のんびり起業を目指す日々

好きなことを勉強しながら、のんびりとお惣菜屋さん開業をめざす毎日です。

木呂子を散策

2023-11-25 07:37:00 | 日記
皆さまおはよう御座います。

先日、埼玉県小川町にある木呂子という地区を訪れてきました。
この木呂子は中学生だった頃、自転車で群馬などにサイクリングに出かけた時によく通過した場所です。
この木呂子には自販機が一つぽつりとあり、そこで喉を潤した記憶があります。
その自販機がまだ現在もあるか確認したり、木呂子を抜けた先の森の中の遮断機のない踏切、またその先にあるはしか橋を探してみたいと思いつき行きました。
はしか橋はグーグルマップで見つけて記憶が蘇った場所で、通るとはしかが治るという言い伝えだったような気がします。


最寄駅のJR八高線竹沢駅。
無人駅ですが、自販機と公衆トイレがあります。
今回は車で運んできた自転車で散策しましたが、木呂子はこの竹沢駅や、東武東上線の東武竹沢駅などから徒歩圏内のようにも感じました。



竹沢駅を過ぎて昔の国道を北へ向かいます。
沿道には、近く開催されるマラソン大会ののぼりが立っていました。




急カーブを曲がって八高線のガードをくぐり、ここから左に曲がります。
木呂子地区への入り口です。



吉野砦跡とされる場所。
戦国時代、木呂子丹波守という人物が砦を築いていたようです。
それが当地の地名の由来なのでしょうかね。




第三木呂子踏切。
この付近に思い出の自販機があったはずなのですが、残念ながら今は無くなってしまったようです。


かつて自転車でこの地域を抜け、寄居に向かうには、先ほどの急カーブの先を直進する当時の国道ルート、第三木呂子踏切の脇を直進し、未舗装路の森を抜けて露梨子交差点へ抜けるルート(現在は施設などが出来て露梨子方面は廃道)、そしてもう一つ、第三木呂子踏切を渡ってすぐ北に曲がって進み、この写真の右の道で森を抜け、遮断機のない踏切を渡り、折原駅方面に抜けるルートがありました。
はしか橋もそのルートの途中にありました。
ただし、この折原駅へ抜ける未舗装路は、昔より状況が悪そうだったので、今回はここで引き返すことにしました。
今は2つの未舗装路に変わる新しい道が出来ていることもあり、廃れてしまったようです。


今回はせっかく来たので、踏切に戻って地区の西へ散策してみることにしました。




収穫の終わった田んぼなどを抜けていきます。
辺りは紅葉した里山に強い西陽があたり、なんとも言えない色合いに見えました。
何か、非現実の世界の空間に引き込まれているかのような気持ちになりました。


吉野神社です。
小さい神社ですが、存在感があります。



家が少なくなり、道は山に向かっていきます。



大きな岩です。



車両通行止めになりました。
この直前に地元の人と話をする機会があり、自転車では行けないこともないとの事でした。
しかしながら、近頃は各地熊出没のニュースが多いです。
この地域は熊が出た話もないし、餌になるような樹木も少ないのですが、一応用心はしているとの事でした。
また、猪についてはかなり増えているようで、田んぼにほじくり返した跡があったり、人の目撃はないながらも、夜中に出てきて色々と痕跡を残しているようです。
よっておすすめはしないとの事でした。
地元の人がそう言うのですから、また、ここで引き返すことにしました。
埼玉で過ごした子供の頃、ファミコンなどテレビゲームが登場する前までは、しょっちゅう山に入って遊んでいました。猪の多く出る現在のような状況になってしまっては、罠を多く仕掛けてあるようで(注意の看板多数あり)、その頃のように迂闊に道を外れて森に入っていく事は、大変危険だという話になってしまったなと思いました。
世の中変わるものですね。



からすうり。
夜にだけ咲くという花を一度見てみたいのですが、いの(猪)ちゃんが出てきそうで、怖いです。
あのちゃんなら良いのですが。


帰りは木呂子の集落へ少し戻ってから南の道へ、勝呂集落に丘を越えて行きました。



都市部でうかつに鳴らすとひんしゅくを買うこれ、この自転車では初めてガンガン鳴らして丘を越えました。
万が一の熊よけです。


15年前に買ったこの自転車。
今回は買い替えのため、この自転車の最後の想い出づくりの意味もありました。
この15年の間に、ネットで修理部品が色々と入手できるようになり、お陰で都度修理の勉強をしながら乗り続けることができました。
それでも近頃は、修理時に固着して外れない箇所なども増えてきたので、買い替えることにしました。
この自転車を買ったばかりの頃は、車で豊川まで運び、豊川稲荷駅から電車で運んで、関に包丁を買いに行った事もありました。
前回のブログの金華山の脇も、帰りに走っていたはずです。
でも今思うと、自転車で包丁を買ってくるのは、万が一を思うと大変危険です。
絶対お勧めしないですね。
自分ももうしません。


木呂子地区入り口近くの商店。
駐車場は無料、空車ありでした。
ここでも昔、自販機のジュースで喉を潤した記憶があります。



せっかくなので最後に、このお店で買い物をすることにしました。
青いホットヌードルと、赤いホットヌードル。
そして紫の巨峰ゼリーを買いました。
巨峰ゼリーは大変綺麗な紫色をしているのですが、これは着色料赤106と青1を使って紫色を出しているようです。
紫ってそうやって出すのですね。

今回は最初に見ようとしていた、自販機、遮断機が無い踏切、はしか橋は見つけられなかったけれど、埼玉の里山の空気の中を、久しぶりに古い自転車と走れて良いひとときでした。

