「なかったこと」

　こんにちは。　



　「振り出しに戻る」。
　嫌な言葉です。
　これまでの努力が徒労だと認めること、
　あるいは、自分は間違えていたんだと認めること、
　誰だって、出来れば避けたいことですよね。


　しかし？と、
　私は思うんです。

　過ぎてしまったことを受け入れられた時、
　「過去」は「経験」となり、
　より上手く生きていくための財産になっているはずです。

　つまり、「またやり直せる」わけです。


　なかったことにして、
　ニコニコとハッピーに過ごしていく。
　脳天気なようでいて、
　実は真摯な生き方なのかもしれません。

能ある鷹は爪隠す

　こんにちは。



　「アタマイイ」と「バカ」。
　「空気が読める」と「ＫＹ」。

　どちらを言われたいか？
　どっちと思われたいか？
　こう聞かれたら、私は後者と答えます。


　わかりますかねえ？？
　あえて印象の悪い方を取る理由が。


　∞　∞　∞


　私は一つの法則を見ました。
　人間は人より優れていたい欲求が強い生き物なんだと。
　例えば、人の悪口ひとつ取ってもそうです。
　「アイツはデキないしムカつく」とか、
　「アタシの彼は気が利かない」とかとか、
　「結局、私がいないとダメなんだよね」とかとかとか、
　人の悪口を言う一方で、
　実は「しっかり頑張っている自分」をどこかで認めたがっている節が、
　誰にでも見え隠れするわけです。
　そして、
　「ああ見てらんない」とばかりに、
　「先生」になってしまう人、
　あなたの身の回りにも一人や二人、
　いるのではないでしょうか。


　しかし。
　逆に自分より力を持っているものに対してはどうでしょう？
　きっと、苦虫を噛み潰すような表情になる、
　あるいは嫉妬で頭や胸が一杯になってしまう。
　誰しも心当たりがありますよね？
　あるいは、不要に警戒心を抱いてしまうという人も、
　中にはいるのだと思います。


　つまり、どっちがトクか？と考えれば、
　答えが自ずと出て来るわけです。
　そう、こと敵対心、嫉妬心を抱かれてしまう恐れがある場合、
　または自分を測られているなぁという場合は、
　格下に見られている方が、意外と有利に働いたりするんです。


　ちなみに。
　私のテクニックというか、心の内をばらしてしまうことになりますが、
　「知らない振り」、
　「初心者の振り」、
　「慣れない振り」、
　こんな振る舞いが得意だったりします。
　別にこれは人を騙すためではありません。
　相手をもっと知りたい、
　状況をもっと掴みたい、
　こんな気持ちから、わざと「負けた振り」をすることがあります。


　気張ったり「はったり」を噛ましても、
　結局は無駄ばかりか、逆効果になることがあります。
　何事も額面通りに行くとは限りません。

　自然体で生きましょう、と私はよく言うわけですが、
　「自然体」を守るための技術も時に必要なのです。

友情

　こんにちは。



　少し、日記的な話を。

　私には10年来の友達、いや親友が沢山います。


　もう言ってもいいやと思って書きますが、
　ここ数週間、頑張り所を間違えたのか、
　自ら暴走してしまったことがいくつかあり、
　情緒不安定になりかけていたんですね。

　そんな時に、黙って話を聞いてくれる友達の大切さが身に染みるわけです。


　昨日も夜遅くに時間を作ってくれた友達がいて、
　やはり全てを話したんですが、
　気持ちが楽になっていくのがわかりました。



　ちなみに。
　私は恋人に求めるものがあるとするなら、
　「友達を大切に出来るか」という点を重視します。
　友情と愛情、恋愛感情は通じるものがあるからです。
　もちろん、こんなことを言う私とて、
　友達を本当に大切に出来ているかと問われればそれは疑問です。

　でも。
　自分を大切にしてくれる友達がいる、
　大切にしたいという友達がいる、
　これは何物にも代えがたい財産だと思います。


　最後に、個人的に言わせて下さい。
　私を支えてくれている友達のみんな、
　みんなに負けない位こっちも大切にしたいんで、
　よろしくお願いね！！