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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】轡田隆史著 「10年たっても色褪せない旅の書き方」(PHP新書)

2018-01-24 20:43:45 | 本・映画・展覧会
 有難いことに拙ブログを定期的に読んでくれる方々が居て、そうした方からこれまで「副業ででも定年後でも、トラベルライターやったら?」とお勧め戴いたことがある。そういう話が頭にあったからでもないのだが、ふと自分の書くスタイルを見直してみようかと思い本書を読んだ。

 ありがたいことに、著者は教科書的な「書く上でのしきたり」から入らない。「どう書くか」以前に「なにを書くか」。そして、行動記録をダラダラと書くのではなく心が動いた瞬間を、お決まりの文句でなく自分の言葉でと説く。ああ、拙稿はダメの見本であるな!だがそれには言い分があるのだが。

 著者の説く通りにしようとは、そしてできるとは思わないが、そういう書き方があるということは心に留めておきたい。

 2018年1月15日 通勤電車にて読了
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2018年1月5~7日 【旅行】沖縄訪問は予定変更ばかり(1)

2018-01-24 06:28:12 | 旅行・ハイク&ウォーク
 新年早々の三連休は沖縄へ、八重山諸島はお休みして本島行きにしました。
1月5日は会社から羽田直行、JL925便(JA8976:767-300)で那覇へ。

 6日は朝の船で離島へ渡るべく、離島ターミナル「とまりん」近くの安宿に泊まったのですが、予定変更して朝一番に宮古島まで往復することに。3月に退役予定かつ未搭乗機材であるJTA「(旧)ジンベエジェット」(写真・宮古空港で撮影)が充当されることが判り、前日のうちに割引切符を購入できたのでした。NU551便(JA8939/ジンベエジェット:737-400)で行きましたが直ぐの折り返しもナンですからNU556便(JA02RK:737-800)で那覇へ戻ってきました。これで同社(元JAL機含む)の737-400全機への搭乗が終わりました!だからどうだと言われると困っちゃうけど。飛行機って機材が同じだとどれが来るか判らないのが普通だけど、「ジンベエ」は運航予定が公表されるので狙いをつけられて良かったです。

 午後の船で那覇港から高速船で座間味諸島の阿嘉島へ渡ることにし、チケットを買って「とまりん」内でボーっとしていたところ、乗り遅れました!寝ていたつもりはなかったのだけど…幸い乗船券は払い戻してくれ、今朝予約したばかりの民宿も笑ってキャンセルしてくれました。

 疲れている気はしないのだけど、何となく動くのが大儀に感じられた午後。帰宅は明後日、明日こそ島に渡るべく、昨夜とは別の宿を予約しました。

 
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2018年1月4日 【仕事】2018新年会その1・元同僚と

2018-01-23 20:13:18 | 仕事
 3日に帰国して4日に仕事始め、は例年似たようなものですが、今日は出向元の元同僚と新年会。出向先の職場ではあまりカレンダーが入手できず、お願いしていたのです。少し前に訪問して良かったタイ料理屋を再訪、今日はフロアにタイ人いなかった。

 年末年始の様子を報告しあった後、今年秋に考えているというイタリアMotoGP観戦旅行に関してコンサルティング。もちろんお手伝いできるのは航空券部分なんですが。

 割安より絶対価格、中韓露土(トルコ)は不可と言う条件。トルコがダメなのに中東系は良いの?それではスケジュールと価格を調べてレポートするよと言ってお開きに。依頼数以上のカレンダーを確保してくれたので実家や友人に顔向けできそうです。

 今日のお店:クルン・サイアム 大井町店
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2017年12月28日~2018年1月3日 【旅行】年越しはバングラデシュで(6)

2018-01-23 07:01:16 | 旅行・ハイク&ウォーク
 1月2日。チッタゴンの街は大きいのですが、観光的な見所は多くないようです。そして渋滞と喧騒。旧市街へ行こうかと思っていたのですが怖気づいてしまい部屋でゴロゴロ、異国で寝正月です。

 チェックアウト時間を延ばして貰い、14時半にホテルのクルマで空港へ向け出発。帰国便には夜の飛行機でも間に合うのですが、ダッカのガイドに「今の時期は霧で遅れることがあるから早めの移動を」と勧められ、16時半にVQ(NOVO AIR)912便(S2-AHQ:ATR72-500)でダッカへ移動しました。この区間は日本の東阪便に相当し、4社が入り乱れて飛んでいます。機材も多種で面白いです。40分ほどでダッカに到着、用心した時に限ってノントラブルなのはお約束(笑)。写真は空港近く、大きな河を遡って船が入ってきます。

 荷物を引っ張ってダッカの町中まで出る気も起こらず、チェックイン開始まで5時間あまりコーヒーショップすらない空港ロビー内で待機。本を持っていて良かった。1月3日に変わったところでCZ392便(B-6547:A330-200)で広州へ向け出発、広州空港ラウンジ経由で乗り継いだのはCZ385便(B-6516:A330-200)で帰国です。夜行便のCZ392は横4席を独占でき、1時間ちょっとでしたが身体を横たえて眠れて助かりました。広州では正に本日3日から販売開始のスタバカードを入手し会社同僚からの依頼ミッションを遂行。行きのダッカ便と同じ機体が来たCZ385も横2席を使えました。帰りも中国南方のCAは丁寧かつ気配りができており感心感心。そのうちビジネスクラスでどこか飛んでみようかしらん?自分にしては珍しく、日の高いうちに帰宅しました。

