皆さんこんにちは、駿台ミャンマー校です。
現地の日本人学校では宿泊体験学習というものが行われます。普段とは違う所に行き、文化遺産に触れる、行動の範囲を広げる、友達との結束を強めるこの行事、私の中では学校行事の中でも1、2を争う大イベントだと思っています。
さて、ここミャンマーでも例えば地方都市マンダレーや文化遺産があるバガンに行くなど過去に行事がございましたが、私もミャンマー勤務になる前に1人でミャンマー旅行に来た事がありました。一番印象に残っているのは、空港のさらに北にあるお寺に行ったときにあるお坊さんと出会い、そのお坊さんにヤンゴン市内を案内してもらった事でした。お坊さんといっても私より若く、当時20歳過ぎくらいに見えた人で、まだ珍しかった日本人旅行者に興味を持ったのか、偶然訪れたお寺から、有名な別のお寺や他の場所などヤンゴン市内を案内してくれました。今から10年以上前なので空港近くの道路もまだ舗装されておらず赤土のままで、トラックの荷台に乗り市内まで移動したのを覚えています。暑季でしたので非常に暑く、お寺の床が熱い中お坊さんは裸足ですたすたと歩き、その後ろを私がつま先立ちでひたすら追いかける、どこかの映画のような感じでした。その時写真を撮り、帰国後EMSで送ったのですが、それから月日が経ち、自分がなぜかミャンマーで生活するようになったので少し前に同じお寺を訪ねてみましたが、もうそのお坊さんはそこには居ませんでした。聞けばお坊さんは色々なお寺を転々とするらしく、写真を見せてもそこにいる人たちは誰一人そのお坊さんを知らないようでした。今はどこにいるのでしょうか、縁があればまた会いたいものです。
駿台ミャンマー校 T.Y