
4月3日、2日目。今日はフェリーで離島を訪ねる。出発前に「仁川の宝島」と言うブックレットを見つけ、各種ブログと併せ少しは予習をしておいた。
コンビニでサンドイッチとおにぎり2個を買った。雲西駅前から路線バスで三木(サンモク)船着場まで15分…のはずだがgoogleに表示された時刻のバスはないのか、バス停の案内には45分待ちと表示されていたためタクシーに乗った。10分、7500ウォン。
フェリーはまず信島(シンド)に着く。橋伝いに矢島(シド)、茅島(モド)が連なっている。現地では「離島三兄弟」と呼ばれることもあるそうだ。更に20分で長峰島(ジャンボンド)。全ての島を1日で回ることは可能だが、堪能するには時間が必要だ。迷った末、最初の信島で降り、3島を回った時点で長峰島まで足を伸ばすか判断することにした。信島まで片道2500ウォン、要ID(パスポート)。クルマも結構積める、日本にはない長い船型。このエリアは全体に浅瀬で、全く揺れはない。
信島で降りると、何かの撮影部隊がいた。予習の通り島内バスが居たので乗車、スマホの地図を見ながら降りる場所を決めることにする。T-money(韓国版Suica)で1200ウォン。バスは2系統あり、どちらかがフェリーに対応して発車する。自分の乗った便は信島を東回りに進み、橋を渡って矢島、茅島まで行った。降りたバス停には3島の地図と、これらに設定されたトレッキングコースの地図が掲示されており心強い。どうやら島伝いに、船着場まで歩けるようだ。
一番西側の茅島では、少し歩いた屋外彫刻海岸を見て、小さな船着場に行き、海沿いの防波堤を歩いて終了。仁川国際空港の北向き滑走路の延長線に近く、離陸した飛行機が島の近くをかすめ右旋回してソウル市街方向へ向け上昇してゆく。午前中は北米便の出発機が多く、重々しく上昇してゆくので判別できる。
島々を結ぶ橋には歩道があり、安心して渡れる。3つの島の真ん中、矢島は歩きがいのあるコース。バス道とは違う細道そして遊歩道を歩く。島の北端の展望台まで行ったが、木が多く空は霞んで視程不良、苦労して登って行ったのに。そのさき東海岸へ回る途中にしゃれた海水浴場、有料制なぶんテーブルもしくは日よけつきテーブル完備、夏はソウル近郊からの客で賑わうのだろう。ぐるりと岬を回り、東海岸へ。干潮時なので海岸線を歩けたが、満潮時は高台を回るコースも設定されていた。田んぼのような大きく区切られた土地は、塩田と看板に書いてあったが今の時代に本当だろうか。
さらに橋を渡り、信島へ。ここは大きくバスでぐるりと回ってきたので、看板に記された通り船着場までの山越えルートを歩く。島の最高峰・九峰山は標高179.6m、海抜ゼロから頑張って登ったよ…下り道で、韓国では春の訪れを感じさせる花だと言うトウヤマツツジ(唐山躑躅)が綺麗なピンクに咲いていた。
船着場近くで「ごほうび」のアイスもなかを食べ、ちょうど良いタイミングで来た船で三木へ戻り、帰りはバスでホテル近くまで。約29,000歩、予定外によく歩いた1日だった。
[Hotel Seattle Incheon Airport 泊②]
(写真上左)離島三兄弟&長峰島へのフェリー、毎時10分に三木船着場発
(写真上中)離島三兄弟を回る島内バス
(写真上右)茅島・野外彫刻公園
(写真中左)茅島~矢島の橋
(写真中中)矢島・スギ展望台
(写真中右)遊歩道の案内標識
(写真下左)矢島・スギビーチ
(写真下中)信島・トウヤマツツジ
(写真下右)離島三兄弟の案内板
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