下の絵を見てください。
算数の計算問題です。答えはいくつでしょうか????
「27」か「2」と答えがでたと思います。
この計算問題が一瞬でできない、もしくは答えが2通りあるのはなぜでしょう。
答えが2通りあるのは、足すか割るかで迷うからだと思います。
一瞬で計算ができないのは、私たちの脳が使えるリソースを、
文字を解読するのに使用して計算にリソースを使えないからだと考えられます。
1問だけなら、何だろうと考えることができます。
もし、これが生活面すべてで起こった場合どうなるでしょうか?
学校生活、とくに授業ではどうでしょう
脳のリソースを黒板の字を解読するために使うので、黒板の内容を理解する・覚えるのに力を割けません。
結果わからないところが増え、成績の低下につながり、勉強のやる気がなくなってくるのではないでしょうか?
黒板を見るのがつらそうな生徒に、「めがねは?」と聞くことがあります。
ノートは友達のを写せばいい!席の前の方に座ればいい!めがねは似合わないからイヤ!って返事がよく返ってきます。
教室のなかだけでは、なんとかなるのかもしれません。
しかし、入試の日は教室のどこに座るかわかりません。
時計が見えない、時間割や問題の訂正が見えない場合はどうしましょう。
例えば下の画像です。訂正は二酸化なにでしょうか?
私生活ではどうでしょう
風景・広告・掲示物などが見えてないので、いろいろな情報が入ってこないです。
学校の勉強と違うので問題無いと思われそうですが、
外部からの情報の蓄積が、知識の幅につながってくるのではないでしょうか?
見えないものに興味はわかないと思います。
視力検査は自己申告です。はっきりと見えているかどうかは、他人からはわかりません。
何かのきっかけでお子様の視力が悪いと感じた場合は、メガネの購入を検討して頂きたいと思っています。
駿台ミュンヘン校 T.O