産なんですと。

柔らかくて見た目よりあっさりしていて、私たちにはちょうどいい脂加減。


カルビを焼いているところ。
カルビよりロースだね、が年寄り(?)2人の一致した意見。
こんな七輪で焼くのだけれど、上の換気扇が強いから、煙はほとんど上に行きます。


最初に氷の入ったグラスを持ってきてくれるのだけれど、それはこういう風に炎が出たときに氷を載せて消しなさい、という意味なのでした。



〆はビビン麺。
ピリピリカラカラ、でも辛い甘いで美味しい~。
ここのはそんなに辛くないぞ。
渋谷のトンデジやアジャリの方がずっと辛い辛い。
でもおいしかった。


病み上がり、上がる途中だったので、そんなに飲み食べできなかったけど、お腹はいっぱい。
嫌がるDH氏を説得し、運動のために歩いて帰ることに。
そして中野新橋にあるジニアスというジャズのお店に寄り、閉店までいい音を聴いて過ごしたのでした。

ジニアス、その昔渋谷の百軒店ストリートにあったお店。
マッチやイラストが同じで懐かしい。
疲れない、すっごくいい音がします。
また行かなきゃ。


笹塚 老大房

2007-07-09 17:09:05 | 中華料理・エスニック系

先週の月曜のことであります。
なぜか風邪をひいたorz


鬼の霍乱・・・だな


ひき始めなので、まだ食欲はあるが、作る欲は大分減少気味
喉が痛くて、喉越しのよいものが食べたくなる。

甘くなくて喉越しがいい・・・・ツルツル・・・冷たい・・・気持ちよさそう~・・・冷やし中華



いいかもしんないっ!



気付いたら、笹塚にいた(嘘だけど・・・

本当は、バスに乗って笹塚方面に行った。
目指すは「老大房」、安くて美味しい中華屋さんです。


ここに来ると必ず頼む「セロリと干しえびの和え物」380円
シャキシャキセロリが、痛む喉に気持ちいいの。


イカとキュウリの辛味和え、これも380円
どちらも食べかけ画像でごめんちゃい。


大好き焼き餃子。5個で350円。お肉いっぱい、皮モチモチで美味しいです。

が・・・ビールが美味しくない。
餃子&ビールという最高の組み合わせなのに、ビールが入っていかない。

仕方ないので、レモンサワー


ちっ、なんてこった





元気をつけようと「ニラ玉」
これはちょっと・・・ニラ入り玉子焼きって感じなんだもの。具もニラのみだし・・・
これで850円、う~む微妙だ。380円がなきゃOKなんだけど、CP悪いかもだわ~。


DH氏がずっと食べたかったマーボー豆腐
山椒がいっぱいかかっていて、ピリピリのウマウマ~。
味も濃くなくて、ご飯なくてもいけます。
普段の私なら、もっと辛くてもだいじょぶだけどね。
この3倍くらい辛いのが好き!



最後は予定変更して、こんな麺。
ジャージャー麺の温かいバージョンみたいな感じ。

辣醤湯麺か辣醤温麺って書いてあったような気がする。
これが意外な美味しさ、見た目よりずっとあっさりしていて、八丁味噌味風のスープも甘ったるくなくていい感じ。
初めて食べた味だけど、気に入ったぞ。


麺は細目、ツルツルシコシコでこれまた美味しい。
喉にするすると入って行きます~。

体調よかったら、もっと色々食べられたかもだけど、今回はこれでギブアップ。
ごちそうさまでした~。安いし美味しいし、やっぱりこのお店好きかもだわ~。


この翌日から「飲めない食べられない食べたくないトラップ」に嵌るとも知らず、大満足でお店をあとにした私なのでした。チャンチャン。


小滝橋 岸由

2007-07-06 12:18:36 | 和食・お鮨・うなぎなど

9時半出発の送迎車、10時発のバス、そして新幹線に乗り、温泉から東京に戻ったのは2時近く。

どこにも寄らず、温泉のみで帰ってきたのにはちゃんと理由が・・・


フフフ・・・・♪(* ̄ー ̄)v


この日は楽しみにしていた食事会があるのでした。
メンバーはマイミク泥酔院さんとizaさん、DH氏と私の4人。
場所は小滝橋にある「会席料理 岸由」です。

美味しい和食が食べたくて、ネットで見つけたお店。
高田馬場に住んでいたから、お店の存在も知っていたし何度も前を通ったけれど、未訪でした。
気軽に入れるような感じの店構えじゃない、というか、お金持ちや大会社のお偉いさんが行きそうなお店だなと思っていたの。
でも、ネットで見たらわりとリーズナブルな価格ではないの!
これは行かねば!と予約を入れたのでした。


