すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

J.J.エイブラムス「M:i:III」

2006-07-13 20:55:21 | 映画評
安定した娯楽映画でした


「M:i:III」を見てきました。

「M:i:III」公式サイト
「M:i:III」goo映画

最初は「カーズ」も選択肢にあったのですが、一人で行くのは、ツライかと思いまして。
きっとガキだらけだろうから……………。


で、「M:i:III」の感想ですが、普通に良く出来たアクション映画。

切れ間ないアクションの連続で、ちょっくら荒唐無稽なストーリーですが、グイグイ引き込まれていきます。

「007」と同じように、「そんなメカで、問題を解決かよ」と思う箇所もありますが、ボンドほど男臭さ全開で障害物を蹴散らすのではなく、ちゃんと身体を張って仕事をしているのだ、「まぁいいか」と納得できる程度の荒唐無稽さです。

(ライフル(?)で対地爆撃機を打ち落としていながら、普通の輸送ヘリは逃がしてしまうのは、ちょっとどうかと思ったが、……………まぁ、いいか)


しかし、超映画批評でのご指摘の通り、とにかく、トムが出ずっぱり。

全体の八割に、彼が登場しています。

「やっぱ、トム、かっこいい」と思う反面、「トムも年老いたな」と感慨深いものも。


特別、ケチをつけるところもないのですが、多少気になったのは、最後があっさりしていたところ。

途中で「これ、「逃亡者」と同じパターンだな」
と気がついたので、大どんでん返しは期待していなかったのですが、それにしても、最後の敵役のボスとの対決が、意外にあっさり。

もう一つ、派手なアクションがあるのか? と期待してましたが、そんなこともなくエンディングへ。

撮影場所が中国だったから、あんまり無理ができなかったのか?


それはともかく。
映画館で見るには、ちょうどいい娯楽映画に仕上がっていました。


「007」の感想。
マーティン・キャンベル「007/ゴールデンアイ」あそこまでモジャモジャだと胸毛も素敵