Wine&Dish&Music・・・

2009年11月に念願のJAZZ BAR をオープン。
よちよち歩きで、何とかやっています。
飲み食べ歩きは激減。

もっぱらランチで食べ歩き

2011-04-25 02:28:55 | 休日の過ごし方

お店始めたら、お休みは週1回。
ということは、おうちご飯(夜ね)も、週1回。

美味しいお店で食べたいけど、家でも食べたい。

となると、外食はランチ。

最近毎週ランチでいろんなお店の味を楽しんでいます。

  

   

   

  

久々のディリットランチ。

デキャンタワインを飲みながら、グリーンアスパラガスのカルボナーラと春キャベツと子羊のトマト煮込みソース。

メインは、鰆のムニエル八朔添えに松坂豚の炭火焼。

前みたいに、仕事遅くなったから待ち合わせて外で食べようとか、何となく外にしたいね、って出来なくなった分、日曜日遅めのランチが心地よい。
のんびり外を眺めながら(といっても、いつもの近所の景色)、とりとめもない話して、美味しいねって言って、途中でお皿を取り換えっこして・・・美味しいワイン飲んで・・・お腹いっぱいになって・・・



自転車で帰る(笑)



なんか幸せ・・・

もちろん、その後はお昼寝タイム

 


のんびり、優雅な休日です~。

 







丸の内 きじ 

2011-04-06 15:59:41 | おでん、お好み焼きなど

コットンクラブへ行くたび、いつもすごい行列で通り過ぎるだけだった「きじ」

「地震の後だし、計画停電あるし、平日だから並んでいない予感がする」
そうDH氏が言うので行ってみると、20人ほどの列。
これは楽勝、で列に並ぶ。



5~6組目くらいで入れました。

行列店の鉄則、並んでいる時にオーダーを取る効果もあり、あまり待たずに出てくるし・・・。

  

ビール、キュウリの一本漬け、牛スジポン酢で焼けるのを待つ。
スジポン、柔らかくて美味しい。
あまり脂っこくないし・・・これは真似したいなぁ。
スジといってもスネに近い感じがしました。

 

豚玉チーズとその断面。

チーズチヂミみたいなのを想像していたんだけど、粉チーズが主で、中のチーズは少ししか入っていなかった。これはちょっと残念。普通の豚玉の方がよかったかも・・・。



スジモダンにチョイス(焼けた生地の上に半熟卵と青ネギを載せるトッピング)。
この半熟卵がトロトロで美味いっ!
青ネギも美味しいし・・・。

今回はこちらに軍配、いや~これはいいね~。
丸くないモダン焼き、生地もお好みよりずっと柔らかなの。

学生時代に梅田のきじによく行った、というDH氏。

「うん、久しぶりのきじの味だ・・・」と満足げ。

コットンクラブへ向かう足取りも軽く、嬉しそうなのでした。

ごちそうさま~。


思うこといろいろ

2011-04-05 12:42:43 | いろいろ、いろいろ

東日本大震災以来、「食べ歩き」や「おうちごはん」の記事はちょっとお休みしていました。

でも・・・「不謹慎」「自粛」・・・そんな言葉が飛び交う中、ちょっとおかしな方向へ進んでいるような気がします。

身近なところでは、中野駅周辺の「桜まつり」が中止になりました。

今朝のテレビで、中野の個人デリバリー店の取材をした様子が映っていました。
毎年「桜まつり」で入る、オードブルやお弁当の注文が、今年は会社関係などの大口からはゼロだそうです。
注文がゼロということは、当然売上もゼロですよね。
例年の2割しか売れない、そう話す店主さんの表情も硬いです。
パートさんも断って、店主一人で仕込みをしていました。
ということは、断られたパートさんも、収入がなくなることになります。

自粛より何より、収入が減ったり途絶えたりすれば、物を買ったり外食したりは出来ないでしょう。

被災地の復興には莫大なお金が必要になります。
ただでさえ不景気と言われる世の中だったのに、震災後もっと景気が悪くなってしまったら・・・困りますよね。

贅沢をしよう、とは思いません。
でも、行きたい所へ出かけたり、身の丈に合った外食をしたりするのは許されるのではないでしょうか。
たとえ僅かでも、外にお金を使って経済を回していかなければ、益々不景気になるのではという気がします。

ということで、私も外出・外食記事を復活させます。
それだけではなく、復活させるには、もうひとつの理由があるのです。



原発が収束に向かわないので、海外のミュージシャンの来日がキャンセル、または延期になっています。
ビルボード東京は震災からずっとお休みしていますし、コットンクラブもほとんど休業に近い状態。
ブルーノート東京は、日本人アーティストに切り替えたりしていますが、それでも前ほどスケジュールは埋まっていません。

こんなに大きなジャズクラブでも、大変な影響を受けているのです。
小さなクラブや、個人事務所に近いプロモーターの方々も苦しいだろうなぁと思うと、胸が痛みます。

放射能の数値がどんどん上がり、全ての来日公演がキャンセルかと思えた時、フィル・ウッズ・グループだけが日本にやってきてくれました。

 

震災以降、22日23日の2日間だけが3月のコットンクラブの公演という寂しさ。
きっと家族の反対もあっただろうに、来てくれた彼らには敬意を表したい思いでいっぱい。
80歳という年齢なので、ERMのような迫力はない代わり、まるでいぶし銀のように味のある綺麗な音色。
単音をロングトーンで吹いただけで歌うのには、本当に驚かされました。
そしてそれが、まぎれもなくフィルの音なのにも・・・
私の大好きなウッドロアやMデュボアのSummer Knowsの音・・・。
ただ、満席じゃなかったのが残念だった。
こんな時だし、計画停電の話もあったから、まさしく「自粛」だったのかとも思うけれど・・・

原発がどうなるのか予測もつかない状態の時、わざわざ東京に仕事に行くのはリスキー。
それは至極当たり前の考えだし、否定する気は毛頭ないけれど、それでももしあなたの好きなミュージシャンが来てくれたのなら、聴きに行ってあげてほしいと思います。
お店を支えるためにも、ぜひ・・・。

私も、可能な限り行きたいと思うな。