カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの人々】 ~ ジャイサルメール⑧ ~

2008年12月08日 21時15分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
ジャイサルメールの旧市街地の路地は狭い。
全く旅人泣かせだ。

これと言った目印がない。
どこもかしこも似たような風景が並んでいる。
美しいハヴェリの街並みに見とれて上を向いて歩いて行くと、
わけの解らない所を歩いていたりする。

 迷いながらもぐ~るぐ~る歩き回っていると、
運よく目印となる物に出会ったり、
大きな道に出たりする事がある。

地理を把握するためには、迷う事が一番である。
ジャイサルメール程度の規模の町であれば、
迷ったとしても昼間であれば、何とかなる。

例によって迷っていると、
向こうから鮮やかなピンク色が見えてきた。
だんだん近づいて来たら、老人のターバンの色だった。

ラジャスターン州の人々(基本的に男性)は、
スィク教徒ではないがターバンを巻いている。
風に舞う砂や厳しい日差しから頭を守るためだ。

ラジャスターン州にはスィク教徒は、あまりいないようだ。
彼らはタイガー・ジェット・シンばりに体格がいいのと、
髭もじゃなので見分ける事は簡単だ。
よく見るとターバンの巻き方が若干違う事も解るようになる。

老人は狭い路地を向こうから歩いて来た。
杖を突きながら歩いて来たので目線は地面だった。

 カメラを構えた私には全く気づいておらず、
写真を撮り終わって道を譲ったところで、
ようやく私を視界に捕らえてビックリしていた。

おじいちゃん、驚かせてごめんね。

 ≪ 関連記事 ≫ 

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【インドの人々】 ~ ジャイサルメール② ~
【インドの人々】 ~ ジャイサルメール③ ~
【インドの人々】 ~ ジャイサルメール④ ~
【インドの人々】 ~ ジャイサルメール⑤ ~
【インドの人々】 ~ ジャイサルメール⑥ ~
【インドの人々】 ~ ジャイサルメール⑦ ~



   

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