日々のつれづれ(5代目)

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(絵画展) 油絵事始め リアリズムを求めて

2009-05-25 05:08:39 | 本・映画・展覧会
 オークションで新潟の美術館のチケットが格安で出品されており、たまにはそんなのも面白かろうと購入。で、てっきり新潟市にあると思っていたら長岡市だった…旅のプラン変更。新幹線で長岡駅まで、駅前から市内循環バスで真ん前まで。大きな施設です。

 ものすごく展示点数が多くて、出品リストを数えたら160点近く!笠間日動美術館(特に山岡コレクション)からのものが殆ど。真剣に見たら1日かかりそう。写真にしろ絵にしろ、こうした展示会では全ての作品をちょっと離れて一瞥、その中で気に入ったものだけをじっと見る。

 高橋由一「鮭図」やはり目を引く。スーパーリアリズムというか。
 徳川慶喜「池畔風景」意外な人の作があった。
 五姓田(ごせだ)派の作品は写実的で、目を惹かれるものが多かった。

 いやぁ、見応え十分。ところが別のエリアの展覧会も観覧できるそうで、時間はまだあるのでそちらも。こちらは院展にゆかりのある画家を中心とした展示。

 川合玉堂、横山大観、小林古径、前田青邨、下村観山、良寛…けっこう知った名前の作品、どこかで見たことある作品がある。海外の画家の作品もあって、
 C・F・ドービニー「オワーズ、イル・ド・ヴォーの夜明け」
 J・デュプレ「羊飼い」
 なんかは良いねぇ。

 たっぷり鑑賞し、少々疲れを覚えるほどだった。何しろほとんど参観者が居なくてじっくり観られたのが良かった。旅先での贅沢なひとときでした。

 2009年5月16日 新潟県立近代美術館にて鑑賞
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2 コメント

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Unknown (<<梅>>)
2009-05-25 21:23:15
良い目の保養をしてきましたねえ。
高橋由一はたぶん日本のリアリズム絵画の先駆者じゃないかな。
わたしも鮭は仙台の美術館で見たことがあります。
他にもいくつか展示してあってけっこう気に入りました。

東京以外の美術館はほとんど人がいないので見るほうとしてはとても贅沢です。
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Unknown (JMB/じぃ)
2009-05-27 18:59:59
コメントお待ちしてました(笑)。
とっても見応えがありましたよ。
自分に素養があればもっと楽しめたでしょうねぇ。

いずれは<<梅>>さん個展にでも。
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