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蘇州はハオチー 3

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江陰 jiang yin 国際大酒店 @「長江三鮮」の河豚と刀魚

2013年04月08日 | ☆日本/中国内&海外旅行☆

 

「江陰市=江阴 jiang yin」を訪れた際には、

まず友人に指定された江阴国际大酒店を訪れました。

 

高速インターを降りて、右折して左折して、すぐに到着しました。

遠くからでも目立つ高層ホテルのため、

初めて江阴 jiang yinを訪れた人でも迷うことがないホテルでした。

 

 

 

 

 

 

 

友人の説明によると、江阴 jiang yinには、他にもホテルがあるけれども

このホテルは江阴 jiang yinの人たちにとって特別なホテルで

4星だけれども格式があり、20年という歴史があり

収益が1億2000万元と、江阴 jiang yinで一番なのだそうです。

 

友人によると蘇州の5ツ星ホテルでも一年の収益が1億2000万元のホテルは無いはずと言っていました。

 

そして、こちらのホテルでお食事会が行なわれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お食事会には、私がお会いしたかった友人のお母様と、

友人やお母様のお仕事の取引先の方々や

ホテルの管理クラスの皆様などが招かれていました。

 

友人はみなさんに私のことを「彼女は、蘇州テレビにも出た有名人なんだよ~

と紹介してくれました。蘇州テレビ局のプロデューサーの月月に感謝したいとおもいます(^○^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のお食事のコースは、食に興味がある私の為に、

とても特別なお料理を用意した~と友人とお母様が説明をしてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずこちらがその1品目です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは蟹の爪の部分だけを食べる江阴の特別なお料理なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちらはフグです

 

フグは「长江三鲜・“長江三鮮”」と呼ばれる高級で特別な食材なのだそうです。

 

 

 

「长江三鲜・“長江三鮮”」について~ 

中国に“長江三鮮”という言葉がある。これは「“長江(揚子江)”の三大水産物」の意味で、具体的には、長江の珍味と言われる“鲥魚(ジギョ)”、“河豚魚(フグ)”、“刀魚(タチウオ)”の3つを指す。これらを簡単に説明すると次の通りである。

 

【鲥魚】ニシン科の回遊魚で、中国の固有種であるため、日本語の名称はない。通常は海で回遊しているが、毎年4~6月になると長江の下流域で産卵するために長江を遡上する。この時期の鲥魚は脂が乗っておいしく、季節の魚という意味で“鲥魚”と呼ばれている。かつては長江流域で年間数百トンの漁獲があったが、乱獲により急激に減少し、絶滅の恐れが出たため、1988年に国家一級野生保護動物に指定され、捕獲は全面的に禁止された。

 

【河豚魚】フグは日本では海の魚と認識されているが、中国では伝統的に海よりも河で獲れるフグが親しまれ、その膨れた形状が豚に似ていることから河豚魚と名付けられた。フグは通常は海で生活するが、中国では“假睛東方豚(トラフグの一種)”が春の清明節の時期に長江の中・下流域に入ってくるので、これを捕えて食べる。毒に当たらぬよう命がけで食べるほどに美味とされている。

 

【刀魚】タチウオ科の回遊魚で、通常は海で回遊しているが、毎年3~4月になると産卵のために群をなして長江を遡上する。遡上する刀魚は大量の脂肪を蓄えているが脂っこくなく、肉質がきめこまやかで、栄養価に富み、極めて美味である。海から遡上する刀魚は長江に入ると徐々に脱塩されて肉質がきめこまやかになり、特に“江陰(上海と南京の中間地点)”地域で獲れる刀魚は美味とされる。刀魚は小骨が多いが、小骨はたとえ呑み込んでも無害なほど柔らかい。しかし、“清明節(中国の春の彼岸)”を過ぎると小骨は固く変質するので、清明節までが刀魚の季節とされ、長江流域では清明節前に刀魚を食べることが伝統的な風習となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、日本人の私が訪れたということで、料理長さん自ら挨拶に来てくれて

中国のフグについて説明をしてくれました。

 

江阴でもフグのお刺身を食べられるのは、このホテルだけで

料理長さんはフグの捌き方の勉強のために日本を訪れたこともあるそうです。

 

中国ではフグの捌き方は、師匠から弟子へ継承されていくのだそうで

試験や免状などは特にないそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フグのお刺身が運ばれてきました~

 

私が江阴 jiang yinを訪れたのは偶然にも清明節前で

ちょうど「长江三鲜・“長江三鮮”」の一番美味しい時期と重なっていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その場にいた全員の方が、河豚について熱く語っていたので

これを食べることは本当に特別なことなのだろう~ということを、とても感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは河豚の煮物です~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今回のお料理の最大のメインのお料理がこちらの刀魚でした。

 

こちらも「长江三鲜・“長江三鮮”」で、

清明節の前しか食べることができない珍味なのだそうで

さらに一斤8000元もする超高級食材なのだそうです。

 

 

 

 

刀魚について~

 

【刀魚】タチウオ科の回遊魚で、通常は海で回遊しているが、毎年3~4月になると産卵のために群をなして長江を遡上する。遡上する刀魚は大量の脂肪を蓄えているが脂っこくなく、肉質がきめこまやかで、栄養価に富み、極めて美味である。海から遡上する刀魚は長江に入ると徐々に脱塩されて肉質がきめこまやかになり、特に“江陰(上海と南京の中間地点)”地域で獲れる刀魚は美味とされる。刀魚は小骨が多いが、小骨はたとえ呑み込んでも無害なほど柔らかい。

