一番最初にしたかったのが、オーディオ選び。
「最新機器=一番良い」というわけにいかないのが、難しいところ。
JAZZを流すお店だから、当然レコードもかけるわけで、
CDというデジタル音源に合わせた最新機器が、必ずしもレコードに合うとは限らない。
去年の夏、軽井沢万平ホテルで偶然オーディオフェアをやっていて、
その時聴いた「FOSTEX」というモニタースピーカー会社の製品がすごくいい音。
これにしようと思ってたのだけど、秋葉原でいろいろ聴き比べるとやっぱり迷う。
耳も体もJBLに慣れているんだな~。どうしてもJBLがいいって思っちゃうんだもの。
そのJBLでさえ、マグネシウム素材を使ったスピーカーを出すようになっちゃって、
「昔のJAZZ喫茶音」を出すスピーカーは中古でしかない。
ネットで偶然見つけた「JBL中古スタジオモニター専門店」にメールしてみたら、
「ぜひスピーカー探しのお手伝いをさせてください」とうれしい返信が・・・。
というわけで、ショールーム兼事務所にCD持参でお邪魔し、視聴させてもらいました。
そこで「ビビビ」とくるスピーカーに遭遇、即決定~となりました。
この時3種類のスタジオモニターを視聴したのですが、とにかく音のバランスがずば抜けていたのがこの子でした。ちょっと泣きそうになるくらいいい音で、感動。
後ろのパワーアンプが見えますか?
マークレビンソンの最高級品です。
いい音なのはこのアンプのせいもあるかもだけど、これはさすが中古でも手が出ないわ~。
ということで、次はアンプ探し。
やっぱり憧れはマッキントッシュでしょ。ということで、マッキン視聴を繰り返すも・・・ピンと来ない。
なんだか奥行きがないのよね~。どれもこれも・・・・
そこで、マッキンを鳴らしてもらっている時、アキュフェーズに切り替えてもらうと・・・
まるで音が違う!というのを再認識。
単にアキュフェーズが好きというのではない、マッキンでは聴こえない、細部の繊細な音まで出てるんだもの。
メーカーを決めたら、機種探しです。
私はオーディオ音痴なので、まずお店の人に相談。
スピーカーの大きさと、流す音楽、CDだけでなくレコードもかけることを伝えて、セレクトしてもらったのがこれ↓です。
38センチウーファーも楽々鳴らせるA級パワーアンプ、A-50。
コントロールアンプC-280L
実は最近のアキュフューズのプリアンプは、CD対応用として作られており、レコードを聴くにはフォノイコライザーを付けなくてはならなくて、今市販されているイコライザーよりずっと性能の良いものが内蔵されているのが、このプリちゃんなんだそうです。
発売されたのはずいぶん前だけれど、メンテもきちんとされているし、何よりアキュフェーズは発売された全ての製品のネジ1本までまだ在庫がある、という本当に安心できるメーカーだから、お店の人のオススメに素直に従い決めました。
はてさて、どんな音が出てくれるのか・・・今から楽しみちゃん。
さ、次は内装、カウンターやスピーカーの配置はほぼ決まりました。
これから細かく詰めていくことになります。