今回は昔とは変わっていたもの、事を知る1日になりました。
そして、自分の自転車も買い替え。
ちょうどここ数ヶ月、家では使わない持ち物、読まない本などを、大きく整理している所でもあります。
来年に向けて、また新しい気持ちで迎えられるよう、そうした事をしている所です。
そして少しずつ流れを変えながら、食べ物の仕事もいつか復活を目指していきたいですね。

それでは皆さま良い一日を。























金華山に登りました。

2023-11-05 06:12:00 | 日記
皆さまおはよう御座います。

先日、天候も良さげだったので、金華山を登りにいきました。
以前このブログに書いたことがあり、去年から活動を再開したシンガーソングライター、葛谷葉子さんが昔ブログで紹介していた山です。
葛谷葉子さんの最新アルバムは「TOKYOTOWER」なのですが、東京タワーは仕事で登ってしまったので、金華山に登ります。

往路は夜行バスで名古屋に行き、名鉄電車で岐阜に入りました。
駅からは路線バスです。


最寄りのバス停を降り損ねて、一つ先のバス停で降りました。
金華山の登山コースはいくつかあるのですが、今回はいきなり馬の背コースという上級コースをのぼります。





さあ、スタートです。
今回の装備は、仕事で使っているポロシャツ、ドライスウェットパーカー、ウルトラダウンコンパクトジャケットとウルトラストレッチデニム。(ユニクロ多いですね)
それからワークマンの防水リュックに作業手袋。
靴は防水に期待して仕事で使っていたアシックスのトレランシューズです。
あるもので揃えてきたのですが、今回のコースにはとても具合が良かったです。
服は温度に合わせて脱いだりきたり出来たし、中でもトレランシューズは思いのほか具合が良かったです。
軽登山用を買うとしたら、自分はもう少し先で良さそうです。



さて、序盤はこんな感じです。
傾斜はまだありませんが、ゴツゴツした岩肌がでています。


少しのぼるとひらけたところがあります。
少し紅葉した木がありました。
この右後方が馬の背コースの入り口だったかな。



これです、ここから馬の背登山道に分かれます。



朝早かったからか、大きなリスがいました。
昔イベントで持ち込まれたタイワンリスが、野生化しているそうです。
人間を警戒することなく、徘徊を続けていました。
えさをさがしてたのかな?


最初の関門、よく写真が紹介されている岩場ようでした。
岩の正しい登り方は知らなかったのですが、仕事の高所作業などでよく言われる、3点支持を守るようにして登っていきました。
3点支持大切です。


たまに木の間から眼下を望める場所もありますが、このコースはパッと視界が開けるようなところはありません、



岩です。




そしてまた岩です。
そんな感じで進んでいきます。
どこを通るか考えながら登るので少し頭も使います。



今度は根っこです。



そしてまた根っこです。



大きな岩です。
この辺りでだんだん疲れが出てきました。
マラソンなどのランニングとはまた違った体力の消耗です。
使う筋肉も違うように感じました。


初めて人の手で作られた階段を見つけたら、そこがゴールです。
今回この馬の背コースを選んだのは、2月の雪かきボランティアの時、山登りの話をたくさん聞いた影響だと思います。
話に出てきたジャンダルムとかは絶対行かないけれど、楽しかったので、また身の丈にあったところに行ってみたいです。






山頂で小腹が減ったのでチョコを食べました。
朝、名鉄名古屋駅の売店で買ってあったものです。
チョコは山登りの小腹を満たすのに丁度良かったですね。
買っといて良かった



岐阜城。
稲葉山城と呼ばれていた時代もあります。
昔、信長の野望(ゲーム)を斉藤道三でプレイしていた時、そういえば最初の居城は稲葉山城でした。
現地に来れて良かった。



お城の中は有料で、歴史についての展示を見たり、360度の展望を望むことが出来ます。
仕事でタワマンやオフィスビルの高いところに配達することもありますが、こんな高いところにある部屋は無いと思います。
ちなみに岐阜城の岐阜の由来、大田区は大森と蒲田から一文字取って大田区ですが、先述のお城の展示によると、岐阜は岐山と曲阜から一文字とって岐阜となったと伝えられているそう。(諸説あり)



下山後はバスで市内へ戻ってから、すがきやでお昼ご飯。
肉入りラーメンとミニアイスを頼みました。
アイスは自分だけだと思ったら、年上の女性もアイスをつけていました。
女子高生が放課後にそうした組み合わせで食べると聞いたことはありますが、大人になってもそのまま注文しているって素敵ですね。
自分が子供の頃は、実はこのすがきやは住んでいた埼玉にもありました。
すーちゃんがラーメンとアイスを持っているイラストを見て、食べたいなあと感じた事を思い出しました。
でもなぜか親にはすがきやを拒否(山田うどんも)されていたんですよね。
安かろう、不味かろうと思ったんでしょうか。

食後は帰路へ。
豊橋まで名鉄で行き、豊橋から東海道線の各駅停車で帰りました。
前夜の夜行バスの時に知ったのですが、東名集中工事の期間だったため、帰りを電車にして正解でした。




車中では今度こそ、岐阜県出身の池井戸潤さんの本を読みました。
BT"63上巻です。
千代田区での軽貨物の仕事が早く終った日、老舗の書店で買ったこの本。
内容の中心が運送会社の出来事であったり、自分の配達した事のある地域ばかり出てくるので不思議な感じでした。
豊橋から川崎まで読み続けて、数ページ残して上巻は読み終えましたが、続きも楽しみです。
奇しくも本を読んだ次の日の配達は物語の中心糀谷、羽田コース。
その日は少し変な気持ちで働いたのでした。
物語の世界に引き込まれてしまうかな?

それでは良い1日を。