マイナースポーツの金策

昨晩、ＴＶニュース「サキヨミ」で、北京五輪銀メダリスト、フェンシングの太田選手の特集をみたけど、スポットライトを浴びる選手だけでなく裏方の努力あってこそのメダル獲得だったんだな～と。

特に金策。日本のＩＯＣからでる強化費用が、特ＡからＣまでランク付けされてたってこと初めて知った。（当然フェンシングはＣ）

遠征費用を親からの借金でまかない、それでも足りなくて競技人生を諦めた選手もいる。バイトの合間に練習するしかないから、300日以上練習に明け暮れる外国選手に太刀打ちできるはずも無い。選手も関係者もいつまでたってもモチベーションが上がるはずもない。

ナイナイづくしの現状を打破するため「500日合宿」を強行。太田選手がニートだったのは有名になったが、他の選手も会社を辞め合宿に参加したので、その生活費保証を含め経費6500万円！。しかも開始時点でまだ集まってないという見切り発車！！。

ニュースは協会財務担当氏の奮闘ぶりが中心になっていたが、名前が出てこなくても協力を申し出た人たちはきっと沢山いたはずだ。

五輪での野球チームが「たとえ野球が復活しても、Ｄランクから出直せ！」と厳しい批判をうけてたが、他のマイナー競技の人たちが多かれ少なかれ同様の苦労をしてることを思えば当たり前の話だ。

もしも自分がロト６で3億2千万当てたら、こういう競技界の人たちに寄付したいね（キャバクラ嬢にじゃなくてさ）