WBA世界スーパーフェザー級チャンピオン
エドウィン・バレロ(帝拳)
21勝(21KO)
WBA同級2位
本望 信人(角海老宝石)
29勝(5KO)4敗2分
写真右側:黒いトランクスが左ストレートを放つバレロ選手。
写真左側:青いトランクスの本望選手がかわす。
泣く子も黙る怪物バレロ選手を相手に、
7年間負けなしの本望選手のディフェンスが世界に通じるか
しかし・・・「世紀の番狂わせ」とは、失礼だなぁ・・・・。
1ラウンド:バレロ選手が左ストレートから踏み込むが、
前回ほどのプレッシャーは感じない。
ガードを高く上げた本望選手が、
かわして左右の細かいフックを当てる。
パンチの重さとアグッレシブさでややバレロ選手の優勢。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
2ラウンド:前進して強打を振るうバレロ選手、
かわす本望選手の構図。早くも本望選手が眉間をカット。
これはバレロ選手の有効なヒッティング。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
3ラウンド:バレロ選手は左ストレートから連打を放って追う。
本望選手は、バレロ選手の打ち終わりに左フックを返すが浅い。
本望選手は右目の上もカット。これもバレロ選手の有効なヒッティング。
まともに当たってはいないがバレロ選手のパンチの威力はすさまじい。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
4ラウンド:バレロ選手は連打でつめていくが空振りも多い。
本望選手は左目の下もカット。これもバレロ選手の有効なヒッティング。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
5ラウンド:バレロ選手が素早い連打で追って行く。
クリンチで逃れる本望選手だが、右顔面が出血で真っ赤。
一度目のドクターチェックが入る。傷が大きいようだ。
バレロ選手の打ち終わりに本望選手も左右フックを返すが浅い。
右目の上をもう一箇所カット。これも有効なヒッティング。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
6ラウンド:バレロ選手は強引にボディから顔面へ連打。
カットしている本望選手も果敢に打ち合いに応じる。
本望選手はまともにもらってはいないが、
パンチ力の差は歴然としている。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
7ラウンド:バレロ選手のパンチは一発が重いが、
空振りも目立つ。傷を負い時間がない本望選手が、
打ち終わりに左右のフックを当てる。
手数でバレロ選手だが、ヒット数で本望選手。
(バレロ選手:9-10:本望選手)
8ラウンド:バレロ選手が出るが、本望選手はクリンチで逃げる。
またもドクターチェック。本望選手は勇敢にも連打で前に出る。
しかし右目の上の傷が試合続行不可能と判断され、
1分54秒、バレロ選手のTKO勝ち。
予想通り・・・本望選手の顔面が切れて試合が止まってしまった。
頑張っていただけに最後まで戦わせたかったが、
あのまま進んでもバレロ選手の優勢は変わらなかっただろう。
しかし、本望選手にもっとパンチ力があれば、
もしかして・・・と思わせるシーンはあった。
戦前から圧倒的な不利と予想されてはいたが、
そのディフェンス技術が世界に通用する事を見せてくれた。
敗れはしたが、持ち味を発揮したいい試合だった。
この日、一番盛り上がった。
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しかし・・・「世紀の番狂わせ」とは、失礼だなぁ・・・・。
1ラウンド:バレロ選手が左ストレートから踏み込むが、
前回ほどのプレッシャーは感じない。
ガードを高く上げた本望選手が、
かわして左右の細かいフックを当てる。
パンチの重さとアグッレシブさでややバレロ選手の優勢。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
2ラウンド:前進して強打を振るうバレロ選手、
かわす本望選手の構図。早くも本望選手が眉間をカット。
これはバレロ選手の有効なヒッティング。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
3ラウンド:バレロ選手は左ストレートから連打を放って追う。
本望選手は、バレロ選手の打ち終わりに左フックを返すが浅い。
本望選手は右目の上もカット。これもバレロ選手の有効なヒッティング。
まともに当たってはいないがバレロ選手のパンチの威力はすさまじい。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
4ラウンド:バレロ選手は連打でつめていくが空振りも多い。
本望選手は左目の下もカット。これもバレロ選手の有効なヒッティング。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
5ラウンド:バレロ選手が素早い連打で追って行く。
クリンチで逃れる本望選手だが、右顔面が出血で真っ赤。
一度目のドクターチェックが入る。傷が大きいようだ。
バレロ選手の打ち終わりに本望選手も左右フックを返すが浅い。
右目の上をもう一箇所カット。これも有効なヒッティング。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
6ラウンド:バレロ選手は強引にボディから顔面へ連打。
カットしている本望選手も果敢に打ち合いに応じる。
本望選手はまともにもらってはいないが、
パンチ力の差は歴然としている。
(バレロ選手:10-9:本望選手)
7ラウンド:バレロ選手のパンチは一発が重いが、
空振りも目立つ。傷を負い時間がない本望選手が、
打ち終わりに左右のフックを当てる。
手数でバレロ選手だが、ヒット数で本望選手。
(バレロ選手:9-10:本望選手)
8ラウンド:バレロ選手が出るが、本望選手はクリンチで逃げる。
またもドクターチェック。本望選手は勇敢にも連打で前に出る。
しかし右目の上の傷が試合続行不可能と判断され、
1分54秒、バレロ選手のTKO勝ち。
予想通り・・・本望選手の顔面が切れて試合が止まってしまった。
頑張っていただけに最後まで戦わせたかったが、
あのまま進んでもバレロ選手の優勢は変わらなかっただろう。
しかし、本望選手にもっとパンチ力があれば、
もしかして・・・と思わせるシーンはあった。
戦前から圧倒的な不利と予想されてはいたが、
そのディフェンス技術が世界に通用する事を見せてくれた。
敗れはしたが、持ち味を発揮したいい試合だった。
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