しかし、“清明節(中国の春の彼岸)”を過ぎると小骨は固く変質するので、清明節までが刀魚の季節とされ、長江流域では清明節前に刀魚を食べることが伝統的な風習となっている。

 

長江刀魚は長江デルタの三鮮の一つで、味はとても良く、以前は1斤数元で買える庶民の味だった。しかし、今では一番高いものだと1斤8000元もする。値引きにも応じない。

 

中国の各種メディアは3月下旬から4月初旬にかけて「“刀魚消失 長江将空(刀魚が消えて 長江は空になる)”」とか、「“天価刀魚 汚染厳重或絶跡(超高値の刀魚 深刻な汚染あるいは絶滅か)”」といった見出しで、長江における刀魚の不漁を報じた。獲り過ぎと生態系の悪化により刀魚の漁獲量は年々減少しており、刀魚の価格は庶民の手が届かない程に高騰している。このまま行けば刀魚は10年後には絶滅の危険性があるというのである。

 

 

 

刀鱼与河豚、鲥鱼并称为中国长江三鲜之一。

 

刀鱼 学名“刀鲚”,属游鱼类。每当春季,刀鱼成群溯江而上,形成鱼汛。农谚有“春潮迷雾出刀鱼”,是春季最早的时鲜鱼。刀鱼体形狭长侧薄,颇似尖刀,银白色,肉质细嫩,但多细毛状骨刺。肉味鲜美,肥而不腻,兼有微香。宋代名士刘宰曾有诗称赞:“肩耸乍惊雷,腮红新出水,以姜桂椒,末熟香浮鼻。”刀鱼是镇江、靖江、江阴、张家港主要水产品之一,境内长江水域均可捕获。前期刀鱼雄性多,体大,脂肪多;后期雌性居多,体小,脂肪少。“清明”后,刀鱼肉质变老,俗称“老刀”。

 

 

 

 

 

 

 

 

10年後には食べることができなくなってしまうだろう~という幻の食材「刀魚」は

今回はこのワンタンの具材に入っていました。

 

ワンタンだけれども、とてもとても高い1品なのだそうです。

 

友人の説明によると「刀魚」は日本でも食べられているけれど、

日本のはとても大きいが、長江のはとても小さく、

清明節前の骨が柔らかい時にしか食べられない、

とても稀少で高級で特別な食材なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他にも美味しいお料理がいっぱいで

心からのおもてなしをして頂きました~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人と出会った時から、何度も友人のお母様のお話が出てきて

ずっとお会いしたいと思っていました。

 

友人のお母様は、友人が小さい時に離婚して、カバンひとつの貧しさから、

会社を立ちあげ、一大企業にまで育て上げ、

さらに息子さんを中国の名門大学南京大学に入学・卒業させた、

江陰ではとても有名な事業家です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母様はいろいろな国との取引をしてきたそうですが、

長い経験の中で、一番信頼できるのが日系企業と日本人で、日本は素晴らしいということを、

友人は幼い頃からお母様から聞いて育ち、反日教育を受けている世代でありながら

友人は出会った時から、とても親切にしてくれました。

 

 

お母様はトヨタ系の企業とも長年取引があり

今でも毎月日本からお客様が取引で訪れているのだそうで

愛知県も訪れたことがあるのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

日本は素晴らしいといって、お子さんを育ててくださった

お母様に一度お会いしたいと思っていたので

今回お会いできて、本当に嬉しかったです

 

そして、今回のお食事会の費用は全てお母様が負担して

おもてなしをしてくださいました。

 

本当に感謝したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

お食事中の会話は、ほとんどがビジネスのお話で

中国人も中国人に騙されて、契約書がまったく役に立たず大変で

契約書を守らない相手に対して、どう対応するべきかということも話していました。

 

日系企業や日本人の素晴らしさは、時間を守る、期限をまもる

信頼される、約束も契約書もちゃんと守るということだと思います。

 

中国でビジネスをすることは、とても大変だと思いますが

信頼が次の世代を育てるということもあるので

企業戦士のみなさま頑張ってください~

 

 

 

 

 

 

 

最後は料理長お手製のホテル自家製のヨーグルトでした♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食事の後は、ホテル内のお友達が経営しているワインショップを見学して、市内観光へお出かけしました~

 

 

「江陰市=江阴 jiang yin」編、続きます~

 

 

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうだったんですか・・・。 (須田康徳)
2013-04-08 15:14:51
2008年から2009年1月まで私も蘇州大学へ語学留学をしていたのですが、その期間中に蘇州市の友人達が山塘街の松鶴楼でご馳走してくれた料理に「河豚の姿煮スープ」と「太刀魚の料理」がありました。いろいろ説明してくれたのですが、なにしろ留学したばかりでの語学力では全く理解できませんでした。この記事で、意味が良く理解できました。「長江三鮮」でしたか、ありがとうございました。
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Unknown (haochi)
2013-04-10 13:58:02
こんにちわ~はじめまして☆
私も同じ時期に蘇大にいたので、もしかしたら、すれ違っているかもしれませんね~♪

友人たちは、素晴らしいお料理を振舞ってくれていたんですね。かなり高級で貴重なお料理だと思います。

蘇州の超高級老舗レストランの松鶴楼で、長江三鮮を振舞ってくれたということは、きっと心からのおもてなしだったのではないでしょうか。

いいご友人たちに出会えてよかったですね♪


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