井の頭公園に行く途中にあるお蕎麦屋さん「上杉」。
今建替え中の焼き鳥「いせや」さんの先、カーブした道を少し進んだ左側にあります。
いせやさんは、いつの間にか8階くらいまでの骨組みが出来ていて、すごくノッポのビルになるんだな~と、ため息が出た。
あの煙もーもーというか、煙に包まれた古い建物は、記憶の中でのみ存在する一枚の絵のようになってしまったんだな~。やっぱり現実見ちゃうと淋しいね。
昔のお蕎麦屋さんという風情、中も昔っぽくて素朴な感じ。
昼時で混んでいたので、しばらく外の椅子に座って待つことに。
私は座ってたんだけど、DH氏は周辺のお店を覗いたり、研究熱心君。
生演奏(?・・・フラメンコかも・・・)があるスペイン料理屋さんの店主に誘われた、と言いながら戻ってきたのがおかしかった。変な外人みたいだったんだって。
しばらく待っていたら、2~3組が一斉に食べ終えて出てきたので店内に。
「お待たせしてすいませんでした」と何度も言われ、こちらが恐縮。
お蕎麦のためならえ~んやこら、なのにね(笑
暑かったのでビールがおいしい~。
おかみさんが、チョコチョコッと持ってきてくれたセロリ漬け。
おいしかったです。
少し経つとまたくるミニつまみ。これは鶏肉の味噌キムチ風味でした。
「どこでも板わさちゃん」と呼んでくれて結構です。
ホント、必ず頼んでるわね~。
DH氏も呆れ顔、スンマソンです。
焼味噌。しゃもじに塗って焼いてあります。
いつも思うんだけど、このしゃもじって何回か使うとダメになるだろうから捨てちゃうんだよね。
それなのに400円前後(正確なの忘れたの)って、安すぎじゃん。
その上、このお味噌が超おいしいの。
辛すぎず甘すぎず、程よい塩分に青紫蘇の香り、ツプツプするのは蕎麦の実かしら・・・。
お蕎麦を決めるのにメニューを見てビックリ、だって安いんだもの。
せいろ500円、田舎550円、さらしな630円、吉祥寺でこの価格は良心的です。
紫蘇切り、柚子切り、抹茶切りなんていう変り蕎麦もある。う~ん、惹かれすぎて決められないっち。
散々迷った挙句、ビギナーなのでノーマルな「せいろ」にしたDH氏。
私は更科・田舎・蒸篭が味わえる「三色」に。
これがせいろ。普通に美味しいし香りもあります。
これは田舎。太くて固いけれど、よく噛み締めるとお蕎麦の香りや甘みがガツンと来る感じ。
疲れるけれど、ずっと噛んでいたいと思わせるお蕎麦。
長野の西屋敷で食べた田舎蕎麦に似ていた。
西屋敷のはもっと太かったけれどね。
そして更科。
これが一番気に入ったかも・・・舌触りというか、つるっとした感触がいいの。
次回は更科と変り蕎麦を頼んでみようっと。田舎も捨てがたいんだけど、暑くなるとモソモソしたのよりツルッと入る麺の方に惹かれちゃう。
蕎麦湯を飲んでいると、さり気なくデザートが・・・
リーズナブルな価格設定なのに、こんなにサービスしていいんだろか・・・?
もちろん、ありがたくいただきましたけどね。
ごちそうさまでした。
外はとってもいいお天気。
井の頭公園の緑もきれいだし、なんだか吉祥寺に住みたくなっちゃったねとDH氏。
う~ん、いいかもしれない。私も吉祥寺は好きだしね。
吉祥寺でジャズバー開店・・・そんな日が本当に来ますように・・・
・・・・・・がんばって貯金しようっと・・・・・・・・
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