こんな看板なんだもの、少し怯むが・・・扉を開けると「いらっしゃいませ~」という声と共に笑顔のおかみさんが・・・。優しそうなお顔にホッ・・・というか、私よりずっと若いおかみさんでしたorz

通されたのは8畳位のお座敷。個室でまったり・・・いいね~。
早速ビールをオーダー、宴の始まりざんす。


ナプキン代わりの手拭い。手縫いでちゃんとナプキン状に仕上げてあったの。
なぜか、幼稚園のお弁当用のナプキンを思い出してしまった。それと同じ縫い方だったのね(笑み


最初は「スズキの煮凝り」、酢の物味。
今が旬のじゅんさいとオクラの叩き、トマトと合わせてあります。
このトマトはシロップで煮てあるそう、甘くてお菓子みたいでした。


日本酒のメニュー。
私はよくわからないのだけれど、すべてガツンと来るようなお酒ばかりだと、泥酔院さんたちが・・・。
実際冷やでいただいたもの、お燗でいただいたもの、どちらも「濃ゆい~~~っ!」と叫びたくなるのばかり。
結局、白鷹と〆張鶴以外を全部飲みましたけど・・・なにか?



大きな川海老のから揚げ(カリカリパリパリで美味しかった)、お寿司(お魚名失念)梅と芽ネギが・・・
鮎の一夜干し蓼添え。この鮎がメチャウマで、また食べたい~~~っ。


すっごくモダンなお椀、コンコンと叩いて「木製だ・・・」とDH氏(前職柄、漆製品に拘りがあるの)
蓋を開けると・・・・


枝豆の真丈椀、すごくいいお出汁の味。やさしくてほわ~~っとしちゃう。
隣にあるのはウニウニウニ~大量のウニです~~~。



フフッ、幸せだね~。



緑の野菜は「つる菜」と聞いたような・・・、シャキシャキで好きな味。
茗荷も主張しすぎてないし、言うことなしのお椀でした~。



次は、お刺身。
マグロ・タチウオ・イシガレイ(多分)・アオリイカ
タチウオ1切れ食べちゃってからの撮影、ごめんちゃい

どれも新鮮で美味しい~。特にタチウオのお刺身は初めてだったので感激。
こんなに脂がのっているものなのね~とビックリ。

菊花やオカヒジキなど、添えられた野菜もグー!


「スズキの塩焼き、蓼おろしを添えて」でございます。

「スズキってちょっと香りがあるよね~」
「そうだね、それを蓼が消すという意味で蓼おろしなのかな~」
「皮がパリパリでおいしい」
「塩加減もちょうどいいよ」

などなどと話しているうちにみんな完食。
美味しいものは会話を弾ませる・・・?
いえ、必要最低限の会話しかしていません(爆

だからすぐ食べ終わっちゃう~(大爆



じゃじゃ~~~んっ!

・・・アワビ・・・フカヒレ・・・アワビ肝・・・

蒸して餡かけ?
具に夢中になって、おかみさんの説明を聞き損ねたざんす


この厚み、すごいでしょ。
こんなに厚いアワビ初めてかも・・・

お味は・・・・柔らかい~~~~っ!

ちょっと生姜が多い気がしたので、除けて食べました。
せっかくの香りが生姜で消えちゃうのもったいないしね。

下には水ナスの油焼きが敷いてありました。写真だと・・・よく見えないねぇ。
インゲンの横にあるのがそうかな?


