カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

エドウィン・バレロ 追悼

2010年04月19日 20時36分59秒 | スポーツ / SPORTS
【神の拳】と呼ばれた男は、衝撃的な最期を遂げた。

エドウィン・バレロ 享年28歳
1981年12月3日ベネズエラ、メリダ州ボレロアルト出身。

第39代 WBA世界スーパーフェザー級チャンピオン
第33代 WBC世界ライト級チャンピオン
生涯成績 27戦27勝全勝(全27KO)無敗。


昨日ベネズエラのホテルで妻を殺害した容疑で逮捕され、
今日、警察署の留置場にて自殺。
 (事件そのものは認めていた模様。)


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バレロ選手の試合を見たのは27戦中たった3戦だけだった。(下記)
2007年1月のロサダ戦、5月の本望戦、2008年6月の嶋田戦である。

 ≪ 関連記事 ≫ 

WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ  バレロロサダ戦
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ バレロ本望戦
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ バレロ嶋田戦


2007年の11月、後楽園ホールに帝拳ジムの選手の応援に来ていた。

この時はリナレス選手と一緒にいたので、
二人を見つけたファンが周りを取り囲みリングサイドに列を成し、
かなり試合の進行の妨げとなった。

私は迷惑にならないようインターバルの間にサインと握手を求めた。
ダークグレイのスーツ姿の彼は、とても紳士的で優しかった。
リング上での鬼の形相、鬼気迫る迫力とは別人だった。
握手の時は両手で優しく握ってくれたし、
言葉は通じないのだが終始ニコニコと笑顔で歓迎しているに見えた。

 上記のサインには当時の戦績である「22KO」と記されている。


日本の帝拳から離れてアメリカへ渡った2009年頃から、
おかしくなってきたようだった。
金銭トラブルとか、家庭内で暴力を振るったりとか、
アルコール中毒だとか、精神を病んでいるたか、
伝わってくるニュースはネガティブな物ばかりだった。

そして・・・・今回の事件・・・ショッキングだった。
いったいどうしたのだろうか。
事件の真相を語らぬまま、彼はあっという間に、
この世からいなくなってしまった。

お二人のご冥福をお祈りいたします。(合掌)

予断だが・・・・
わが友である小堀君ともスパーリングした事があるが、小堀君曰く
「バレロ選手のような、当たってヤバイと思うパンチなら避けます。」


本当に強いパンチだったそうだ。まだまだ観たかった。
不幸な結末になってしまった事が悔やまれる。
どうにもならなかったかもしれないが・・・。
コメント
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