帰国生の高校入試でも、学校の成績を考慮に入れる学校があります。一般推薦入試、帰国生推薦入試、書類選考入試、受験科目に「調査書」の記載のあるもの、面接を行うものなどです。
上記の学校では、日本人学校、現地校、インターナショナルスクール問わず、成績表の提出が求められ、合否の評価対象となります。
今回は、国際基督教大学高校についてです。
・国際基督教大学高校 帰国生推薦入試
~出願資格~
A国内の中学校または日本人学校の中学校卒業
①3年次の学年成績の合計が9科目5段階評価で40以上であること
②実用英語技能検定試験(英検)2級以上、TOEFL : iBT52点以上、TOEIC 550点以上のいずれかを取得、
もしくは他の外国語検定試験において同等のレベルを示す資格を取得していること
B海外の現地校またはインターナショナルスクールにおいて、日本の中学校に相当する
学年(米国系はGrade 7、英国系はYear 8以降)に継続して2学年間以上在籍し、以下の①と②を共に満たす者
①海外の現地校またはインターナショナルスクールで優秀な成績を修めていること
②実用英語技能検定試験(英検)準1級以上、TOEFL : iBT79点以上、TOEIC730点以上のいずれかを取得、
もしくは他の外国語検定試験において同等のレベルを示す資格を取得していること
・国際基督教大学高校 帰国生書類選考入試
~受験科目~
①書類審査
②面接
※書類…ア) 中学校3年間分の成績原本(厳封)
イ) 上記の期間に発行された全ての通知表のコピー、
またはレポートカードのコピー(科目のレベル、欠席の理由などを記載)任意提出ではあるけれど、
ウ)外国語検定試験結果証明書
日本人学校、現地校、インターナショナルスクールであっても、成績表が評価の対象になっています。
現地校・インターナショナルスクールから日本国内の学校や日本人学校に転編入した生徒の場合は、
推薦入試のどちらの基準にあたるかは、帰国時期も影響すると思われますので、学校に問い合わせることが必要です。
mks