 バングラデシュは想像以上の交通事情の悪さと、想定外の人の良さでした。英語標記が少ないため個人旅行は大変ですが、人の鬱陶しさが無いのはストレスが溜まらず良いです。まだまだ観光客は少ないようなので、行くなら今のうちが面白いかもしれません。(おわり)
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【本】藤井 聡著 「クルマを捨ててこそ地方は甦る」(PHP新書)

2018-01-22 20:27:05 | 本・映画・展覧会
 あれ?去年よく見かけた名前だよねと思ったら一字違いでした。著者も迷惑していることでしょう。

 なかなか挑戦的なタイトルだが中身はそこまでエキセントリックではなかった。著者も地方在住者がクルマを完全に捨てられるとは思っておらず、公共交通機関との使い分けを(そして使い分けできる交通機関整備や町づくりを)提言している。その一方で都市在住者には積極的にクルマを手放すことを推奨している。ごもっとも。

 見落とされがちなのが、地方の大型ショッピングモールは雇用でこそ地域に貢献しているが税収面ではさほど貢献していないこと、売上に対する地域還元率の
地元個人商店との比較は具体的データで興味深かった。とは言え、価格も品揃えも良く、普段から使っているアシ(クルマ)があるのだから大抵の人は行っちゃうよねぇ。

 そもそも、クルマを捨てる以前に人が居なくなってるんですけどね、地方は。

 2018年1月4日 通勤電車にて読了
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2017年12月28日~2018年1月3日 【旅行】年越しはバングラデシュで(5)

2018-01-22 06:44:18 | 旅行・ハイク&ウォーク
 1月1日。あけましておめでとうございます。今年は更に海外渡航がエスカレートする見込み、そんな私ですが本年も宜しくお願いします。

 泊まっているホテルは香港の例の名門とは関係ないと思うのですが、スタッフ一同フレンドリーな笑顔と礼儀正しい態度で好感度高く、部屋は狭いですが気持ち良く過ごせています。

 朝食はホテルで、昼は持ってきたカップ雑煮と果物など。一年の計は元旦にあり、部屋でずっと今年の旅の計画を練っていました。一番時間を費やしたのは次の年越し旅行の計画!じっくり腰を据えて取り組むと良い案が練れるものです。

 イスラムな国なので新年らしい雰囲気はなく、ただクルマが少ないため喧しいホーンがあまり聞こえなかったのが良い元日なのでありました。写真は日付が変わった瞬間のアメリカ・ニューヨーク。TOSHIBAの文字がまだ残っているのが意外でした。来年はどうでしょうか?

 The Peninsula Chittagong 泊
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2017年12月28日~2018年1月3日 【旅行】年越しはバングラデシュで(4)

2018-01-19 19:21:22 | 旅行・ハイク&ウォーク

 12月31日、今日はダッカからチッタゴンへ列車で移動。この旅のハイライトです。

 チケットは一昨日の観光と共に代理店に頼み、観光の際にチケットが手渡されました。1日3,4本ある直通列車のうち最も時間帯が良く最も設備も良さそうな「インターシティ」(写真)の最上級、エアコン付き1等を選びました。ホテルマンにリキシャを捕まえてもらい、7時発車の45分前には駅に到着。今日は北部&インド方面へ向かう広軌とメーターの3線ホーム、案内は出ていますがベンガル語で読めないため人に訊ねました。1両に1つのドアごとに車掌が居て乗車券チェック。夜行列車と共通運用なのか、コンパートメント式3段寝台車でした。1室6名、結局3名だったのでラクチン。ノンリクライニング座席車の方が居心地良かったかなあ。

 定刻より数分遅れてダッカ・コムラプール駅を発車。しばらく市街地を走り、現空港のすぐ脇にある駅に停車。南のチッタゴンへ向かうのに、しばらくは北上します。ほどなく通過するトンギ駅で分岐、線路はメーターゲージのみとなりました。車内では「朝食ボックス」が配られました。小さなサンドイッチと鶏唐揚げ、なかなか美味しいです。このほか時折チャー(ミルクティー)やコーヒー、スナックなどを売りに来ました。家族連れのコンパートメントは賑やかですが、我々の所は静かで嬉しい。ひたすら車窓を眺めます。

 途中もう1ヶ所、クミッラだったかな?に停まった以外はノンストップでチッタゴンまで5時間半。ほぼ定刻に到着したようで、車内の快適さもあわせて拍子抜けするほどイージーな乗車でした。

