青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

底上げ主義

2009年04月08日 11時29分48秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。



 染髪・ピアス禁止。
 小遣い原則なし。
 どっかの校則でありません。
 私の実家の家則でした。
 反抗しようものなら鉄拳制裁でした
 (現在は当時が嘘のようにまぁるくなってますが)。

 だから、
 子供の頃(まだ子供ですが…)、意気がってかモテたくてか、
 周りが華やかそうな生活をしている時も、
 じっと耐えていました。


 ∞ ∞ ∞


 ある種の華やかさのない地味な生活。
 しかし、両親の方針だったかはわかりませんが、
 大事なことを学びました。

 それは、


 本物の力を磨くこと


 です。

 現在の私は、
 化粧(男性のものも普及しているらしいですねえ)とか、
 髪型・髪の色はいじるのが下手なので帽子でごまかし、
 香水は唯一、力を入れている趣味なので知識がある位。

 でも、
 「素の状態でどれだけのものが出せるか」は、
 テクニックというより、普段からの心掛けが物を言います。


 だから、その代わりと言ってはナンですが、
 私自身の課題はもちろん、
 筋トレを毎日ずっと続けているし、
 顔トレも毎日ずっとやっているし、
 あとは、「性格美人/性格イケメン(?)とは」と毎日ずっと考えいるんです。
 「基礎さえ鍛えれば、あとはなにを纏っても大丈夫」という発想です。


 基礎さえ整っていれば、あとはどんなものを上積みしても、
 だいたい上手くいきます。
 逆に、最初から安易な飾りに走ると、
 上手くいかなくなった時が大変。
 なかなか抜け出すことが難しくなってしまいます。
 これは私の経験でもあります。


 自分を良く見せようと、
 ファッションにしろ、性格の見せ方にしろ、
 その場その場で凌ぐような努力にはあんまり意味がないように思います。
 その心理の裏には、「ダメなカッコ悪い自分を見せては、
 弱さをさらけ出してしまう」という、
 人に受け入れられなきゃいけない、人に嫌われるなんて自分は嫌だという怯えが必ずあります

 心当たりのある皆さん。
 ちょっとだけ、勇気を出してみませんか?
 もう少し自分に寛容に、素のままの自分を磨き、底上げする発想を、
 取り入れてみてはいかがでしょうか。

小さな葛藤

2009年04月08日 10時30分40秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。



 すいません。
 ある数人の方へ、です。

 ここ一週間ぐらい、「えー、ブログやってんですか、見たいですよー!」って方が一杯いらっしゃって、
 教えてしまっています。

 当初は「内緒だょ!?人に教えないでね!?」というひそひそ話にも似た会話をして、
 本当に信じている人にしか教えていませんでした。
 もちろん、これからもそうして欲しいと思います。
 ただ、人に言わないでもらったのに、
 方針を変えてしまったことに罪悪感を感じます。


 実は、内緒にして欲しいのは、
 どうしても小馬鹿にする人がいるからです。
 言わせておけばいいんですが、
 どうしてもそれが出来ずに…。


 ほら、いるじゃないですか。
 手紙とか年賀状をもらって、
 もしくは、ただの関係ない人に
 いちいち難癖をつける人とか、
 文句を言ってくる人って。


 でも、興味ない人にはこのブログはつまんないだろうし、
 なにかしら刺激になる人には出来るだけ読み続けてもらえるよう、
 マイペースな中にも主張を織り交ぜて書いているつもりです。

 出来るなら少しでも多くの人の役に立てればなぁ…。
 共感してくれる人がたくさんいればなぁ…。
 こんな気持ちに逆らえませんでした。


 裏切ったつもりはありませんが、
 なんか書かないと気が済まないので投稿しました。

 本当にすいません。

青春残酷物語

2009年04月08日 01時57分24秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。



 あえてカミングアウトします。
 私は高校時代、暗い人でした。

 弁当を食べる時は一人。
 体育祭では、足が速かったにもかかわらず競技から逃げまくり。
 それなりに注目される存在だったらしいが、
 恋愛なんて浮いた話はほとんどなし
 (むしろ自分本位で人を傷つける恋愛しか出来なかった)。
 卒業式での記念撮影を振り切り、
 泣きながら最後の下校。


 現在でこそ、お世辞も多分にあるのでしょうが、
 「いつも笑顔を絶やさない人」
 「頼り甲斐がある人」
 「誰にでも優しくできる、人の気持ちがわかる人」
 「自分の努力を隠し、人の幸せを考えられる人」
 こんな風に言って頂くことがあるんですが、
 本心で褒めて下さる人ほど、
 冒頭のような私の姿が想像しがたいとも思います。


 しかし。
 「表裏一体」という言葉があるように、
 現在の私の基礎の一つは、
 この暗い高校生活にありました。

 人と接する難しさがわかったからこそ、
 誰にでも愛情を持って優しくしようという気持ちが自然と沸いて来る。
 人の痛みがわからなかったことに気付いて、
 言動を振り返ることが出来るようになる。
 努力が報われない辛さに堪えられてこそ、
 努力の価値がわかるようになる。

 こんな具合に、です。


 ∞ ∞ ∞


 もちろん、
 人に優しくされる喜び、
 愛情を注いでもらう幸せ、
 こういう風にして「優しさ」を知る人も、沢山いるでしょう。

 しかし。
 辛い経験をして知る「優しさ」、「強さ」などは、
 簡単には覆りません。
 水の大切さをいくら教わったところで、
 砂漠に放り出された人ほど水を大切には思えませんよね?
 それと全く同じです。
 「毎日が楽しくない」
 「誰も助けてくれない」
 「心を開ける人がいない」
 「どうしても満たされない」
 こんな本人の経験に根差した気持ちは、
 必ず人の心を打ちます。
 だから、こうした逆境のような経験も必要不可欠なのです。
 底を打った人の明るさ、優しさは、
 必ず強さも兼ね備えているはずなのです。
 逆に、辛い経験をしていない人には、決まって軽さを感じます。


 ∞ ∞ ∞


 4月8日。
 私が高校に入学した日です。
 高校で学んだことは勉強ではなく、
 あまっちょろくも重い逆境に耐えることでした。


 「せっかく〇〇なのに思い通りにいかない」という皆さん、
 「なんであの人はあんなに優しいんだろう?」と思う皆さん。

 胸にスッと入ってくる日が必ず来ます。
 ゆっくり歩いていきましょうね。

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