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若者についていけない?

2023年01月18日 | 【海外校 アメリカ地区】
 生徒たちとの話の中で、最近のゲームや漫画が話題になることがよくあります。

 よく耳にするのは、ゲームだと『スプラトゥーン』や『フォートナイト』、漫画やアニメだと『ワンピース』や『呪術廻戦』などのタイトルです。正直、聞いたことのある程度で内容はよくわかりません。また、特にそれらに興味もありません。自分が子供の頃はゲームもやり、漫画も読み、アニメも見ていました。やっていることに大きな変化はないと思います。だから、現在の若者がそれに夢中になること自体は理解ができます。

 ではなぜ自分の興味が湧かないのか。おそらく、自分の経験したものが最高だと思っているからです。ゲームといえば草創期の『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』などの名作があり、漫画も少年誌の黄金期、アニメは『ガンダム』シリーズなどが全盛でした。これは他の分野の文化についてもいえるかもしれません。音楽や映画、文学などの爛熟期も過去のものになっているような気がします。ここ20年くらいはIT技術が大きく進歩した半面、文化についてはあらゆる分野で過去のコンテンツの古典化が進んで新しいものが停滞しているような気がします。

 これは果たして老いなのか、そう考えるのもちょっと嫌ですが、自分は特に新しいものについていこうと思うことはなく、自分の好きなもの・好きだったものを生徒に推すことが多いです。意外とこれが受け入れられることもあります。昔のものだから敬遠する、ということがないのが現代の若者の特徴なのか…。それとも単純に外国にいて日本に対する知識が少ないからかもしれません。いずれにしても、世代間のギャップというのは実は思っている以上に少ないかもしれません。自分も含めたオジサンたちも、食わず嫌いにならずに色々と吸収した方がいいのかもしれません。


駿台コロンバス校
D.A.

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