実は路面電車自体が丸一日遅延したわけではなく、路面電車の話題を一日遅れで書き込むことにしたので、そんなタイトルにしてみました。
一日遅れである理由は、昨日6/10が、路面(ろ→6、めん)、電車(でん→テン→10、しゃ)の日だったからです。かなり苦しいような記念日ですね。
さて、そういう日だったので、昨日は、「路面電車に脚光!」というような取り上げ方がテレビなどで見られました。脚光を浴びる理由は、建設コストが安い公共交通機関としての期待、道路から気軽に乗車できるバリアフリー性の高さ等々・・・にあります。結果、一時期、次々と廃止された路面電車を復活しようという話題なのですが、もう何年も何年もこの時期になると出てくる話題で、その割にはなかなか進まない現実があります。
それでも、富山やパリのような積極的導入事例を見てみると、環境問題、福祉問題、エネルギー問題等と様々な社会問題と結びついていることが分かります。トラム王国のアムステルダムでは、無賃乗車対策を兼ねた雇用の創出という問題が、トラムのワンマン運行からツーマン運行へ復活したことに見ることが出来ます。
世界の各地で目にする、と言っても限定的かもしれませんが、ふだん何気に目にしている乗り物ひとつからも、たくさんの話題を探し出すことは出来るのです。
(Nas)
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