日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2024年7月27~30日 【旅行】てんこ盛り関西(2)今度こそ友ヶ島へ

2024-08-01 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 7月29日、2日目。今日は紀伊水道に浮かぶ要塞の島・友ヶ島を訪ねる。渡島を試みること、少なくとも3度目。どんだけ和歌山に来たんだ…今度こそはと思い、4度目のチャレンジには真夏を選んだのだ。起きて友ヶ島汽船のWebサイトを見ると「本日は通常通り運航」、やった行ける!

 今回の宿はこれまでと違いJR和歌山駅前なのでまず和歌山市まで行き、南海加太線の電車に乗り換える。おなじみ「めでたい電車」今日は初めて乗る「赤」が来た(写真上左)。帰りは残る「ピンク」が来ないかな。

 9時の初便で友ヶ島へ、満席に近い盛況。若い世代が多いのは夏休みの平日だからか、海だからか。島の桟橋は老朽化もしくは荒波で崩落したようで、割と最近に造り直されたようだった(写真上中)。パンフレットの地図を頼りに歩き始める。東端へはピストンコースとなり暑いため行くのを止め、途中から山に向かいぐるりと回遊するルートで歩いてみることにした。分岐点ごとに数字の打たれた標識が立ち、地図と照合すれば迷うことはない。とても親切な島だ。

 友ヶ島と言えば「西の(横須賀)猿島」「西の第二海堡」とも称される、最初に出会った遺構、明治期に大阪湾への守りとして気付かれた砲台などの煉瓦造りが幾つも残っている。最初に出会ったのが探照灯跡(写真上右)。そして最も規模の大きな第三砲台(写真下左)など、よくも築いたものと感心する。最高地点・タカノス山展望台からは、友ヶ島灯台の向こうに淡路島が眼前だ(写真下中)。行き止まりの道まで入ったため、一回りして船着場に戻って来るまで3時間かかった。船着場の売店で買って飲んだビールの美味かったこと!

 島への船の出る加太港まで、駅からは少し歩く。往復でルートを変え、古い家が多数残っている加太の町並みを観察した。帰りは「ピンク」でも今月デビューしたばかりの新型車両「かなた」(写真下右・朝に撮影)でもなく、一般色の旧型車が来た。何で5編成もあるのに一般色なんだ!ホテルに戻って大浴場で汗を流して昼寝、夜は当地の友人と1年ぶりの再会を愉しんだ。

 架橋のない有人離島めぐりの旅、これで兵庫県以東は伊豆の御蔵島を残すのみとなったはず。

 [HOTEL CITY INN WAKAYAMA 和歌山駅前 泊②]

 

和歌山 0715発
和歌山市 0722/0724
加太(港) 0747/0900
★友ヶ島 0920/1330
加太(港) 1350/1428
和歌山市 1451/1503
和歌山 1510着
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】山口由美著 「世界の富裕層は旅に何を求めているか-「体験」が拓くラグジュアリー観光-」(光文社新書)

2024-08-01 06:00:00 | 本・映画・展覧会

(仮)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする