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437 昭和2年の賢治の上京(#37)

バターのお土産  前に〝後述するように〟にと述べた、賢治が大津三郎宅を訪れた際にバターのお土産を持って行ったということについてここでは述べたい。  それは、『嬉遊曲、鳴りやまず―斎藤秀男の生涯―』の中で次のように語られている。  大津三郎の次女川原日出子(元近衛管弦楽団ヴァイオリニスト)は、母つや子から聞いたことを話してくれた。 「母は賢治が来たといわれている一九二六、七年ころは、生まれたばかりの . . . 本文を読む
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