 駅を出ると通りは大渋滞、やれやれこの町もですか…少し歩いてCNG(オート三輪)を捕まえるも運転手は英語が解らない。そこに停まっていたクルマの紳士に助けを求め、通訳して貰いホテルへ。チェックインできたので部屋からの眺めを楽しみ夕方までノンビリ。大晦日の晩ですがそういう雰囲気はなく、普通に賑やかな週末の夜の町でした。

 今年は昼寝のおかけでBBCなど観ながら年越しの瞬間まで起きていられましたが、意外なことに新年の瞬間に小規模な花火があちこちで打ち上げられ、一番大きいのは泊まっているホテルの屋上から打ち上げられているようで派手な音だけが聞こえました。

 The Peninsula Chittagong 泊

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【本】西村健太郎著 「週末夜汽車紀行」(アルファポリス文庫)

2018-01-19 07:00:10 | 本・映画・展覧会
 「週末鉄道紀行」に続く著者の2作目。前回は延々と空想鉄道旅行を展開した著者だが、今回はその実践編を著した。週末でもない平日の定時後にそんなトコまで行くのかよ?とか動機にはツッコミ所ありまくりだが、行動内容については一般的な(?)鉄ちゃんの行動である。あ、飲食料を購入しておかずひもじい思いを繰り返している点は進歩ないなコイツと思うね。

 著者自身書いているように、庶民に手の届く費用でタイトルにある「夜汽車」を体験できるのはもはや「サンライズ瀬戸・出雲」だけになってしまった(多客期にはムーンライトxxが運転されるが)。本書も既に「こんな時代があった」と言う思い出話として評価されることになる。著者のせいではないが、何とも残念なことだ。

 2017年12月21日 通勤電車にて読了
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2017年12月28日~2018年1月3日 【旅行】年越しはバングラデシュで(3)

2018-01-18 20:08:17 | 旅行・ハイク&ウォーク
 12月30日、今日もダッカ滞在。

 ダッカ観光のメインと思われるオールド・ダッカ(旧市街)は昨日回ってしまったので、今日は博物館へ。国立博物館まで市内見物をかね30分ほど歩いて出かけたが、開館早々と思ったのになぜか1時間遅い…ソウルでもそんなことあったな。しかもここは窓口にある時間表と違う。年末年始だからだろうか。ともかく観る。地理、生物、地学、産業、民俗といったジャンルが1つの建物に収まっており見応えあり。英語解説もそこそこあり、地学や民芸品あたりは殆どすっ飛ばしたにもかかわらず2時間以上を要した。

 バングラデシュ独立戦争の博物館へ寄って帰ろうとしたが見つけられず、最近「地球の歩き方」の地図に間違いは少ないのだがたまに目的地を見つけられないことがある。ホテルに戻り部屋で昼食。

 ガイドブックを見ていたら、ダッカから南へ行き止まりのローカル線があることに気づく。列車には明日乗る予定だが特急列車、短距離なら普通列車がカオスであっても耐えられそうと、ホテルマンにリキシャを捕まえて貰い中央(コムラプール)駅へ。乗り場がわからず切符も買えず往生したが何とかホームに辿りつき、30分ほどで発車した普通列車で20kmも離れていないと思われるナラヨンゴンジまで行く。予想通りカオスであった(笑)

 現地で折り返し列車を撮影し、一本見送ってから帰ろうと思っていたら機関助士らしき男が運転台に招かれた。機関士ともども英語を話すインテリで(JRの機関士で外国人鉄道ファンと英語でやり取りできる人間がどれほど居るだろう?)、発車までの時間にホームの茶屋でチャー(ミルクティー)をご馳走になり、さらに物売りのピーナツまで。そして折り返し列車ではずっと運転台に居させて貰い、日本の鉄道の話が続いた。写真は路線の途中、市場エリア。数百mに渡り接触限界なギリギリの屋台、どかない人々の間を時速2,30kmで抜けていった。実に得がたい良い経験で、良くぞ思い立ったと自分に拍手喝采した。写真は走行中の機関車からの前方展望。

 Hotel Asia & Resorts Dhaka 泊
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【本】堀 淳一著 「歴史廃墟を歩く旅と地図 -水路・古道・産業遺構・廃線路」(講談社α新書)

2018-01-18 06:49:56 | 本・映画・展覧会
 堀淳一氏と言えば鉄道趣味界に「廃線跡探訪ブーム」を巻き起こした立役者(張本人?)と言えるほどの実績を持つ人。その人の、廃線跡に留まらない遺構探訪の書を見つけ読んでみた。

 廃線跡は判り易い。古道も、現存するかはさておき同様。産業遺構もそうだ。だが水路は?どうやらレベル的にはその他と同等のようだ。要は国土地理院の地形図に載っているものであれば、等しく跡は辿れる、と。

 対象が何であれ、辿る楽しみの前に調べる楽しみがあるのだろうと思う。それは訪問準備のためにアクセスルートや地形を押さえておくだけでなく、当時の情景やそもそも対象となるものが整備された背景を調べたり想像すること、ひょっとしたらそのレベルまでなら世の中いっぱいやってる人が居るのかもしれない。

 廃墟探訪とは結局、古人の営みを知る行為なのだろうと思った。

 2017年12月20日 通勤電車にて読了
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