日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

3月18日

2014-03-18 | 震災

震災の発生が冬だったことは
衣類の面や燃料の面で健康面でも
困ったことばかりだったが
ありがたいこともあったという話

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毎日泊り込みで働いていた先生たちであるが
もちろん学校にバスルームはない
あったとしても水道は止まっている

つまり一週間風呂に入っていないのだ
着ている服も朝から夜まで同じ物
これが夏場だったら我慢できない臭いだっただろうが
気にならない程度だったのは冬だったから

それでも流石に女性たちからは不満が出ていた
情報によると隣の集落の公衆浴場が営業をしているという

18日の夜職員乗り合わせて出かけた
営業時間過ぎていたところを拝み倒して入れてもらう
かなり熱い湯だったが体を洗い人間らしさを取り戻す
きれいさっぱりした所で
身につけるのは同じ服だったりするのだが・・・

コメント
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