お食事は、穴子の蒸しおこわ。
好い加減に蒸し上がっています。


ほわほわの穴子、味も濃くなくて美味しい。
万願寺?青唐辛子がいいアクセントに。
おこわにごま塩は定番なのかな?私はなくても十分だったけど。


あおさ?岩海苔?海草の入った赤出汁風お味噌汁。
沢庵に白瓜のぬか漬け、奈良漬。
この奈良漬、甘くなくておいしい~。
奈良漬苦手なDH氏の分もいただき~でパリパリパリ、思わず笑顔。

しっかし、日本酒飲めて何故に奈良漬ダメなのでしょうか・・・疑問君。


デザートの水菓子、スイカに葡萄、イチジクです。

おいしかったね~とまったりしていると、ご主人がお茶のお代わりを持ってきてくださいました。
ご主人、とっても物腰が柔らかくて、人の良さそうな、善人の塊という雰囲気。
「う~ん、こういう方が作るので、あんなにやさしい味のお料理なのね」と勝手に納得してしまったくらい。




今回のコースは、初めてのお店というのと泥酔院さんが小田原からわざわざいらっしゃるということで、8,400円のものをお願いしました。それにビールとお酒7合で、1人12,000円しなかった。
お値段もお財布に優しいお店、これは再訪ありですね。




そうだよねっ!




6,300円と8,400円、2種類のコースがある・・・ということは、6,300円コースだったら普段でも十分行ける範囲じゃん。
おうちご飯を倹約メニューにして、月一くらいで行きたいと密かに思った私なのでした。

ごちそうさまでした、近いうちにまた伺います~。ウフフ




その後「怪しいワインバー(店主曰く)」でハム類をつまみにボルドーワインを3本空け、梅酒ロックとジンフィズを飲んでからおうちに帰りましたとさ~~~っ!・・・・・・・・・・・・・・・チャンチャン



温泉はこんな感じ

2007-07-04 13:47:20 | 旅行・温泉

今回行ったのは、「那須塩原新湯温泉」というところ。
新宿から塩原温泉行きのもみじ号というバスに乗り、終点で降りてもみじ街道を上った場所にあります。

泊まった旅館は「渓雲閣」。
以前「温泉の宿」というサイトで、栃木県にある温泉をくまなく調べていて見つけたお宿。
その時は「カップルプラン!女性半額!」というのに惹かれたのだけど・・・。
男性12,000円女性6,000円という宿泊費の安さ&新宿からバスで往復5800円、これは行かなきゃならないでしょう(今は13,000円 6,500円になっています)と思ったわけ。


お風呂は男女別大浴場と露天(貸切)が2つのみ。
露天は空いていれば何回でも入れます。
となると、こっちの方が気持ちいいのでつい・・・
上は左側の露天風呂。


こちらは右側。
少しだけ、左側の方が眺めがいいようです。


目に入るのは緑だけ、聞こえてくるのはお湯の流れる音、う~む癒されます~。

ただし、匂いは硫黄なのね。
箱根の大涌谷と同じ匂いがします。


  ゆでたまごっ!




意味あるのかないのかよくわからないけれど・・・ぷ

もちろん、ちゃんとした成分表も貼ってありました。


こんなに白濁しているの。
かき混ぜると、湯の花がもわ~っと立ち上ります。
浮かぶ湯の花見えますか?


桜の木にさくらんぼが・・・。
かわいかったけど、食べられるのかしら・・・。




激安プランだったので、「食事は一般料金とは異なります」と書いてありました。
でも、それほど貧弱ではなかったし、飲みながらなので十分、いや十分過ぎだったよ~。

左上から、食前酒(洋梨)、枝豆・鱈のカボチャグラタン風・蒟蒻煮・ばい貝の盛り合わせ、マグロ・カンパチ・蒟蒻のお刺身。
蒟蒻のお刺身は赤紫蘇味でさっぱり美味しかった。カンパチもプリプリしてて◎。

下段左は栃木の郷土料理「しもつかれ」、湯葉の煮物、牛の陶板焼き。

「しもつかれ」、初めてなので何なのかを聞いたら、鮭の頭を細かくして大豆や人参、大根と酒粕で煮込んだもの、と仲居さんが教えてくれました。
その際、大根と人参は必ず鬼おろしで細かくするのだそう。
見た目は「えっ!」と思ったけれど、それほど生臭さもなく、酒粕の香る優しい味でした。

湯葉は見た目よりすごいボリューム。
広げたらA4サイズくらいか、それより大きくなっちゃいそう。
湯葉大好きなので、全部食べたら、お腹いっぱいになってしまったorz
牛さんは、脂少なめだったけれど、柔らかくて美味しかったよ。
オージーぽい匂いもしなかったから、多分国産だと思います。

写真はないけれど、これに山菜ときのこの天ぷら、胡麻豆腐、お吸い物代わりのおうどんと白飯、お漬物、そしてデザートはメロンというメニュー。
結構多い、うどんもごはんも食べられなかったピョン。

