皆様おはようございます。
今朝の東京は、低気圧の影響はなかったものの、強い寒気の為冷え込みは今年一番に感じます。
昨日は、群馬県へかつての親友の墓参りに行ってきました。
彼は10年前、若くして、不慮の事故で亡くなってしまいました。まだ30歳でした。
実家近くの最寄駅に着くと、晴れ間が出ていました。友達が雲を飛ばしておいてくれたようでした。
そこから車で、群馬へ向かいます。おおた道の駅で食事をとりました。
ここ数年でできた施設です。飲食店が少ない場所なので、重宝しています。
地元寿司店のいなりずしがお気に入りです。
赤城山が雪化粧していました。
中学生の頃は良く、この赤城山に向かって日帰りの自転車旅行をしました。
好きな山の1つでした。高校に通うときは遠く埼玉より毎日眺めて通っていました。
上毛三山。どっしり構えた赤城山、柔らかい感じの榛名山、いかつい風貌の妙義山。
皆個性が違う山ですが、群馬の南部のシンボルですね。
こちらは、友人の眠っている場所のある、太田市世良田の總持寺です。
かつて新田義貞の館があり、戦いに出るときに焼き払った跡であると伝わっています。
この辺りは、歴史の史跡が多く、車や自転車で散歩する人がちらほらいます。
友人の好きだった、長淵剛さんのとんぼのイントロを口ずさみながら、掃除をして、花を手向けてきました。
彼は、気がやさしく、強い男にあこがれていたようです。
彼は、ある年の12月に、行方が分からなくなりました。
ヒョンなことからTV番組に取り上げられ、大々的に探していただけることになりました。
当時主流だったBBSなどでも知らない人が心配の書き込みをたくさんしてくれました。
振り返ってみると、結果が出るまでの間は友人は生きていたかのように、過ごすことができました。
見つからない間というのは、生きていて困っているかもしれないし、なくなってしまったかもしれないし、
数か月、とてもつらい思いでした。
もし、その時に心配されてくれた方がこれを読んでいたら、深く感謝いたします。
その時も、お礼を書き込もうと思ったけれど、「ネ申キターーー(←古い)」て書かれそうで恥ずかしいからやめときました。
今日は、かつての親友のお話を少しさせていただきました。
それでは、皆様寒さに注意して、良い休日を。