朝ご飯は、豆乳から作るお豆腐に温泉卵、サラダ、塩鮭、煮物、牛蒡味噌、のり、お漬物、ご飯、味噌汁、牛乳というメニュー。
こちらも十分な量でした。

今回の温泉行き、DH氏の湯治が目的だったのだけど、なんとそれも大成功。

軽いアトピー症状があるDH氏。
多分仕事のストレスが原因らしく、寒い間は大好きな石松でゆったりまったり過ごすと軽減するのだけれど、汗をかく季節は石松だけじゃ足りないみたいで・・・
この1ヶ月くらい痒み止めの対処療法で誤魔化してただけ。
いよいよそれも限界になり、以前行って劇的に効いたこの温泉へGO。

お湯に入るとピリピリ滲みる~と言っていたDH氏、いる間に5~6回温泉に入っただけなのに、帰ったら痒くない、赤みも取れているというすごい結果にびっくり。
個人差があり、誰にでも効くとは言えないけれど、年に3回位行ったら医者要らずだねと納得したのでした。


塩原温泉 そば処 是庵たみ吉

2007-07-03 13:33:46 | お蕎麦
蒸し暑くなり、持病がちょい酷くなったDH氏。
以前何気なく行った温泉で、劇的な効果を得られたのを思い出し、もう一度行きたいと切望。
その時は、出張で湯布院温泉に行った翌日だったこともあり、真偽の程を確かめる目的も兼ね、急遽湯治旅行を企画、予定の合間をぬっての1泊2日でした。

目的地は那須塩原新湯温泉、塩原温泉郷から更に上った場所にあるにごり湯の温泉。
新宿から高速バスが出ているので、割りと楽に行けるのも嬉しい。
とはいえシーズンオフの金曜日、バスは1日1往復のみ。
新宿から乗ったお客さんは、何と私たちを含めた3人だけ。
次の東京駅で6人乗り、わずか9人でバス1台の旅となったのでした。
これじゃJRバスも赤字だろうね~。

天気予報は雨。
ま、湯治目的だからいいんだけど、雨を追いかけ追い越すようにバスは走っていたはずなのに・・・終点に着いたら大雨orz
散策する余裕はなく、終点近くのお蕎麦屋さんでお昼をとることにしました。
3軒あった中で、いちばん雰囲気のあるお店をセレクト、是庵たみ吉さんです。

店内は民家を改装した風なのだけれど、磨かれた廊下や引き戸、部屋の処々まで趣のある造りになっていてとても素敵&立派、「お金をかけた古いおうち」という感じがしました。


ビールを頼んだら、こんなお通しが・・・。
蕎麦豆腐にとろろと桜海老、ネギに山葵、盛りだくさんです。


焼き味噌にはキュウリが添えられていました。
モロキュウ感覚と両方楽しめていいかも・・・。


これがすごかった、鴨のタタキです。確か900円くらいかと・・・
揚げ蕎麦と水菜が添えられていて、一緒に食べました。
お肉12枚って・・・太っ腹杉君ざんす。


メニューに「生粉打ち」とあったので聞いたら、今日はもう売り切れですとorz。
なので、冷たいそばメニューからオーダー。
せっかくなので、DH氏はお奨めのつけとろを、私はおろしにしました。
自然薯も大根も地のものだから、きっと美味しいだろうなぁ・・・。


つけとろのとろろです。これがすごい!少し蕎麦汁を入れただけでは伸びないくらいの弾力。
というか、汁がとろろに入っていかないのね。
がんばってがんばって、少しずつ汁を入れて、お蕎麦をつけられる固さにしました。

一口もらったけれど、とってもおいしいとろろだったわ~。


こちらは私のおろしちゃん。
思ったより辛味がなくて、食べやすかったざんす。


お蕎麦はこんな感じ。少し太目かな、もちろん味も香りも、しっかり腰もあるお蕎麦です。


黒いポチポチは見えないので、皮を剥いて挽いている粉なのかもしれません。

量はたっぷり、お腹いっぱい~。大盛りにしなくてよかったとDH氏。
これは温泉にいっぱい入って、お腹空かすしかないでしょう。
たっぷりの蕎麦湯もいただいて、満腹満足、ごちそうさまでした。

是庵たみ吉、塩原もの語り館の斜め前、銚子屋食堂の隣りにあります。